西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

【※ワクチン情報あり〼※】多くの児童生徒と教師がオンライン学活さえしたことがないというのが現実。こんな状況で、オンライン学習の推進なんてできますか?

2021-08-02 17:08:06 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

新型コロナワクチンの接種についてですが、8/4(水)の午前9時から追加予約受付が行われることになりました。
内容はこちら。
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ちなみに、こちら
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●市内施設に従事している教職員や保育士、介護サービス従事者等を対象とした、市独自の優先接種枠を設けて予約受付を行った
→この優先接種の予約受付の締切を7月 30 日(金)としていた
→が、空き枠が生じたことから、接種券をお持ちのすべての方を対象とした追加予約受付を行う!
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というものです。
今日公表されての明後日なので、市政ニュースにも載りませんし、比較的、予約が取りやすそうな???
まだ予約が取れていない方で、接種を希望されている方のため、情報提供しておきます。

さて本題、少し飛ばしてしまっている6月議会で行った、一般質問のご報告の続きです。
今日は学校でのオンライン教育推進についてですよ。
それでは、どうぞ。

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市は昨年12月、オンライン教育への対応方針として「GIGAスクール・スタートパッケージ(速報版)」を示しました。
その中で、市は
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●ステップ1として「オンラインで朝の会・終わりの会を行い、児童生徒と教職員の間でコミュニケーションを取るとともに課題を指示」
●ステップ2として「よりオンラインを活用した形での授業実施」を進める考え
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を示したうえで、『学級閉鎖・休校が長期化した場合でも最低限、各校が「ステップ1」を実施できる状態にあり、各校の状況に応じて、「ステップ2」を実施する』としています。

しかし現実には、各校の状況は「学校全体のうち、少なくとも1学級が一度はオンライン学活をしたことがある」という段階に留まっています。
教師を対象としたタブレットの研修は2020年度に終了したと言うものの、多くの児童生徒と教師は一度もオンライン学活さえしたことがありません。
このような状況で、オンラインでの対応が必要な状況が生まれたときに円滑に実施できるとは思えません。

また本人もしくは家族が基礎疾患を持っている、高齢者と同居している等の状況があり、感染リスクが高い状況下で学校に行くことに、強い拒否感を持つ家庭も一定数、存在します。
こうした家庭の存在も念頭に、オンラインでの教育を選択できる体制を早急に構築するべきです。
それでは以上の内容を踏まえて2点質問します。

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タブレットを配備したところで、活用されなければ意味がないですよね。
というわけで次回以降、具体的な質疑の内容をご報告してまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。