個人的に、また、こんなん作るのに無駄な手間かけてるわ…と思った計画。
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もちろん、再犯防止は大事だと思いますし、それに向けた取組に意味がないとも思いません。
が、その中で市ができる役割は甚だ限定されますし、この計画に示されている内容も、そんな状況を如実に反映したものとなっています。
正直、これまでやってることを、ただただ寄せあわせたようなことしか書いてないよな…
何度も言っていることですが、そこまで「職員が疲弊している!職員が足りない!」と言うなら、こういうところこそ見直してはどうかと思うんですけどね。。。
さて本題。
きっかけはSNS上で
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●育休中は、留守家庭児童育成センターを利用できないのはおかしい!
→身近に、育休を取得したため、退所を迫られた事例があった
→子育て支援の一環として見直すべきでは?
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という趣旨のご意見を頂いたことでした。
確認したところ、確かに育成センターについては「育休中は利用不可」なんですよね。
(ただし「出産(予定)日の前後8週間(産前8週前の日が属する月から、産後8週目の日が属する月の月末まで)」は「利用可能」。)
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【西宮市HP×育成センターの「利用の要件」よりコピペ】
一方で、保育所の運用は「新たに育児休業を取得する時点で既に認可保育施設を利用しており、育児休業中も継続して保育の利用が必要と認められる場合」は「出生した児童が、1歳に達する日(誕生日の前日)の属する年度の末日まで受け入れ」となっています。
要は、留守家庭児童育成センターと保育所では、育休取得中の児童の預かりについての運用が大きく異なる、ということですね。
そもそも保育所と留守家庭児童育成センターは、就労等により昼間、家庭に保護者がいない児童を預かるものであり、求められる役割はほぼ同じです。
もちろん対象となる児童は、保育所は就学前、育成センターは小1~小3(一部、小4)ですから異なります。
ただ例えば、早生まれの一年生であれば、保育所の年長さんとほぼ変わらないわけで、ここは機能性を重視して、揃えてもいいのかな…とも。
育成センター全体で見ると、定数に満たず空きが出ている施設もあるわけで、こういった施設については、いろんな意味で柔軟な運用を心がけるべきだと思うんですよね。
以前から述べている5年生以上の受入なんかは、その一例だと思います。
一方で、待機児童が出ているような施設については、公平性という観点からも整理が必要だと思いますが。
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【ご参照】
育成センターでの4年生の受入が進んでいます。ただし、予定よりは遅れ気味。。。@2022年11月のブログ
そんなこんなを思いつつ、担当課と協議したところ
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●既に、来年度の募集を行っており、即座に対象を見直すことは困難
⇒が、提案された内容についてなるほどと思う部分もある
⇒一方、元々在宅で子育てされている方など、他の理由で育成センターの利用要件に該当しない方との整合性も考える必要がある
⇒今後、現場の意見も聞いた上で、検討を進める
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旨、回答を得ました。
それはそれで分かるよな...と思いつつ、今後の展開、しっかりと見ていかなければなりませんね。
国歌的危機とも言うべき少子化が進行しています。
自治体としてできることは限定されますが、できる限りの取組を進めるべきと考えています。
今後も、頂いたご意見をしっかりと受け止め、様々な課題に取り組んでまいります。
それでは今日のブログはこれにて失礼します。
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市内の感染状況@西宮市HP
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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