☆寒くなったせいかキャットタワーの洞穴に籠ってます。猫は寒いのでしょう、うっとおしそうな顔つきです(;^_^A
☆命理
こんばんは!!
本日は久しぶりに鍼灸の日でした。夏中、行けなくてホントに久しぶりだったのです。午後からでしたので2時に待合に上がりましたら、講座生のRIKAさんがいるではないですか!彼女も今日が治療日だったのです。私が来ると聞いたらしくてお昼ご飯を食べてからちょうど良い時間だったらしく、待っててくれたみたいでした♪ 嬉しいかったですね。
今日の治療はいつものように全身の体調をみるのではなくて、ここのところ左腕が上がりにくいので診ていただきました。だからいつものような脈診はなくて按摩鍼をガンガン打ってくださいました。首根っこから肩、腕にかけてしっかりと鍼を打っていただきました。やはり按摩という感覚からはしっかりとした「やられ感」、これが欲しいものです(笑)。腕が軽くなりました。何でに拗らせると大変ですから早めの対処が一番ですね。
さて本日は甲午日。
壬寅
庚戌(金)
甲午
乙丑
日干甲木は戌月金旺の辛分野に生まれた正官格の命です。この時期の甲木は死木で弱く、是非とも根の寅卯と滋木の癸水が欲しいところです。根は年支の寅ですが遠隔でこの配合では無情無力というのがあてはまりそうです。遠くても根があるとみることもありますが本日命ではよく見ていただきたいと思うのは天干の庚と壬と寅の関係です。ぱっと見は庚は壬に流れて寅にくるという流れはあります。また同時に旺令の庚金は戌中辛金に根ですから天地に透る庚金は寅をも斜めに制します。庚➡壬➡寅と庚剋寅とどちらの生剋が強いかということですがこれは庚剋寅です。つまり寅は壬の生扶を受けて力が増す以上に庚金の剋で減力するようが大きいということです。よって寅は死木の上に剋を受けて弱化激しいので根というほどの力はないということになります。数日前の己酉月であれば全く話は違うでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが・・・・日干甲木は時支の丑中癸水の滋木に頼り極弱の乙木とは幇も無いよりはましという程度の団結です。午は洩気で忌かと見受けますがある意味では食傷制殺の丙でもあり、戌中辛金、月干の庚金をわずかに煽りますが力は及ばず弱火です。良いところは弱木の甲や乙を燥の気を与えて病的な湿っぽさを消します。また丑中癸水も午火によって暖を得ますので火は不要とはいえ寒暖燥湿を護る良い火であると感じます。弱木の甲に強い火は不要ですが弱いながらも良い暖火だと思います。
しかし運勢においては弱火であっても洩気の火種となることは避けがたく、ないほうが良かったかというときも来るかもしれません。だから閑神なのだと思うのですが火はそういった判断になると言えます。
八字解命に戻りますが・・・日干甲木は、日時は水木と団結して弱いながらも普通格の正官格。任じ難い庚官殺は年干支にわずかに力を削がれながらも日干を強く剋身します。
よって
日干弱
格 正官格
用神 丑中癸
喜神 水木
忌神 土金
閑神 火
調候 不要
と取ります。