☆ポトスを夏前に植え替えたもの。外の青田と生えてグリーン一色です。
☆ホトトギスも咲いています。
☆中医
こんばんは!!
毎日、雨ばかりでうっとおしいですね。湿度が高いことには驚きます。90パーセント超えのときもありましたし、80パーセント超えは常です。これでは身体もまた真夏対応から季節を戻して梅雨時の対応に変えなくてはいけないのかと感じます。身体も湿が問題ですね。
さて、夏はとにかく「気」を消耗します。汗をかくとかなり消耗しているようです。また夏は暑いですから寝つきも眠りも浅いように思います。これでは朝、目覚めても疲れはとれておらず、朝から頭は重いし眠たいです。私なども同様で朝の連ドラを観ながらまた眠っていることがあります。結構、眠っていると思うのにまだまだ睡眠が足りていないみたいな感覚なのです。
それで調べてみたのですが・・・私が持っている中医学の本に書いてあることですがご紹介します。睡眠障害は「気」の不足が原因らしいのです。たしかに夏は汗をたくさんかきますから気の消耗は他の季節よりも激しいと思います。
人は眠るのにも体力が要るのです。赤ちゃんや子供は長時間よく眠りますね。ところが高齢者は朝早くに目が覚めて長時間眠り続けることができません。夜中に一度目が覚めるとそのまま起きてしまうことも多いと思います。トイレによく行く人は余計にそうなりますね。夫はどうもそのような傾向です。眠りに関わるのは肝腎なのですが腎気が衰えているようです。
まあ、私や夫のことはさておき、加齢とともに眠りに関しては不眠症でなくても不満が増えてきます。とにかく熟睡できないということです。黄帝内経に書かれているそうなのですが・・・「年を取ると気血、特に「気」が衰えるために夜はよく眠れなくなる」と。だから高齢、まあ50才以上になると致し方ないということでしょう。
でも気の消耗をできるだけ補うとか、蓄えるということはできます。チャージしたらよいわけです。それが昼間の「ちょこっと寝」だそうです。私は夏の生活ではかかせない「眠り」の一つだと確信しております。ちょこっと寝るだけでもずいぶんと補気はされまます。
また命理的にも睡眠は木と言われていますので木の不調はいけないのでしょう。水木強はアドレナリン、ノルアドレナリンの交感神経が優位タイプが多いです。身体そのものが闘争的なのかもしれません。眠りには向かないのですからなるべく余計な事は考えず、ゆったりと副交感神経に浸れるような準備は必要なのかもしれません。
寝る前にお風呂にはいってリラックスしたら副交感神経が働いて良いとか、寝る前のスマホやパソコンはタブーとか、こんなことは常識的に言われてますね。でも不眠症の人はどうやっても眠れないでしょうし、眠れる人はパソコンを見てても疲れて眠れるわ!!なんて言いますから何とも言えません。
以前、まだ現役時代のことですが・・・お勤めしている友人が不眠症で眠剤を飲んでいるというのです。「眠ろうとするからいかんのじゃないの、眠たくなるまで起きてたらいいじゃない?」と誰かが言いましたら、彼女は怒って「何言ってるのよ、そんなことしてたら仕事に支障は出るし、眠らずに仕事してたらストレスで最後は身体壊すか、鬱になるのよッ!!わからないの?」と言いました。眠れない人はそうなんですよね。何を言っても無理なものは無理って言います。
私は不眠ではないですが、夜の熟睡感がないせいで昼間にウトウトが多くて時間の無駄ばっかりしているような生活です。去年よりはずいぶん改善はしているとは思います。とにかく気を補う努力をしなくてはなりません。規則正しい生活?それだけではきれいごとですね。無理だと思います。この老体に気をチャージするための努力をしたいと思います。気を補う食品は昔から「米、芋、豆」ですから、これは大丈夫です(笑)。とにかく身体を温めて脾の気を正常にし、血流を促すこと、土多の私の八字はこれに尽きると考えています。