四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

身弱財多の人って・・・

2011年05月25日 21時20分13秒 | インポート
 先日のおじいちゃん、元気にしてるかなあ~なんて思い出しておりました。実はあれは瀬戸大橋線に岡山から乗り継いだ後のことだったのです。おじいちゃんは愛媛の○○市までとか・・・40分間くらいのお話でした。四国の田舎では若夫婦が都会に住んでて、いずれはと首を長くして待っている老夫婦がいかに多いか!私は彼らはなかなか帰れないと思うのです。人間って一度出来上がった自分のソサイアティを捨てることは勇気が要りますし、新たに作るには年齢が行き過ぎてて大儀になるんですね。おまけに都会で育てた子供たちがそのネットワークに依存してきますから。というわけで私は娘たちを海の向こうへは出しませんでした。この良し悪しは別にしまして・・・とかなんとか考えているうちに、待てよ!今までに見た命であのおじいちゃんと似たようなのがあったぞとファイルをこそこそしていました。あるんですよね~!公開はできませんけど。
 おじいちゃんの命ですが
  癸亥
  乙卯
  辛丑
  ○○ でした。
 この命は食傷の癸亥は年干支で財を生じていますので財強です。時干支がおそらく日干側のものがあると推察(事象から)したのですが、身弱財多にまちがいありません。身弱で財強のときは食傷はないのがよいのです。あれば食傷は忌です。つまり、年干支ですので出身はイマイチということにはなりますね。でも日干とはほぼ無効ですので日干を洩らすことはないのです。
 仮に
  癸亥
  乙卯
  辛亥
  ○○ でしたらどうでしょうか?
 日支が食傷になります。日支は配偶者の位置ですし、食傷は忌神ですから、いけません。女性の命だとしますと配偶縁以前に食傷の忌象を考えてしまいますね。おじいちゃんの命は日支は丑ですから
用神とも言える湿土ですね。時支に酉でもあれば強いもんですけどね。
 話をもとに戻しまして、身弱財多の人って、財がたくさん入るということではないんですね。日干と財の強さが対等ですと入るんです。さらには通関の食傷があれば、自らの力で食傷財と流れて財運がうなるんです。食傷なしですと、棚からぼたもちみたいに労せずして入る財となります。身弱財多となれば日干は財に対抗できない(任じることができないと言います)ので財を抑えきれないのです。小さな手でコインをいっぱい掴もうとしてもほとんどジャラジャラと落ちてしまい、手中に収められるのはほんのわずかなのです。ですから、そういった命の人は財が入らないことはないケースが多いかも・・・ただ、お金に羽根が生えて飛んでいってるシーンってよくあるじゃないですか。あれですかね!!心当たりのある方いらっしゃいませんか?・・・・そんなことはない!!そうですか、よかったですう!
 でも財ってお金ばかりではありませんから、父親ということもありますね。父親は不如意っということで力ない父親のことが多いです。おじいちゃんのように早くに父親を亡くすこともありますが・・・生きててさえくれたらいいですよね。
 ということで今日は身弱財多についてでした。
コメント
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