麦茶を飲もう！

☆中医・漢方
　今朝のテレビ番組で報道している内容に熱中症対策として麦茶と梅干が推奨されていました。漢方の薬剤師先生たちもこれを勧られます。麦茶はノンカフェインですし、ミネラルも多く含まれています。同時に梅干しを食べることで、汗で失った塩分を補うのです。もちろん麦茶も梅干しも抗酸化作用があって体に良いことは間違いありません。
　麦茶もできたらペットボトルに入ったものを買うのではなくて、やかんで沸かして飲むのが一番良さそうです。
　本日、ここでペットボトルのお茶やスポーツドリンクなどを好んで飲まれる方が多いので少し水を差すようですが、控えるようにしたらどうかという気持ちで書いています。ペットボトルの成分表をご覧になったことあるでしょうか？○○茶といってもお茶だけじゃないですね。必ず「ビタミンC」とかその他いろいろと添加物があるのがわかります。ビタミンCといっても天然ビタミンなどではないですね。ほとんどがL-アスコルビン酸です。石油でできた合成剤ですので体に悪いはずですから摂らないに越したことはありません。
　その他、スポーツドリンクにしても糖分が多く含まれていますのでこれもできたら避けたいものなのです。特に保険飲料として良さそうなOS－１などべっとりとしていませんか？糖質がいかに多そうか、気持ち悪いと感じます。こういったものはお医者さまの指導の元に飲むべきかと思います。私たちが家庭で用意できる麦茶が一番じゃないでしょうか！！
　夏場はどうしても火気が強く、血管や血流には細心の注意が要る季節です。もう数日で立秋とは言え、身体はまだまだ夏モードです。冷房の効いた部屋とサウナのような外気温との格差激しい中に入ったり出たりすることで如何に体に負担がかかっているかを知っておくべきと思います。心筋梗塞はこういった温度差が怖いようです。左肩が異常に凝ったり、吐き気や胸痛など自覚症状には気をつけてください。
　また熱中症はもちろんですが、水分不足から起こる病源として脳梗塞も夏場は要注意です。今年のように戊戌年、夏場は土剋水で水の血流はかなり悪化します。突然の頭痛やめまい、しびれなど変だと思ったらすぐにお医者さまに看て頂くのが良いでしょう！！石原慎太郎さんは玄関で靴ひもを結ぼうとしたときに異変を感じて、すぐにお医者さまにかかったそうですね。早い対応でしたから無事でいらっしゃいます。脳梗塞や心筋梗塞は生活習慣病であることは間違いないのですが、これだけの猛暑ですからちょっとした注意は身を護ることができます。
　夏にできる養生というのはたくさんありますが、まず本日は暑さ対策として多く飲まれるお茶について少し進言したいと思いました。