四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

中医で言う七情とは・・・

2017年10月28日 20時50分41秒 | 中医・漢方
★中医
こんばんは!!
先日は選挙後で安倍総理の今後を推してみたりしましたが、よく見るとちょっと右よりかなと思います。でも私は政治オンチなのでどっちでもないです。ただ今は安倍総理以外に代わりはいないと思っているだけなので、ヨイショするのですけど(笑)。

 さて、本日はひさしぶりに中医です。最近、よく生徒さんに少しでも中医の知識があるほうが命理は看易いですよと言っています。そんな意味合いからも易しい本があればチェックしてはいます。数冊、買ってみたのですが・・・

 そんな中で本日は過度な感情がもたらす臓腑への影響を引用してみます。
〇人間の感情には七情という7つの感情があります。喜・怒・思・悲・憂・恐・驚です。怒りや喜びといった感情は体の内側から自然に生じるのですが、その感情が過度になると臓腑を傷める原因要素となります。これを「内因」というのですが・・・また精神的なことから病気になることを「内傷」といいます。簡単なものですと長期間のストレスからイライラして食欲不振になり、胃潰瘍を発症する場合がありますが、これはまさに典型的な内傷です。
〇それではいろいろな感情の作用がどの臓腑に関わるのか見てみましょう。
過度の「喜」びは気が緩み心臓に良くないそうです(笑)。何故って思いそうですが、喜んで興奮しすぎると良くないのですね。また思い悩んで考えすぎは食欲不振で脾胃にきます。わかりやすいですね。悲しすぎると憂欝ですからこれは気が衰えるので肺臓に良くないとか!!イライラして怒るばかりは肝臓ですね。眼は充血して頭痛も起きるかと思います。過度の恐怖はこれは大変ですね。腎の気を衰えさせます。だから一気に白髪になったりしますね。気が下りると言います。またびっくりして驚くようなことばかりも同じく気が乱れて腎に宜しくないのです。
〇逆に臓腑の状態が健康でなくなると感情に異変をきたす!!これも道理かと言えます。肝の状態が悪くなると怒りっぽくなります。他も同様です。気が上手く巡らないので七情のバランスが悪く楽しくない状態となるのですね。ではどうしたらよいのか・・・食べ物で気をつけるなら肝には酸味、心には苦み、脾には甘み、肺には辛味、腎には塩辛さです。意識的に摂ると良いかもしれません。
ですが、これくらいでは養生とは言えません。中医でいう養生とは食べ物だけでなく生活全般から見直していかないと難しいようですね。自律神経のバランスなど特に重要みたいです。
 
 感情と臓腑、関連しているということで、命理でも同様に木火土金水の十干十二支の五行の旺衰の喜忌からどういった感情を抱きやすいかも推せるものですね。特に病源との関係をみると上記のような感情を抱きやすいということになります。
コメント
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