明後日は、会派を代表しての質問(=代表質問)で16時頃、登壇予定。
なので勿論そちらが業務の中心なわけですが、4月に選挙が近づいていることもあり、その準備も進めなければ...なんですよね。
というわけで今日、西宮市議会議員選挙に出馬するために必要な30万円を納めてきました。
色々とやらなきゃならないことが多いなあ...
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てなボヤキはさておき、昨年12月議会で行った一般質問のご報告のラストです。
なんとか代表質問前に終わらせることができて、個人的にはほっと一息ですね。
それでは、どうぞ。
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【質問③】
市は、地域型保育施設の「新規」開設者には、建物の改修費の一部を補助している。
移設や改修に対しても、こういった支援を行うべきと考えるが、どうか?
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【答弁③】
現在、待機児童対策として、保育需要の高い地域に限定して民間施設の整備を行っております。
地域型保育施設は、卒園児の受入先の確保が課題であり、公募の条件は、保育所の新設と合わせて地域型保育施設を整備する、もしくは、市内の既存施設が地域型保育施設を整備する、いずれの場合も卒園児を自園で受け入れることとしております。
現時点におきましては、限られた予算の中で、待機児童対策としての施設整備に取組んでおりますが、今後、地域型保育施設の老朽化等に伴い、移転や改修に必要な経費が発生する可能性があることは認識しており、補助のあり方について、今後、検討してまいります。
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【意見要望③】
地域型保育施設の移設や改修に対する補助については、「今後、地域型保育施設の老朽化等に伴い、移転や改修に必要な経費が発生する可能性があることは認識しており、補助のあり方について、検討してまいります。」とのご答弁でした。
過去に実績があり、続けたいと思っている。
実際に通っていたり、施設の存続を希望する家庭も多数存在する。
にもかかわらず、移転・修繕のために必要な資金や場所の問題で続けることができない。
そんな施設が出てきて、そのために地域で行き場を失う家庭や子供が現れ、待機児童が増える。
このような事態が起きるのを、見逃すわけにはいきません。
繰り返しになりますが、市自身が、答弁で「引き続き、対策を講じなければ待機児童数は増加に転じると考えている」「本市の待機児童数のピークが来るのは、令和7年度より、まだ先」という認識を示しています。
であれば、現存する地域型保育施設がなくなってしまっては困る場面があるはずです。
答弁の内容を踏まえ、早急に「補助のあり方について検討」を進め、現在、補助対象となっている新設だけでなく、移転についても速やかに補助対象に加えるべきです。
この点、強く指摘すると共に、今後の推移を見守ってまいります。
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やり取り自体は上に書いたとおりですが、この過程で、改めてつくづく感じたのが「役所って、お金を使う側の立場に対して、甚だ鈍感...」ということでした。
施設を経営する側からすると、必要となるお金を全額自己負担しなければならないのか?一部でも補助が出るのか?で大違い。
それによって、自分が負担しなければならない金額が大きく変わるわけですし、当然ですよね。
でも「必要なお金は、全て役所から出るのが当たり前!」という環境に長くいると、そういうのが分からなくなりがちなんやろなあ、と。
勿論、なんでもかんでも補助金を出せばいいとは全く思っていません。
とはいえ、こういういろんなところに垣間見える「お金は天から降ってくる」的な感覚、なおしていければなあ...と思います。
とぼやいておいて、今日のブログはこれにて失礼します。