西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

西宮市職員の出張手当額は大臣レベル。速やかに金額と支給ルールを見直すべきです!

2021-08-27 16:02:10 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年8月の記者発表@西宮市HP
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●新型コロナウイルスの感染者が全国的に若年層を中心に拡大し、妊婦の感染者も確認されている
→妊娠中、特に妊娠後期に感染すると重症化しやすい
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ことから、妊婦および妊婦と同居する方を対象に
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●個別接種医療機関の拡充と接種の推奨
●集団接種の妊婦等接種予約枠の創設
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を進める考えが本日、示されました。
詳細は以下の通り。
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具体的な内容が示されるのは、もう少し先になりそうですね。
また新たな情報等あれば、ご報告させていただきます。

さて本題、実はまだ終わっていなかった6月議会での一般質問のご報告の続きです。
来週から9月議会も始まることですし、いい加減に終わらせてしまわねば…ですね。
というわけで以前からブログでも取り上げており、市政報告で配布したところ、大きな反響も頂いた出張手当的な手当てについての話です。
それでは、どうぞ。
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資料⑤をご覧ください。
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本市では市職員が業務で市外に出た場合、原則、
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●特別職は1日当たり3,800円
●一般職は1日当たり3,500円
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の日当が支給されます。
しかしながら、日当の支給金額は国では
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●総理大臣3,800円
●その他大臣3,300円
●事務次官3,000円
●一般職1,700~2,600円
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となっています。
また本市と同じ中核市の平均は2,000円台前半であり、西宮市の日当は中核市中、ダントツ1位の高さです。
2017年度は約581万円、2018年度は約637万円、2019年度は約649万円の日当が支給されていますが、適正な金額に見直すことで、支給額は大幅に抑制できます。
なお支給額については長期滞在の場合、一定割合を減額する等の運用がなされているため、きりの良い数字となっていない場合もあること、ご理解ください。

さて日当については、もう一つ問題があります。
自治体全般の慣行として、比較的近くの他自治体に出て仕事した場合、全額支給するほどではないということで日当の半額、いわゆる半日当を支給するという運用がなされています。
資料⑥に近隣市を含めた半日当の支給状況をまとめました。
ご覧ください。
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尼崎市や三田市では近畿圏の大部分が半日当の支給対象外です。
川西・宝塚・伊丹の各市は西宮市同様、一部の近隣自治体を除いて半日当を支給していますが、これら自治体に比べても、本市の半日当支給基準は甘いと感じます。
例えば、川西市では猪名川町、三田市、池田市、箕面市、豊中市、吹田市、高槻市、守口市、枚方市、茨木市、寝屋川市、門真市、摂津市、豊能町、能勢町は半日当の支給対象外となっています。
宝塚市では川西市、三田市、池田市、箕面市、豊中市、猪名川町が、伊丹市では川西市、豊中市・吹田市・箕面市・池田市が半日当の支給対象外です。
これに対して本市の場合、半日当の支給対象外は大阪・神戸・尼崎・芦屋・伊丹・宝塚の各市のみです。
しかしながら、そもそも川西市や池田市・豊中市・吹田市といった近隣自治体での仕事に対して、手当を支給する必要があるのでしょうか。

2020年度はコロナ禍による影響が大きかったため、2017~2019年度の半日当支給実績を見ると概ね、年間の支給対象人数が延べ600人以上、毎年100万円以上を支出しています。
また支給対象となっている事例が多いのは、兵庫県下では川西・明石・三田の各市と猪名川町、大阪府下では吹田・豊中・堺・東大阪の各市です。
半日当の支給対象を見直すことで、支給額を抑制できます。
それでは以上の内容を踏まえて2点質問します。

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ということで次回以降、具体的な質疑の内容についてご報告します。
こちらについては非常に前向きな答弁を得ることができたので、乞う・ご期待。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。