1月は行く、2月は逃げる…とはよく言ったものですね。
早くも2月に入ったかと思うと、早すぎる…
ほんと、4月の選挙なんてアッという間にやってきそうですね。。。
さて本題、本日は前回に引き続き、12月議会での一般質問のご報告の続きですよ。
それでは早速どうぞ!
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保育士が行う業務は多岐にわたりますが、中でも事務作業による負担感が強いと言われています。
事務作業を減らすことで、保育士が園児と直接向き合う時間を増やすことができます。
これは保育の質を向上し、子供たちの健やかな育ちを支援すると共に、保育士にとっての職場の魅力向上・負担軽減にもつながります。
こうした考えの下、私は昨年12月議会において、保育所業務のICT化を推進するよう求めました。
その結果、本年度、瓦木北保育所と北夙川保育所の2園で保育所支援システムを試験的に導入。
現在、両園において実証実験が行われていますが、この度、両園の保育士と保護者を対象としたアンケートが実施されました。
資料⑤をご覧ください。
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今回、導入されたシステムは瓦木北と北夙川で異なりますが、アンケート結果では、何れの園でも
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●2ヶ月間で数百時間の業務時間縮減効果が出ている
→とりわけ普段から残業の多い所長・副所長の業務時間縮減効果が顕著
→現時点では、多大な時間を要する指導計画・日誌作成機能を利用していないことや、今はまだ不慣れな保育士も多いことから、より一層の業務時間縮減が期待できる可能性が高い
●保育士・保護者とも「今後も、こういったシステムを利用したい」という声が圧倒的多数を占めている
→とりわけ保護者の大多数が「保育所への連絡の負担が軽減された」「園からのお知らせが受け取りやすくなった」「電子化された連絡表が使いやすくなった」「園での児童の様子が分かりやすくなった」と感じている
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といった、きわめて良好な結果が示されています。
当局の説明によると、公立保育所全23園への当該システム導入に必要な費用はiPad代も含めて、年間1,500万~2,000万円程度。
1園あたり概ね年間100万円弱となります。
確かに一定の金額ではありますが、この程度の費用なら残業代の縮減や事務補助員の見直しといった費用削減効果は勿論のこと、保護者・児童に対する保育の質やサービスの向上、保育士にとっての魅力の向上といった点から、十分以上に元が取れると考えます。
市が先行してこうした取組を実施することでノウハウを蓄積する。
そして私立園にもこうした情報を提供し、西宮市の保育所全体が保護者・児童・保育士、全ての関係者にとって魅力的な保育を作る。
それこそが喫緊の課題である保育士の負担軽減・保育士不足への有効な対策ともなる。
こうした観点からも、早急にICT化を進めるべきです。
それでは以上の内容を踏まえて、質問します。
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と、ここまでが前振り。
次回以降のブログにて、具体的な質疑のやり取りについてご報告します。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
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