☆本日は大阪のSS木さんの作品をご紹介しましょう。もう感服するようなりかちゃんのお洋服と着物姿です。幸せなリカちゃんですよね♪
☆命理
こんばんは!!
今日から涼しいと期待満々でした。ホッとします。個人的には寒いのが好みなので待ち焦がれていた季節でそれだけでも爽やかになれます。コロナも落ち着いているので自宅講座も再開し、今月は忙しくなりそうです。二カ月もゴロゴロとしていたものですからちょっと疲れも一方ではあります。活気は出て気合が入るのですが、皆様が帰るとドョ~んと気が抜ける感じがしんどいです。そこでひと眠りできると夕方が楽なのですが上手くいく日とそうでない日があって難しいです。生活のリズムって大事です(;^_^A
さて、本日は辛卯日。
壬寅
己酉
辛卯
壬辰
日干辛金は酉月金旺の辛分野に生まれた比肩格の命です。庚金でなくて辛金です。辛金は柔金で月令があってもその性は清く軟らかい特性があります。丙丁の剋ではなく壬水の陶洗を最も喜とします。丙丁の剋では柔金の良いところを発揮できません。本日命は時干に壬が透り洩身の喜です。食傷生財の形を成しますので壬水から卯木の財に流通するとみるのですが地支は卯酉の冲が木財を傷めます。金旺月の木は死木で弱くおまけに卯木ですから金の剋は好みません。辰中乙木も同様で剋は受けずとも燥湿は湿木です。せっかくの壬水の食傷から財への流通が上手く流れません。
また月干己土、時支の辰中戊は不要な印ですが辛金は強いですから上手く受けて壬水に流すということで問題のある印ではないと判断します。壬なくしては強くなりすぎるのでやはり旺金の化地が壬であるのは有難い八字です。もっと細かいことを言いますと月干の己土は年の壬と濁壬して生金し、同時に滋木もあるので日干は強まりますし、寅も強くなります。生金は忌なのですが壬があって流れるので問題はないのです。問題は壬の行き場が難しいということのみです。
ひとまず、喜忌を!
格 比肩格
日干 強
用神 壬
喜神 水木火
忌神 土金
閑神 なし
調候 不要
辛金も冬月であれば調候の丙火は喜ですが旺令の金でも剋には十分耐えられますので一応喜神です。ただ注意すべきは辛金に壬水の反生とは別ですので判断を間違えないようにと思います。反生というのは月令のない辛金が壬水にあえばお互いに強め合って良いという見極めです。辛金が弱ければ前述のように丙丁の剋は好ましくないですから壬水があればいつでも火を剋してくれて助かるという並びなのです。しかし冬月水旺の辛金となれば、それは違います。水旺では洩らしすぎますのでそのあたりの加減は大事ではないでしょうか!冬月の辛金は金水傷官ですからそれは判断がまた異なってしまい、扶抑ではなく金水傷官火を見るが宜しいという定義が当てはまるのです。
辛金に壬水を見た時の注意事項を並べましたが、本日命は洩気として壬は有効で辛金の特性を考慮すれば壬水の陶洗が最喜という視点があてはまる八字です。