四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

事象の検証は・・・

2011年05月18日 20時58分39秒 | インポート
 前回まで、先日生まれたばかりの赤ちゃんの人生をほじくり回してきましたが、「それってあってるの?」と言われたらいけないので一言・・・
 私が師を仰ぐ老師はすべての理論を実際命と検証済みです。何千という身近な命を検証されました。その上で旧泰然とした理論のまちがいを指摘され、また新たに展開されております。(それについてはいずれ公開となるでしょう!)前回までの私の展開もそれに則した鑑定ですので間違いはないと自負しております。
 鑑定士として依頼人を鑑定するとき、依頼人が「そんな事象はまったくありません!」と正直に言ってくだされば、間違いにも気づきますが、言わなければ鑑定内容を良しとしてしまうのではないか・・・・鑑定する側としてはよくよく謙虚であらねばと慎重に慎重を重ねます。いくつか可能性のある事象のどれなのか!!鑑定士としての勘も要りますでしょう!!私はまだまだ自信がないというのが本音です。ですが、やっぱり鑑定はやめられません。何故かと言うと鑑定のねらいの一つは事象の検証が含まれるからです。自分のファイルの中に統計をとっているからです。気が遠くなるような作業ではあります。私の命が足りないのでは・・・と。
 わが夫は以前、私が師事する師匠の著書を2冊ほど読みました。「これは、すごいぞ。今まで読んだ四柱推命の本の中では一番理論的じゃないか?」と言い、続いてその他諸々の資料も読みあさりました。そして数ヵ月後、「よっしゃ、わかった!」と言い、ほんの少しは自分の命から身近な知り合いの命などをノートに書いて取り組んではおりました。「いったい、この次は何をしたらええのや?」と尋ねてくるのですが、10数年やっている私にしてみれば「ハア?何言ってるの?」という以外、返事のしようがなかったのです。それからの作業や研究のほうが大変なのに・・・と思ったのですが、ハッと気がつきました。彼の四柱八字を思いおこせば、飽きっぽいという事象を検証できたではないかと・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運命はいかに!の続き

2011年05月17日 20時50分49秒 | インポート
 いよいよ男命です。いつものとおりに命を・・・
 辛卯
 癸巳
 丁卯
 庚戌 でした
大運は逆行運 1年10ヶ月運 癸年3月大運交替(2歳、12歳、22歳、32最・・・と変わります)
第一運 2歳~壬辰
第二運12歳~辛卯
第三運22歳~庚寅
第四運32歳~己丑
第五運42歳~戊子
第六運52歳~丁亥 となります。
 いかがですか!!男命ですと第一運から喜の湿土、水の運です。さすがに傾向としては喜神です。強い自我も壬の官殺と干合してわがままになることもなくセルフコントロールの効いた性情となります。周囲への気配りもきちんと・・・いいですね。でも流年でこれ以上の湿は不要ですのでこの大運は木火も喜の傾向です。そして健康でしょう。官殺が喜となりますから、この年齢ですと学校生活はバッチリ・・・DNAが良ければ成績も優秀かも!!信頼も厚いでしょう。でもこれって年齢的には小学校ですね。惜しい・・・!第二運はやや下降ですね。幼いころのあの神童はどこへ?なんてことになりはしないかしらね。がんばれ!!自らも小学校時代の栄光よ、もう一度と思うかも。でも22歳、大学を卒業すれば、庚寅運はこわくない!!庚剋寅でなんのことはないから大丈夫。有難い陽干の庚の剋です。32歳以降は喜の連続ですね。いや~、男に生まれてよかったですね。婦人科系などと言われないし・・・
 同じ日に生まれても男女でこれだけ違うのです。だったら、最近では生まれる前から性別はわかっているのだから、選んで産めるのではとつい考えてしまいますが、なかなかそう簡単にはいかないのが現実のようです。まず、帝王切開と決まってても、強烈にお願いしない限りは病院の都合が優先でしょうね。この間などは「この日に帝王切開で産みましょうね!」とスケジュールできてたのに先生が風邪を引いて「無理だから、2日延期しましょう!」という通達があった産婦がいます。おそらく、生まれる日は計算できるものではなく、ある「必然性」があってその日のその時間に生まれるのでしょう。同時にその子の親は子供に対する必然的な責務をもった四柱八字を持っているはずです。偶然などではないように思えますが・・・
四柱推命って不思議!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運命はいかに!

2011年05月16日 22時20分04秒 | インポート
さて、いよいよ後天運(大運と呼びます)をみてみましょう。
その前にいつものとおりに四柱八字を・・・
辛卯
癸巳
丁卯
庚戌  でしたね。

大運は順行運8年2ヶ月 己年7月大運交替・・8歳、18歳、28歳。38歳・・・と変わります。
第一運8歳~甲午
第二運18歳~乙未
第三運28歳~丙申
第四運38歳~丁酉
第五運48歳~戊戌
第六運58歳~己亥

この命の四柱八字は火が旺じています。運才には湿土、金、水が喜神。木、火、燥土が忌神でした。残念ながら、第一運から甲午と木火の運です。きびしいですね。でもこの時期はおやの庇護も厚い時期ですので何のこともないかもしれません。でも、念のため、一応の注意すべき憂いは知っておかねばなりません。それが四柱推命のよいところなのですから。
第一運は強い火のエネルギーがさらに強化されて、月干の癸水は沸水の憂き目に逢います。庚財も通関の湿土なくひっ迫します。つまり、破財です。父親縁に陰りがでたり、家庭内の経済的環境が悪化したり・・・かもしれません。またはそんなことは全くなく良い環境であったとすれば、身体的病を心配しなければなりません。女命なので生理不順、貧血などや腎機能なども心配ですね。性情的にも強い自我はますます強まって、洩らせず苦しいですね。学校生活という社会に対して器用に生きられないことも・・・こんなことも踏まえて、親はこの子の自己発言が上手にできるように導かねばなりません。能力発揮もしにくい・・・となります。以後、28歳からは申、酉と来て、庚に根ができ、強い日干には対象物がはっきりとしますので喜の傾向とはなりますが、如何せん、天干は丙、丁と続きますので喜は減力です。通関の湿土が来ないのですから。でも、このあたりの年齢で金水年がくれば、是非、結婚を逃さないようにしてほしいですね。待たれる水運は58歳以降ですが、遅すぎる!!!どうぞそれまで健やかでありますように・・・・と願います。
 こんな第一運のようなとき、沸騰している昔のかまどの鍋を想像してみてください。そんなの見たことないですか?沸騰してガバガバと吹き上げられて、蓋がとれそうな状態です。四柱八字ですと天干が蓋で地支が鍋の釜です。地支の勢いに天干が吹っ飛ぶという・・・荒々しいでしょうか??地支が火ですと上昇力もハンパじゃないですよ!!土ならそこまでは・・・と思いますが。やはり、極めれば水火というところに行き着きそうです。では次回は男命を!!全く違いますよ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四柱八字の喜忌

2011年05月15日 23時01分16秒 | インポート
 昨日の続きです。H23年5月12日PM8:00生まれとして・・・架空の命なのにだんだんリアルになってまいりますよ。
 辛卯
 癸巳
 丁卯
 庚戌 でしたね。日干「我れ」は丁火で日干は強。日干の環境はどうでしょう?四柱八字のエネルギーの環境ですね。ここで使われるのが「子平」という概念です。言い換えれば「水平理論」です。出っ張っているものは叩くが抜くかという荒っぽい表現ですが、とにかく五行(木火土金水)のエネルギーがバランスよく流れているかどうかという環境の有り様を探るのです。次のように・・・ 抜くか叩くか
 ①抜く・・・日干は丁の陰干なので水の官殺の剋よりも湿土の食傷に洩れるのを最喜とします。
     どうでしょうか?戌は燥土で洩れません。庚の財はありますが通関する湿土の食傷がない→運才で巡るのを待ちます。
 ②叩く・・癸が月干にありますが・・・これは強日干にとってはとるに足りない官殺。でもないよりはいいでしょう→運才で子
や亥が巡ればそのたびに官殺が天地に!!つまり、この命は天干に辛、癸、庚がずらりで運才を待てば、どれかこれかが、天地に透るわけです。ですが、それは金水の話で、木火の運才もあるでしょう。そのときはヒエ~です。何だかお風呂の湯加減をしている感覚です。

 ①②のいずれかができればよいわけですから、この四柱八字は可能です。人のもって生まれた生命エネルギーとしての四柱八字は大運(後天運)の干支と年運の干支とあわせて十二字となり、それらのエネルギーと関わりあって生きていく訳です。 四柱八字に欠けているものが運才で巡れば、「それっ!」と行け行けどんどんになりますし、ヒエ~!の運才にはお顔も曇りますし、籠ってればいいわけだし・・・
 さて、その運才ですが、また、次回ということで!その他、性情などもそのうち・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする