四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(己日干申月金旺生まれ)!!

2018年08月25日 20時35分19秒 | 命理
☆命理
本日は己丑です。10日前は己卯でしたが・・・続いて己土日で参ります。
戊戌
庚申
己丑
丙寅
 としましょう。

 日干己土は申月金旺の生まれです。毎回申し上げていますが、月干支の庚申は年干支の戊戌の生金があってかなり強い傷官です。日干支は己丑ですから己も丑も生金しますのでさらに傷官は強まります。時干支は丙寅、これは最も欲しい丙火であり地支の寅は丙の火源です。また地支の寅から天干の己土を剋すことなく、気勢程度ですから日干己土は弱まりません。日干は丑に微根程度の弱い日干ですから時干の丙火は最喜神です。

 ところが月干支の庚申は旺じるのみで日干の洩身し放題です。是非とも丙火の病薬で制食傷としたいのですが、時干では位置が悪く庚申には力が及びません。時干の丙火は最喜神であり、己土とは干の特性から好相性ですが生日干のみで食傷を抑えるには位置が悪いのが惜しいです。

 流通を看ますと・・・年干の戊戌と日干己丑から庚申に流通して、庚申は丑中癸水の財に繋がり、さらに癸水は時支の寅を慈木し、寅から丙火にそして日干へと流通します。流通という観点からはなかなか良いとは判断できますが、庚申は強いので水の癸水に流通しても凶意はやや薄まったかという程度でしょうか!!やはり日干はもっと強くて庚申の旺金を抜くにも水財はもっと強いのが望ましいと言えます。

 陰干は根はなくても畏れないものですが、己土の場合は丙火とのコラボは最喜となることが多いのは事実です。やはり八字に湿感が強いと己土は湿が増します。湿土であっても暖土になると己土はクオリティがアップするのです。火旺や未土旺には丙火は不要ですが、他の季節には視点として丙火の有無を看る習慣は構えていると良いものです。金旺はまだ寒冷の気は少なく生気がないと言う発想はしませんが干の特性上は火が欲しいことが多いです。日干が己土であれば、さらに言えることです。

 本日命も前々回同様に月干支の庚申が幅を利かせている八字ですから、運歳での事象は庚申が握っていることは多いと思われます。木官殺に合えば、当然ながら金剋木は発生するでしょう!!ちょこっとした甲乙や寅卯を見ても天干の庚は襲い掛かりますし、地支は申と冲剋となります。
 
コメント
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