本日、市内小学校の留守家庭児童育成センターにおいて、指導員が新型コロナウイルス感染症に感染していることが確認されました。
これを受けて、当該小学校および育成センターは当面の間、臨時休業とすることになった旨、連絡を受けました。
以下、市からの公表内容です。
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感染者等が発生した場合の運用として
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●市立留守家庭児童育成センターにおいて「児童もしくは指導員が陽性と判明した場合」→「当該校区の留守家庭児童育成センターは2週間の臨時休所とする」
●市立学校園において「幼児、児童、生徒もしくは教職員が陽性と判明した場合」→「当該学校園を原則2週間、臨時休業もしくは学年、学級など一部の閉鎖とする」
→「閉鎖の規模、期間については、保健所と相談のうえ判断する」
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と定められています。
よって今回の判断は、前に定められたルールに則り、厳しめの対応をしたということであろうかと思います。
(「 」内は、下のリンク先より引用。)
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【ご参照】
「市立学校園」「市立保育所等」「市立留守家庭児童育成センター」「高齢者・障害者施設等」において感染者等が発生した場合の施設閉鎖等の目安について@西宮市HP
東京での感染者数の傾向からも今後、他校でも同様の事態が発生する可能性は十分、想定されるものと思われます。
そして、そうした場合も、当該小学校で取られたのと同様の対応がとられる可能性が高いと思われます。
そのこともあり、ブログにて告知させていただきました。
という、取り急ぎの広報ブログでした。
それでは失礼いたします。
「2012年に猪瀬直樹氏が獲得した約433万票に次いで過去2番目に多い約366万票を獲得」ってすごいな。
いろいろな意見も課題もあることと思いますが、首都東京の責任者としてのご活躍を願うところですね。
言葉には尽くせないほど、重い重い役職ですから。。。
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小池氏366万票、都知事選確定 次点は宇都宮健児氏
さて本題。
前回ブログ「「従来の夏休み期間中、希望者に簡易給食を提供する以外は出来ません!」という教育委員会の姿勢に変化あり!?今後の推移を、しっかり見守ってまいります!」を多くの方にご覧頂き、また反響も頂きました。
昨日の閲覧者数8,319・訪問者数6,335は普段に比べて相当に跳ねた数字。
それだけ多くの方が、興味と関心をお持ちだということですよね、この話。
で、つくづく感じているのが、そもそも、なぜ、こういう展開になってしまったのか?もっと違う展開を作ることは出来なかったのか?というところ。
とりわけ今回のコロナ対応の中、
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●前回ブログでも取り上げた学校給食の話
●4月の頭にあった「新学期のスタートにあわせて学校を再開する!と市長が宣言」→「世論の猛烈な反発に遭う」→「前言を撤回し、休校期間を延長」という一連の流れ
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について、このことを強く感じました。
どちらも私の感覚とは、大きく異なっていましたし。
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【ご参照】
賛否両論ある以上、黙っているのが賢いのかもしれません、議員という立場からは。でも私は、西宮の学校は休校するべきだと思います。@2020.4.4付ブログ
ただ、ここで言いたいのは「俺ってすごい!」とか、「だから、市はダメなんだ!」とかいうことではありません。
それこそ今回の場合は、たまたま私の感覚の方が一般的な感覚に近かっただけで、次は逆になる可能性だってありますよね。
勿論そんなことにならないように、私としては情報発信に力を入れ、アンテナを張ってもいるつもりではありますが。
そう考えた時に、重要なのは意思決定までの流れの中に、外部の意見を取り入れることだと思っています。
給食についても、こうした決定が下され、議会で大きな問題となった背景には
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●複数の議員から、教育委員会に対して、夏休み期間中の給食提供の方向性についての問い合わせがあった
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●が、教育委員会は「方針が決定していないので...」とのみ回答し続けた
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●そして突然、「方針が決まった。給食は提供しない!」と公表した
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という流れがありました。
そら「決まってないから、何も説明できない。答えられない。」が繰り返されたあげく、出てきた答えが「「給食は提供しない。これは決定事項!」では、もめますよ。。。
議会の流れ的には、
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●重要な事項は行政が方針・内容を一つに絞って、議会に報告
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●議会が、それに対して審査
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●それを受けて、行政は、根幹に関わらない「てにをは」的な部分を中心に修正
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的な流れになることが多いんですよね。
敢えて、厳しい言い方をするなら、いわばガス抜き・アリバイ作りに過ぎないものになってしまっている感さえあるわけで。。。
でも、この流れって、ちょっと変えるだけで全然違うものになると思うんですよ。
例えば、重要事項の内容・方針を現在のように一つに決め打ちするのではなく、
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●A・B・Cの三案を作り、議会に対しては、それぞれのメリット・デメリット等を説明
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●議会は、その三案について審議
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●議会の反応を踏まえて、当局は案を一つに絞り、練り上げる
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みたいなことができると、市民の代表としての議会の機能を、もっと活かすことも出来ると思うんですよね。
そうなれば、我々議員もますます意見・情報を集めるための活動を活発化させますし、それは、より市民感覚に近づいた結論を導き出すことにもつながるはず。
また、こういう形をとるなら、議会での審議後、正式決定までに、市民からの意見を求め、反映することも出来やすくなるはずです。
こういう形、考えるべきだと思うんですよね。
全ての方が賛同する答えを導き出すことなど、不可能なのでしょう。
でも、少なくとも、より多くの方の声や意見を集めることで、より良い・より多くの方の感覚に沿った意思決定を果たすための一助とすることは可能なはず。
そうした役割を果たすことができれば...と、改めて、強く感じています。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
タイトルの件、若干、事態に進展がありましたので、ご報告。
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【ご参照】
阪神7市1町で、まともな給食が提供されないのは西宮市と1市だけ。それって、あまりにも情けない話だと思うわけで。。。@2020/6/26付・ブログ
以下、本日の教育こども常任委員会で配布された資料の転載です。
まずは
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●夏季休業期間中、通常の給食は提供しない
→小学校で希望者のみを対象に、簡易給食を提供する
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ということになった経緯について。
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いろいろ思うところはありますが。
とりわけ違和感を感じるのは、教育委員会の感覚では「私ら、ほんまは給食提供なんか無理なんです!でも子供たちのことを考えに考えた結果、何とか小学生だけでも、希望者だけでも、簡易給食だけでも、と思って頑張ったんです!!」ということなんやろうなあ...というところ。
この根本的な感覚のずれが、今回の事態の最大の原因だと感じるんですよね。。。
一方で、今回の議会審議を経て、教育員会は
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●現時点で、明示できる改善案はない...
→が、何らかの改善策を提示できるよう努力する
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という姿勢を示しました。
具体的な内容は以下の通り。
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しかし、つくづく「こりゃ、ないで...」という内容ですよね、この簡易給食メニュー。。。
そして、こうした流れを受けて、同じく本日の教育こども常任委員会で「夏季短縮授業期間における学校給食の改善を求める決議(案)」が提出され、全会一致で可決されました。
なお決議案の内容は以下の通りです。
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夏季短縮授業期間における学校給食の改善を求める決議(案)
今春の新型コロナウイルス感染症対策にかかる臨時休業の影響により、西宮市立小・中学校及び義務教育学校、特別支援学校では、夏季休業期間を短縮し、授業日が午前中授業としてそれぞれ設定されている。
そして、子供たちや教職員等は夏休み返上で教育活動に取り組む一方で、この間、小学校及び義務教育学校前期課程では、選択制の簡易給食、中学校及び義務教育学校後期課程、特別支援学校では、給食は実施されないという方針が教育委員会より示されてきた。
その理由として、主に午前中授業であること、及び、短縮前の夏季休業期間中に予定されている給食調理室の工事及び備品の入替えにより使用できないことを挙げている。しかし、近隣では、夏休み短縮期間中も通常の給食を実施する自治体が多く、西宮市の対応は異例であった。
我々は、小学校及び義務教育学校前期課程において、一律に給食なしとしなかったことは一定の評価をしているものの、当初予定されていた簡易給食ではエネルギーも栄養も学校給食としての基準を大きく下回っており、食育の観点からも好ましくないと考える。学校ごとの対応や、おかずの外注、家庭科室の利活用など、工夫も提案してきたところである。
こうした議論を経て、7月3日開催の教育こども常任委員会では所管事務調査として本件が議題に取り上げられ、西宮市教育委員会の報告並びに質疑が行われ、教育委員会からは引き続き検討を重ね、改善に向け努める旨表明された。
よって、西宮市教育委員会におかれては、現環境下での工夫により、子供たちに栄養のバランスがとれた給食を提供する改善を着実に実施する事を求めると同時に、西宮市当局が一丸となって本件の推進に当たる様、求めるところである。
以上、決議する。
令和2年7月3日
西宮市議会
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後手後手に回った分、できることは限定されざるを得ないのでしょう。
突然、学校の再開を言い出し、世論の厳しい批判を浴びた結果、一転して休校延長を決めた時もそうでしたが、こういうことがあると多くの方を振り回し、大変なご迷惑をおかけすることになります。
つくづく、市には猛省を求めたいところですね...
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【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。@2020/4/6付・ブログ
しかし、なんなんでしょうね、このなんとも言えない感覚のズレ。
今日の常任委員会を傍聴して、教育委員会も教育委員会なりに一所懸命、色々なことを考えた結果、こうした結論に至ったことは分かりました。
それだけに、ある意味、非常に根が深いんやろうな...と思わずにいられません。
今後の展開を見守るとともに、必要な指摘・提案等続けてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
昨日、6月末時点における本市の特別定額給付金事業(=新型コロナウイルス感染症対策として一人10万円を支給する事業)の進捗状況について報告がありました。
具体的には
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●対象世帯数223,897のうち、申請を受付済みなのが211,948世帯(94.7%)
→そのうち給付を完了したのが201,918世帯(95.3%)
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とのこと。
より詳しい内容は以下の通りです。
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●当初、対象者のみ30万円支給を予定されていたのが急遽、全国民に1人10万円支給に方針転換
●国が一時期オンラインを推奨していたが実際には、きわめて使い勝手が悪いことが判明
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等、様々なことがありました。
が、そんな中、一つの目途とされていた6月末の段階で、ここまで進められたことは一定評価できる内容だと受け止めています。
もちろん、いろんな声があることは重々、理解したうえで。
そして「申請したが、まだ振り込まれていない!」という方、もうそう遠からず振り込まれるはずなので、しばしお待ちくださいませ。
公務員の仕事はできて当たり前、ミスがなくて当たり前。
万一、一件でも失敗があれば、それ見たことかと集中砲火を浴びる。
「仕事やし、それ相応の給料もらってんねんから当然やろ!」という声もあるのかもしれませんが、今回の件については、やっぱり本当にいろいろと大変やったやろうな…という思いの方が先に立ちます。
勿論まだ終わっていませんし、最後まで気を緩めず、頑張ってほしいと思いつつ。
多くの方が関心をお持ちの内容でもあろうかと思い、ご報告させていただきました。
というわけで今日のブログは、これにて失礼いたします。
今日も一日、頑張ります!