☆命理
本日は昔からのピアノ仲間と忘年会でした。これはもう恒例行事となっており、いつもステーキハウス千萬です。毎年、全員(6名)が元気で集えることを喜ばしく思うようになってきています。数年前には私ともう一人の友人がそれぞれ手術・入院となってしまい、忘年会ができず、新年会に変更した経緯もあります。ちょっとおしゃれして出かけるとリフレッシュできて本当に華やぎました。
さて、本日は戊寅日。
戊戌
甲子
戊寅
〇〇
としましょう。
戊日干は子月水旺も壬分野の生まれです。3柱だけですと本日命は普通格ではなくなる可能性が大きいです。年干支の戊戌は日干から遠隔無情ですし、天地に透る甲が剋しますので戊戌は弱化激しいですから日干が従する可能性は大です。子月の土勢と木勢は木勢が優勢ですから甲は年干と戊と日干戊を剋すには十分な官殺です。
本日は普通格でと思いますので・・・
戊戌
甲子
戊寅
戊午
と最強の時干支をもってきました。
日干戊は子月水旺の生まれとなりますが、さて日干はどうなのでしょうか!!天干に3戊となります。天干に甲が透りますが、日支の寅も様子が違って見えてきます。忌と見えている寅が調候である午火の火源となって喜となるのです。年干支は視点を少し変えて日干側ですから旺令の子水を剋して弱化させ、寅に流れ、さらに午火に繋がります。寅は午があって反生の効に近い喜を成しますのでよく子水を納めます。地支の流は素晴らしいです。
天干を看ますと月干甲官殺は戊より強いですが、年干支の戊戌は甲と同時に対抗して剋戦しますから日干戊が甲官殺に力を多く遣わずに済んでいます。ここまた良いところなのです。さすがに惜しいのは午火が官殺甲の剋を化殺はできませんので日月の天干の剋戦は免れないところです。
さて日干戊は時干支戊午と団結して強く数値的には低くでますが、ホントウに弱いのでしょうか?という疑問が湧きます。よく精査しますと日干戊が任じなくてはならない月干支の甲子は年干支に剋されて弱化しており、現実には3戊×甲は戊が勝つかと思います。地支は上記のように子水は任じなくてはなりませんが天干を剋すわけではなく寅も火源となるので以外に日干には都合が良い配合となっています。
よって日干は不強不弱の範ちゅうとなると判断します。運歳での喜忌に注意して精査していくのがベストな八字ということです。
時干支によってこれほど違うのです。本日命の3戊は面白いなと思って提示した次第です。天干にもう一つ甲が来たら転弱でしょうし、丙火でも来れば・・・庚が大運干に載ったら・・・などなど想像しただけでもいろいろと考えられる八字です。
事象を想像しても比劫が並んで地支の水財はどうなるのでしょうか?また官殺の甲に戊がまとわりついても比劫の競い合いは目を見張るものがあります。男命にしても女命にしても大変じゃないかと推します。
本日は戊日干水旺の生まれでした。
☆寒いので床暖房を入れ始めましたら、この有り様で眠ってます。