西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

適正な事業者を選ぶには、配点基準を適正化すること。というわけで、業種に応じた配点を設定することが重要です!

2019-08-05 17:45:41 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

カブトムシの卵、発見!!
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と喜んでいたら、なんか場合によってはものすごい数を生み、それが育ちまくるとえらいことになる...
的な話もあるようで、悩ましい。
ちょっと様子を見ていかなければなりませんね。

さて本題、一般質問のご報告の続きです。
前回の話は、「なぜか他の事業者より1500万円も高い金額を提示したところが選ばれてるんですけど、それってあかんでしょ!!」という話でした。
というわけで、今日は、その前段を踏まえての続きです。
それでは、どうぞ。

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【質問】
指定管理者選定の際の配点を定める全庁統一ルールを設定し、全部署が、そのルールに則って価格点・運営点の割合を設定すべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁】
指定管理者の選定における評価項目ごとの配点のうち、価格点の決定につきましては、
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●施設のコンセプトのほか
●業務の専門性
●施設において提供するサービスの性質
●業務の執行体制や指定管理料に占める人件費の割合
●収入増加を図るための事業者の独自提案内容
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など、個別の選定委員会において、様々な視点から専門的な見地も踏まえ総合的な検討を行っております。

今年度からは社会福祉施設などを除き、価格点の配点の下限を20%とするとともに、公募前に価格点の配点や指定管理期間中の指定管理料の見込み等に関して財政部への事前協議を求めるなど、適切な予算計上に向けた見直しを行ったところです。
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(ちなみに、この赤字部分も私からの指摘を受けて、見直された内容の一部です。
 価格点が10点だけであったために起きた今回の事例は、さすがにまずい...と、市も思ったことが透けて見えてくるような。)


指定管理者制度については、公の施設を直営から指定管理者の運営に移行することで、サービスの向上や経費節減が図られたとの評価が定着しております。
しかしながら制度導入以降、指定を重ねることで、経費節減効果が減少することから、各自治体では限られた予算で、いかにサービスの維持や向上を図るかに知恵を絞っており、公募前に事業者と対話の機会を持つ「サウンディング型市場調査」の実施や、モニタリングの結果を次期選定時の加点対象とする取組み、また性能発注により事業者の自由度の高い運営を認めるなど、様々な取組みが進んでおります。
ご指摘のとおり、指定管理者制度は制度開始から15年が経過しており、本市としても、制度を取り巻く状況を踏まえて、これまでの取組みがどうであったか、今後どのように制度を活用していくかなどの検証に取組むこととしております。
こうした制度の大きな見直しの中で価格点の配点につきましても、今年度内を目途に、ルール化に向け検討してまいります。
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【意見要望】
ご答弁ありがとうございました。
「制度」「の検証に取組むこととして」いる。
「価格点の配点につきましても、今年度内を目途に、ルール化に向け検討してまいります」とのことでした。
資料④で示した事例などは到底、納得できるものではありません。



二度と、こういうことが起きないよう、「制度の大きな見直し」を進めて頂きたい。
強く要望した上で、一点、再質問します。

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という感じです。
一定、前向きに評価できる内容だとは思いますので、ここからの展開をしっかり見守っていきたいと思います。
で、この続きが少しあるので、その内容については次回以降のブログにて。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。



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