☆これ、何の実だと思いますか!!数年前、たぶん6,7年前だと思うのですが、生協の注文でトゲのない柚子を買い、植えていたのです。
よく言うのは桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿・・・・です。でもお利巧な木でしょうか、今年、早くも実をつけているのです。今でも
落ちてないので熟しそうです。
☆命理
こんばんは!!
お盆ですね。でも雨は降るし、コロナは爆発的だし、例年にないお盆じゃないでしょうか!!暑さがないのがお盆らしくないのです。良いことは香川の水瓶である高知の早明浦ダムの貯水率が上がったことです。今年も水の苦労はせずに済むんだと思うとそこだけは安堵感があります。
さて、本日は甲午日。
辛丑
丙申
甲午
乙丑 としましょう。
日干甲木は申月金旺に生まれた偏官格の命です。申月甲木は死令で弱いですから寅卯の根と同時に旺金の官殺を化殺する癸水の滋木が好ましいということ。そんな観点から本日命の八字には寅卯はなく唯一、丑中の癸水がわずかに滋木するかというのみです。時干の乙木は邪魔はせずとも陰干で幇助の力は全くありません。死木ですから丑中己土の財を天干から剋す意もありません。
日干甲木は丙火に洩らします。洩気の丙と午は申と火金剋戦して制殺の形とはなります。日干は官殺の剋はあまり受けませんが洩気はこれ以上は好ましくないという形です。よって本日命の甲木は弱木で食傷の気が強いタイプという印象になるでしょう。申よりは丙のほうが近貼の度合いが強いですから表向きのタイプとしてはお口が立って陽気なタイプなのです。日干は根なしですから甲木のもつ強さや激しさはないでしょう。どちらかというと陽気さで内面の過敏さを保身して生きていくタイプと推します。
喜忌です。
日干弱
格 偏官格
用神 丑中癸
喜神 水木
忌神 火土金
閑神 なし
調候 不要
八字は身弱ですから火金の制殺は悪くはなく喜と看ることも多いでしょう。それは扶抑という観点からの話です。日干弱は弱化しないために五行の喜忌で決めます。それが上記の喜神、忌神です。しかし中医的に八字を看るとき、剋はどう作用しているのかとか、甲木の状態はどのような関わるのかを考えなくてはなりません。
甲にとって金は剋ですからストレスをかけてくる五行です。火は洩気ですから身弱の洩気はよくはありません。でも一方でストレスの金を制するのですからそれは有難いことでしょう。
ここで甲は木で肝、丙は火で心、申は金で肺です。本命がストレスという感情にどう反応してどう耐えるかというのは木の肝の状態次第なのです。ストレスに対して肝は弱い臓器です。本日命の日干甲木は死令で弱ですから肝の不調が最も怖いという判定になります。心と肺、つまり火と金が剋戦して対抗してくれているのですが心の「血流」も肺の「気の流れ」もどちらも肝がアクセルを踏んでやると良く流れるという関係があるのです。ですから肝の不調を伴うといくら陽気な顔をしている人でも火の心は動悸がしたり、情緒のコントロールが効きにくかったりします。また肺気が下降しないと喉や呼吸が変だなという具合になってくるとせっかくの「気概」も薄れてくるものです。
ストレスへの耐性という観点から本日命は弱いなという結果です。やはり心や肺のケア、そして肝の養生という判断になります。その養生というのは病気なら医者に行かねばなりませんが、未病という段階や八字をみての養生でしたら、「食養生」の一言に尽きます。運気を上げるのは「食」だということになるでしょうか!!これも一つの考え方ですが・・・