現在、総務常任委員会の昼休み中。
昨日の忘年会で飲み食いしすぎて食欲がないこともあり、
昼ご飯は抜いて、ブログの更新など。
こんだけ来訪者数が多いと、燃えますし。
それでは早速、続きをご覧下さい。
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さて、より重大な問題として、
実際には修理等が必要な事態は発生していないにも関わらず、
修理等があったことにしている可能性があるということが、
あげられます。
こうした不審を抱く理由は三つあります。
一つ目は、先に挙げたものをはじめとする不自然な事例の多さ。
二つ目は、私の元に、きわめて不適切な運用が行われている
可能性があることを示す情報が寄せられたこと。
三つ目は、本市の車両管理に関するルールの問題です。
二つ目については、一旦措いて、
ここでは三つ目の車両管理に関するルールの問題を見ていきます。
本市が保有する車両のメンテナンスは、
「不具合が出るまでは法に定められた最低限の車検・点検等のみを行い
あとは不具合が出た時に、随時、対応」
という形を取っています。
ここで、私が問題としたいのは
「不具合が出たときに、随時、対応」としている部分です。
こうした場合に必要となる交換・修理等を発注する際に、
上司の承認を得る必要はありません。
また交換・修理等の発注後、
発注内容に沿った対応がなされているかの確認を
発注者本人だけが行っている事例が存在します。
こうした運用上の問題だけでなく、
事後のチェック体制にも問題があります。
本市における事後のチェックは書面上のチェックが中心となっており、
実質的なチェック体制は、きわめて甘くなっています。
昨年度、神戸市において、物品調達事務に関わる職員が、
消耗品の架空発注等、法令違反の公金支出を繰り返し、
市に多額の損害を与えたことが明らかになり、大きな問題となりました。
神戸市は、この事態を重く受け止め、緊急調査を行っています。
その結果報告書では、以下の三点が、
重大な問題点として指摘されました。
すなわち
①本来であれば、発注前に所管課長の承認を経て発注すべき
であるにも関わらず、事実上、その承認を得ることなく
発注が行われている
②複数職員によって現物検査するというルールが遵守されていない
③事後のチェック体制は、監査も含めて、
書類の記載や必要書類の添付漏れ等、書面上のチェックが中心であり、
実質的なチェック体制が、きわめて甘い
という三点です。
これは本市が保有する車両の交換・修理等にも
共通して見られる問題であり、本市においても、
同様の問題が存在する可能性は否定できません。
市は、発注・検査体制の適正化を図るべきです。
また過去の事例について、
事業者に対する書面調査の実施・事業者からの関係書類の徴収・
市が保有する関係書類の照合及び職員へのヒアリングなど、
徹底的に調査するべきです。
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ここらへん、新聞等で報道された内容に合致する部分ですね。
続きについては、また別途。
それでは失礼致します。