四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛薬膳と命理

2022年02月19日 19時21分09秒 | 中医・漢方
 ☆ドロリ~ン!

 ☆呼んでも首を持ちあげるのもメンドウくさい!


☆薬膳ニンジンしりしり! これでも立派な薬膳メニューと言えます。鮪は補血に良いのですが高いですからその点、ツナ缶は便利かも!!使いまわせます。
 お隣りの奥さんがニンジンをたくさん収穫したのでくれました。ニンジンとツナ、枸杞子をオリーブオイルで炒めただけ。副菜に!!
 ニンジン・・補血、健脾 (帰経は肺脾肝)
 ツナ・・・補血、補陽、補気、(帰経は脾肝)
 枸杞子・・滋補肝腎、視力減退、ふらつき (帰経は肝腎肺)

☆薬膳
こんばんは!!今日は朝から雨で底冷えがしました。ま、ヒマに任せてコタツの守りをしていたわけですが・・・(笑)。朝のコーヒータイムは長女夫婦が来て、しょうもない話で盛り上がってしまいました。休日の朝に多い流れです。

さて、春の薬膳ということで春は肝が高ぶる季節だと申し上げました。基本です。しかし肝と言っても誰でも高ぶるわけではありません。日々の変化があることでしょう。そして命理から言うとそれに加えて木のエネルギーが八字や運歳でどうなっているかでその傾向を計ることになります。これが命理と薬膳の接点かと思っています。
肝気が高ぶるとすれば木気が強いとか、それに加えて洩気の火が不足するとか、過不足と燥湿を看れば何となく想像できるところがあります。そこへ季節感を勘案して傾向を計り、日々の症状から推しはかれば自ずとわかるというものです。そのためには命理のみの知識では推しきれません。命理に加えて中医の知識、さらに薬膳の知識と深くなっていくのが自然の流れかと思うのです。難しそうなことを言いますが、一方では多くの実践がものを言うのだろうと考えますのでこれは今からの課題かと思っています。まあ、これは今からの私の命理的な思考の方向性でもあるので呑気にコタツに入っていても頭の片隅でいつも考えています(笑)。

さて、肝ですが甲寅干支のような木気が重々としていれば高ぶる傾向だろうと思います。ところが交感神経も優位になって過ぎてしまうといずれは疲れてくるのが人間の身体と精神です。行き着くところは肝気が萎えて、息巻いていた気持ちまで萎えてくると今度はおかしな不安が発生して自律神経を乱し始めると今度は肝の脈は弱っていることでしょう。ですから八字の木勢が強いからといって肝気を抑えるような作用ばかりではいけないのです。強いものを取り去るには平肝の薬膳が良いでしょう。でも酢の物も摂りすぎると身体の筋は堅くなるそうです。

また逆に乙日干の身弱のような人が肝気が不足しているのかというとそうではないでしょう。快適な生活環境の元でしたら肝の不調もないのが普通です。ところがそんな人の傾向は肝気が萎えやすいということです。ちょっとストレスが余分にかかり続けたりすると大変なのだろうと思います。そのようなタイプには肝に加えて腎気も補わなければならないと思います。つまり水木のエネルギーです。補腎、補血、養肝ということでしょうか!!
これは木だけの話ですから八字、大運しだいで人それぞれということになります。上に添付のニンジンにツナ、これでも十分に補血、補腎に役立ちますから肝血虚には十分な薬膳なのです。
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