財多身弱の忌象を次のようにお話しました。
①財は入るかもしれないが、掴みきれない(財に任じることができない)。
②食傷財と流れる財なら、食傷の忌象も考える。
③財が無事なら、父親縁の忌象を考える。
とここまで述べました。
続いて男命の場合ですが、財は金銭、父親以外に女縁、妻縁の良し悪しもみることになります。身弱で財強、つまり、女縁がよろしくないという可能性があります。身が強く財が弱であれば、妻を剋してしまうのですが、逆ですので財強で掴みきれないのと同じく、妻を抑えきれない!となります。振り回されることに・・・!性情的に振り回されるばかりならよいのですが、最悪は病弱であったり・・とか。
それでは一生、そうなのかと言いますと、そんなことはないのです。大運という後天運で日干が強くなりさえすれば良いのです。そうなれば前回申し上げたように財に任じることができますから、財の喜象が顕れることにもなります。じゃあ、何故、あのおじいちゃんは戊申運に入って奥様がなくなられたのでしょう?変じゃないですか?もちろん、時干支がわかりませんから、断定はできないのですが、ここは勝手に推命しちゃいましょう!!
癸亥
乙卯
辛丑
○○ でした。時干支には日干側(印、比劫)があるとしますね。
そうすると第七運は戊申運でした。戊は癸と干合(干どうしが引き合って減力)して年干の癸は無効に近くなります。亥は支の特性としては子水のように卯を生じることはできませんので乙卯は強まってはいないことになります。一方、申に日干は根が出ます(辛が天地に透ると言います)ので日干VS財は対等とほぼなります。ですのでこの大運は喜神運と言えますね。これは10年の傾向ですが、忘れてはならないのは年運です。年運でこれ以上の湿土、金は喜とはならず、日干を強めすぎるので逆に財を剋すことになりかねません。おまけにおじいちゃんの命には食傷が日干と絡みませんから、余計に・・・!!74歳のときに亡くなられたようなのでおそらく丁丑年です。湿土年です。日干は強まり過ぎて、食傷に流れず、破財となってしまったのでは・・・と推察するわけです。でも、このくらいで、木旺に生まれて、この事象って起きるのかということを考えるのですが・・・・・ここで考えなければならないのは「位相」といって元の四柱八字が佳命かどうかという次元のことです。位相はやや低と思いますし、調候も不要月とはいえ、やや湿なので火の気がほしいが・・・ないし・・・と考えると喜の運もそんなに喜とはなりがたく、長年、不如意であった財の妻ですから、傷んではいたのでしょう。とこのように考えました。少し、難解であったかも・・・・・!!
①財は入るかもしれないが、掴みきれない(財に任じることができない)。
②食傷財と流れる財なら、食傷の忌象も考える。
③財が無事なら、父親縁の忌象を考える。
とここまで述べました。
続いて男命の場合ですが、財は金銭、父親以外に女縁、妻縁の良し悪しもみることになります。身弱で財強、つまり、女縁がよろしくないという可能性があります。身が強く財が弱であれば、妻を剋してしまうのですが、逆ですので財強で掴みきれないのと同じく、妻を抑えきれない!となります。振り回されることに・・・!性情的に振り回されるばかりならよいのですが、最悪は病弱であったり・・とか。
それでは一生、そうなのかと言いますと、そんなことはないのです。大運という後天運で日干が強くなりさえすれば良いのです。そうなれば前回申し上げたように財に任じることができますから、財の喜象が顕れることにもなります。じゃあ、何故、あのおじいちゃんは戊申運に入って奥様がなくなられたのでしょう?変じゃないですか?もちろん、時干支がわかりませんから、断定はできないのですが、ここは勝手に推命しちゃいましょう!!
癸亥
乙卯
辛丑
○○ でした。時干支には日干側(印、比劫)があるとしますね。
そうすると第七運は戊申運でした。戊は癸と干合(干どうしが引き合って減力)して年干の癸は無効に近くなります。亥は支の特性としては子水のように卯を生じることはできませんので乙卯は強まってはいないことになります。一方、申に日干は根が出ます(辛が天地に透ると言います)ので日干VS財は対等とほぼなります。ですのでこの大運は喜神運と言えますね。これは10年の傾向ですが、忘れてはならないのは年運です。年運でこれ以上の湿土、金は喜とはならず、日干を強めすぎるので逆に財を剋すことになりかねません。おまけにおじいちゃんの命には食傷が日干と絡みませんから、余計に・・・!!74歳のときに亡くなられたようなのでおそらく丁丑年です。湿土年です。日干は強まり過ぎて、食傷に流れず、破財となってしまったのでは・・・と推察するわけです。でも、このくらいで、木旺に生まれて、この事象って起きるのかということを考えるのですが・・・・・ここで考えなければならないのは「位相」といって元の四柱八字が佳命かどうかという次元のことです。位相はやや低と思いますし、調候も不要月とはいえ、やや湿なので火の気がほしいが・・・ないし・・・と考えると喜の運もそんなに喜とはなりがたく、長年、不如意であった財の妻ですから、傷んではいたのでしょう。とこのように考えました。少し、難解であったかも・・・・・!!