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☆命理
こんばんは!!
今回のオンライン研究会での課題命は深田恭子さん!!先月は眞子様でした(;^_^A 深田さんは適応障害ということで噂されています。今回も先にブログでも少しだけ取り上げておきましょう。
1982年11月2日 午前1時46分 東京都
壬戌
庚戌(土)
己丑
乙丑
大運:08己酉 18戊申 28丁未 38丙午☆現在ここ 48乙巳 58甲辰
68癸卯 78壬寅
日干己土は戌月土用の戊分野に生まれた月劫格の命です。土用も終盤で水旺に近づいており水勢が上がると同時に寒冷の気が日に日に強まる頃です。どんな八字でも丙火調候は欲しい時期ですし、本命は日干が己土ですから強弱に関わらず丙火が近貼し、暖土暖金となって水財へと流通が好ましいのです。
八字の配合は日干己土は4支に並ぶ土性支に通根して土用の土は団結の強さを発揮します。しかし戌土用は旺にして旺にあらずで土勢は金勢、水勢には及びません。八字の天干は日干から庚金に流通して年干の壬財に至る食傷生財の形です。一方で2丑中の癸水に滋木される乙官殺の剋に任じることとなります。剋も洩もありますが日干は十分に耐えうる配合です。唯一、丙火調候に欠けるのが惜しい八字です。
よって
日干 やや強
用神 庚 or 戌中辛
喜神 金水木
忌神 土
閑神 火
調候 丙なし
と取ります。
さて、本命の八字と大運干支丙午の傾向を推してみましょう。
日干は前述のように強く天干は庚から壬へと豪快な流れです。そして時干の乙官殺には任じる責があっても十分と申しました。本命の掲げる理想は高く、思考と意志は粘り強く着実にステップアップしていける天干の並びです。生き馬の眼を抜くような芸能界で生きていくには十分な気迫とやり手感が漂います。
しかし地支は2戌中に陰干の辛金です。そして2丑中の癸水に流通して粘りと慎重な支が並び、天干の乙官殺に繋がる形ですので内面はとても辛抱強く地道な歩みをしようとする人です。土特有のガンコさはありますから周囲への適合性とすれば水強の日干とは真逆でしょう。
こんな八字に丙午大運は何をするのか・・・・
まず乙官殺を化殺して日干にエネルギーが流れます。そして同時に丙火と庚金とも生剋制化して弱化させます。つまり日干は官殺の剋は激減し、同時に食傷へも洩身しにくい状態です。しかし問題となるほどの忌ではないでしょう。
では何が忌なのかと言いますと乙官殺が丙午に化殺されて炎上し、同時に水気を減力させるために体調的には前大運とはガラッと変わるのです。乙は木で肝ですからやや神経質な一面は原局にあるのですが肝が丙火に逢い、炎上しながら陰虚、陽虚の様相となり、官殺の忌象(☆仕事の過密スケジュール ☆恋愛がうまく行かないなど)が現実問題として遅いかかったために事態が適応障害となったのでしょう。どのような肝の不調かと言いますと仕事は完璧にやろうとして自分を追い込みますから強迫的な不安感に苛まれます。そして丙火に煽られて肝気が炎上しますと陰虚状態ですからイライラして感情の起伏が激しく人前かまわず取り乱すことにもなりかねません。これが彼女の今の状態でしょう。※拙著「八字の四宜」ではP42を参照くださればよいかと思います。
今年の辛丑年、春夏は辛が上手く作用できませんが秋以降になると金の食傷、丑中の水も勢いが付きますのでそのころにはかなり改善していると推します。またお元気になると思います。
以上、少しだけ触れてみました。 詩子