四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛丑中の陽気!

2022年01月15日 19時49分32秒 | 中医・漢方

☆ネメシア、元気いっぱいに咲いてます。


☆エミリー・ブロンテの「Wuthering Heights(嵐が丘)」です。数十年前にたぶん英国で買ったもの?かと思います。ひょっこりまた本棚から落ちてきたので・・開いたら読み始めたのです(;^_^A
久しぶりに開けたのがヒースクリフが死の床にあるキャサリンと愛と憎しみをぶつけ合う頁でした。もうびっくりしなおしました。自分を裏切った女への愛憎の化身とした化した男の復讐劇です。
「僕が生きているかぎり君の霊魂が休まることはない・・・君は僕が君を殺したと言うなら僕に憑りつくがいい・・」みたいな訳してみますがこれでいいのかと思います。ゾオ~~としました。
以前はこれがとても好きだったのですがもうこの年になるとしんどいセリフです。結局のところヒースクリフは荒野の吹きすさぶ風音に彷徨う彼女の魂の声を聞いたと思い、彼女を追い求めて荒野で亡骸となったのが見つかるのですからこれは凄い物語だと今にして思います。この男、絶対に恨みを根に持つタイプなので戊土の土多かと思いますがいかがでしょう(笑)。でも今もあの曇よりとして荒野を二人の亡霊が彷徨っていることを想像するとすごいな~と思うのです!


☆中医
 こんばんは!!早いもので1月も半分が過ぎました。丑月はさすがに陽気が入って来つつあるのを感じます。空の色、太陽の光、木々の堅い膨らみが物語っていると思います。このような陰陽が混在する時期はどうしても肝気も潜在的に動揺を受けているのではないかと感じます。寅月に入って春本番になるとそういった傾向は顕著になってくることは明白ですが・・・もうすでに潜んでいるのではということを感じる日々です。詩子的にはかなり神経質かもしれません(;^_^A
 陰陽を言えば、冬至から陽遁に入っていますので当然なのですが・・・・丑月は寒冷で脾湿の地です。以前にも書いたことがあるはずですが寒木向陽といって冬木は丙火に逢い南方を巡るのが良いのです。浮木を嫌い湿を避けたいのは甲乙の両方に言えることです。

 ところがこの時期の木勢というのは侮れないほど強くなっているというのが私が師事する理論に依るところです。寅月に入れば旺に入るのですから当たり前ですが八字や大運からは感じにくいところです。しかしながら丙火調候のない木勢は病的であることも否めません。

 丑中に内包する陽気が殻を破るのは丙火です。こういったところに丑月の解命の視点は扶抑ではなく丙火調候にあるのでしょう。ですから丑月は何にがなんでも丙火です。

 火と言うのは中医心理学的には心であり五神の「神」です。神が傷むのは「神昏」といって喜怒哀楽が衰えている状態なのだそうです。火の心は五臓を統括しますから火の神がしっかりしていないと他の臓器が発する情動もいい加減になるのです。悲しみであってもさほどに感じないのかもしれません。これは老齢の身にはありがたいことでショック死するようなことにならないのだそうです(笑)。しかしながらまだ私のような年齢ではこんな状態はいけませんから神気はしっかりとさせておきたいものだと思います。

 また人は社会的な生き物ですから、この人と一緒に居たら元気がもらえる、プラスになると感じて頂けるには前向きな研究心や生きがいを持って生きていないと誰も近寄ってこないというのが現実的な話です。そのためにも心気、神気はしっかりとさせておきたいということです。

 今、丑月は火の晦火が激しいときです。生命の根源でもあるのですが身体的にはやはり免疫が下がってしまう結果かもしれません。この月は無理をせずに生命力保持を念頭に過ごしたいと感じた次第です。
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