ブログの来訪者数は跳ね上がり、色々とお問合せも頂くなど、
なかなか大きな反響を頂いた、標題の件。
わたしゃ、知らんかったのですが、一部、テレビでも報道されたそうで。
こういった形で、このおかしな話に対する厳しいチェックの目が働くなら、
それはそれで、嬉しい限り。
でも、それらメディアで取り上げられた以外にも、
大事な話は結構、たくさんあるのですよ。
というわけで、本日以降は、いつもの通り、
そこらへんも含めて、質疑全体について、
くわしくお知らせしていきたいと思います。
よろしく、お付き合いくださいませ。
それでは早速はじめます。
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管財課が管理する車両は、軽車両76台・普通乗用車8台・
原動機付自転車5台・バス等乗合自動車4台・トラック1台の計94台です。
これらの車両について、平成20年度・21年度・22年度の
3年間の車検・点検・修理等の状況を確認し、
内容に疑念があるものを抽出しました。
↓お手元の資料の表①をご覧下さい。↓
「okasinasyuuri20111215.pdf」をダウンロード
これは全体の一部ですが、例えば、
車両番号「51く8931」の軽自動車は
約3ヶ月でバッテリーを交換しています。
また、車両番号「580い9851」の軽自動車も
約6ヶ月でバッテリーを交換しています。
通常、このように頻繁にバッテリーを交換することなど、ありえません。
事前の打ち合わせにおいて、原因を確認したところ、市からは
○購入からの期間に関わりなく、バッテリーがあがった場合は
全て交換している
○室内灯・ライトの消し忘れ、半ドア等によって、
バッテリーがあがったと思われる
○終業時間前に戻ってきた車両については、
室内灯・ライトの消し忘れ、半ドア等を管財課職員がチェックしているが
終業後に戻ってくる車両はチェックできていない
という説明を受けました。
しかしながら仮に、上に挙げた要因によって
バッテリーあがりが頻発しているとすると、
非常にお粗末だと言わざるを得ません。
そもそも、購入から数ヶ月しか経過していないバッテリーを、
一度あがっただけで交換する必要など、ありません。
また管財課が管理する車両は予約制で運行されています。
室内灯・ライトの消し忘れ、半ドア等が原因であれば、
原因となった運行者は容易に特定できますし、
当該職員に対する注意喚起を徹底することで
再発防止率は高まるはずです。
さらに管財課が管理する車両の大半は地下駐車場に駐車されており、
この地下駐車場には戸締りのため、午後10時までに
守衛が入ることになっています。
その際、既に消灯され、真っ暗に近い状態になった地下駐車場内に
置かれた車両の室内灯・ライトの消し忘れ、半ドア等を
チェックすることは、きわめて容易です。
まずは、こうした、すぐにでも改善できる問題点を検証し、
早急に対応を強化するべきです。
他にも、
僅か一年強の間に三度もエアコンを修理しているのはなぜなのか?
一年強で二度もマフラーを修理しているのはなぜなのか?
等、多くの疑問が湧いてきます。
それぞれの事例について具体的な内容を検証し、
同様の事例が発生する頻度を少なくするための対応を進めるべきです。
↓次に資料の表②をご覧下さい。↓
「kadoujoukyou20111215.pdf」をダウンロード
原動機付自転車5台の中には、年間の稼働日数が僅か32日のものや、
47日のものなど、極端に稼動日数が少ないものが存在します。
また、トラックの稼働日数は年間103日、
乗用自動車8台の平均稼働日数は年間119日、
バス等乗合自動車4台の平均稼働日数は年間131日と、
軽自動車の平均・年間稼働日数220日に比べて、
著しく低い水準に留まっています。
各車両について、現在の管財課の保有数は適正か、検証するべきです。
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と、今日はここまでで。
それでは失礼致します。