西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

持ち時間の関係で、コロナ対応についての問題提議はお蔵入り。でも、市全体としての対応を意識することって大切だと思うんですよね…

2022-12-06 12:31:20 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

木曜日に迫った一般質問の項目、以下の内容で確定しました。
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当日の出番は既報の通り、14:50頃からの予定。
市議会本会議場での直接傍聴は勿論のこと、以下のインターネット中継やさくらFMでもご確認頂けます。
今任期最後ですもの、それに相応しい内容にできるよう努めます!
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西宮市議会 議会中継@西宮市議会HP

さて本題。
今日は12月議会×一般質問で取り上げることを考えていたが、時間的な制約に加えて、当局側とも問題意識を一定共有できたと感じたことから、お蔵入りとした話についてご紹介をば。
質問の内容は、以下な感じを想定していました。
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●本市には大規模災害発生時の対応方針等を示した「西宮市地域防災計画」が存在する
●例えば「地震災害対策編」では/物資供給部:経済部長/動員部:人事部長/避難部:教育総括室長/調査部:税務部長/衛生部:環境総括室長/といった形で初動体制を構築すると決められている
→その後の対応についても各部署がそれぞれ発生することが想定される事態への対応を包括的・網羅的に分担して対応するための事務分掌が定められている
→つまりは全庁挙げて、対応可能な体制が整っている
●ところが当該計画の対象に、感染症対策は含まれていない
→そのためコロナ対策の主軸はあくまで保健所・健康福祉局であり、他の部署は応援という形がとられ、今に至るも、そうした形が継続している
→その結果、感染者数が増加すると、保健所がパニック状態に陥る一方で、他の部署ではどこか他人ごと的な雰囲気が蔓延する…といった事態が繰り返されている
→しかしながら、こうした体制には非常に大きな問題がある
●医療相談、患者の健康観察等は保健所でなければできない業務
→が、ワクチン接種や予防・制度変更等に関わる広報や、生活支援物資・抗原検査キット等の支給、ワクチン接種の現場管理などの業務や、それに付随する事務的業務は、保健所でなくても対応可能
→実際、他の自治体においてはこうした業務の切り分けを行い、保健所は保健所でないとできない本来業務に集中した事例もある
→今後のことを考えるなら、
・地域防災計画に感染症対策も含めること
これまでの対応を踏まえ、必要となった業務を整理するとともに、他の大規模災害発生時と同じく、各部署が分担して業務にあたることができるよう具体的な事務分掌を定めることが重要
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市の見解はどうか?
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以前、市が「これまでのコロナ対応を検証する!」として示された内容がありました。
が、そこで示された内容は、保健所の対応に限定されたものだったんですよね。
いやいや、そうじゃなくて、市役所全体の対応を検証しないと意味がないでしょ...と。
こういうところにも、とても根深い、縦割り意識を垣間見る気がします。。。
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【ご参照】
むしろこれまでの市の対応全体をこそ検証するべきでは?保健所の対応策だけを示しても、意味がないと思うのですが…+α。@2021年7月のブログ

上でも述べたとおり、
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●時間の制約があること
●事前の調整の中で一定、市と問題意識を共有できたと感じたこと
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から、この内容は12月議会での一般質問のテーマとしては取り上げませんでした。
が第8波の到来が言われる中、
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●特定の部署に過大な負担がかからないようにすること
●意識の上でも体制の上でも、全庁が一丸となってコロナ対応に取り組むこと
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が重要なのは言うまでもありません

引き続き、大きな興味と関心を持って、今後の推移を見守ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP

市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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