四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

八字への環境の作用は大きい!!

2014年10月15日 20時54分07秒 | 命理

いつも行く産直で買ってきました。トランペットパンプキンです。そのうち調理しま~す。

本日、NET講座生の方の質問にお答えして、そのお返事をいただいたのですが・・・・
「人の性情が行動の方向性を決めやすい
意識的に気づき、行動を変えれば人生を変えることができるということですね→これが難しい・・・・」
とコメントをしておられました。勝手に引用してすみません。ごめんね、Sさん。

まさにその通りだと思います。適職もそうですが、性情が大きく絡むことってかなり多いと思います。
たとえばの話ですが、幼いときなど、迷子になりやすいかどうかも性情がその子の行動の傾向を決定すると思われるからです。私などは全陰命で慎重な干支が多いのですが、幼いころに海水浴に行った際、母が「迷子になったらいかんけん、ウロウロしたらいかんよ!!」と注意を促されました。そうすると私は警戒心が起きますので、親の近辺から決して離れませんし、そこにいなさいと言われれば、いつまででも動かない傾向だったそうです。ところが弟は陽日干ですが、中庸命でも、チョロチョロとするタイプであったようです。午もありますし・・・今にして思えばそうであったろうと思います。母が血相を変えて探しまわったことは何度も聞かされました。そんなときだけ、私は褒めてくれたので、ますますその傾向は強くなったと思います。それが良いのだという価値観が私にそうさせますし、そのような干支が多いので、慎重になります。
もしですが、ちょっとくらい冒険したらおもしろいから、どんどん前に出て行ったらいいよ・・・とアドバイスをすれば、怪我くらい畏れることなく、大胆になるかもしれません。

と、こんなふうに考えると人の性情と行動の傾向はこうやって作られるのかも・・・と考えます。生まれたところの環境は大きく影響すると言えますし、親の価値観は性格形成には大事なキーポイントだと言えます。当然ながら、商売人の家に生まれれば、そろばん勘定が達者になるのは自然かもしれません。教育者の家に生まれて、学業ができることに価値観を置けば、子供はそれに応えようとする環境に置かれます。もし身弱の官殺強であれば、教育的環境は厳しいと看ますし、学業など全く及ばず、言い方が悪いかもしれませんが、ヤンキー風に育てば、学校に行かずとも親は責めないのではないかと思ったりします。
こんなふうに考えるとわかるのですが、同じ干支が並んでいても性格は違うということです。だから、性格を推すことは至難の業であると思っています。私には・・・です。とても難しいというのが最近、身に沁みて感じるところです。

先日、陽明會のメーリングで双子ちゃんの事象の違いが出ていましたが、これだって、親の対応を二人がおなじように受け取ることはないと思います。干支は同じでも性情はその干支が持つどの面が表に出るか・・・子供の性格形成のときにどう関わるかで違って表出するのではないかと考えています。それと大事なのは八字の位相だと思います。どのように表にでるかは八字の位相が高くて喜の運を行けば、かなり良いものが表出すると思いますが、位相低で大運も伴わなければ、そうはいかないだろうと思います。その上に環境の作用ですね。

したがって、八字の鑑定をする際には必ず、夫婦で、そして子供なら、両親を当ててみるとふ~っと浮かんで見えてくるものです。もちろん鑑定料は一人分で良いと思いますが・・・(笑)。
本日は解明には、ぜひ、環境を看ることの重要性に触れてみました。
コメント
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