↓昨日、自宅に送られてきたFAX(クリックで拡大します)。↓
中央病院について、既存の「あり方検討委員会」と別に、
「西宮市立中央病院等移転整備等検討委員会」
という新しい委員会を、またもや立ち上げるという話らしく。
それにしても、「なんとか委員会」ってのが好きやなあ、と。
ところで、この委員会、名前やなんやかんやも含めて、
「中央病院の存続と移転・整備」が前提であるようにしか思えませんが、
そんな話、一体、どこで決まったんですかね???
全部で200億円もかかることが想定されるような話を、
こんな、なし崩しみたいな形で進めることには、
到底賛同しかねます。
都市管理㈱の話(近日、詳細を報告予定です)なんかも含めて、
こら、場合によっては、ほんまに腹括らなアカンかもしれんなあ、
等と思ったりもする、今日この頃。
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と、それはさておき、先日の学校徴収金の話の続きをば。
当初のヒアリング段階では、
「公金(税・社会保険料等、行政が強制力を持って徴収できるお金)と
私金(学校徴収金等、行政には強制力が無く、強制徴収するためには
訴訟に訴えなければならないお金)
の違いがあり、できない。」
という、何度聞いても、「???」な返事が返ってきたりもしていたのですが、
調査の結果、どうやら、そこが問題の核心ではないことが分かってきました。
(ここらへん、えらい時間がかかりました。。。)
で、結論から言うと、どうやら、
○各校園が、現在指定している金融機関と個別に契約を結んでいる
○各金融機関は、個人の口座から引き落とした金額を、
さらに「給食費」「教材費」など、細かい金種別に仕分けなければならない
○↑そのため↑金融機関にとっては、手間はかかるが、おいしさはなく、
対象金融機関となることを敬遠する傾向が強い
○結果、ほとんどの学校園が単独の口座しか指定できない
という一連の流れが最大の要因らしく。
でも、逆に言えば、この流れ自体を整理すれば、
「複数口座の設置は可能!」ということになるんだと思うんですよね。
例えば、
○各校・園が個別に口座を開くのではなく、
(例えば)教育委員会が一括して口座を開いたら、よいのでは?
○細かい金種別に仕分けなくても、
「本来、個人が支払うべき金額からの不足額の合計」
が分かればOKという考えに転換すれば、よいのでは?
といったところを整理すればよいのではないかいな、と。
で、ここらへんを、きちんと整理すれば、金融機関側にとっても、
悪い話ではないんじゃないか??と思うのですよ。
というわけで、これに関わるなんやかんやを協議して、
今に至ると言うのが、これまでの大まかな流れというわけです。
率直な感想から言いますと、当初、
担当部署は、ムチャクチャ、後ろ向きだと感じていたのですよ。
が、話を進める過程で、だんだん、前向きになってくれているように
感じておりまして。
なにやら最近は、
○具体的な要件の整理
○実際に、「一括振替方式」を実施している先進市への視察実施
という話もでてきているらしく。
ずいぶん、前進したなあ、と思っています。
問題の大小問わず、思うことなのですが。
「今、こうなっているから、今後もこうする」ではなく、
「これって、そもそも、どうなん???」というところから考えること。
これなしでは、効率的な行政運営などありえないわけで。
厳しい財政状況を直視し、責任ある姿勢で行政運営に取り組むこと。
市長を始め、行政当局には、切に、こうした姿勢での行政運営を行うよう、
望む次第です。