青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

人の生き方に

2008年02月04日 | 人生設計
また食の安全を脅かす事態が、発生した。消費の、それも食生活のことだけに偽装食品以上の危惧を覚えるのも、当然のことである。
しかしここで思わなければならないことは、単なる消費生活に終わらすべきではない、ということである。それは人の生き方にも、大いに関係し、関係しあっているとみなさなければならない。
消費生活も食生活も、人の生きる上での生活の仕方である。元々は、それは自給自足であった。自分で、自分を養っていたのである。
それが貨幣流通の発達により経済社会が発展してゆくにつれ、自給自足によるよりも購買に重点を置くようになってしまっている。
この結果、高学歴ながら実生活力のない人達が増えているし、物もコストやリスク意識から遠地からワザワザ限りある資源、石油を燃料にして排気ガスを撒き散らしてまでして運搬して貯蔵するということになる。
本来の自給自足であったなら、地産地消を地で行く消費でよく、加工食品よりも家庭料理や手料理のほうがごく安全なことだと思える。
しかし経済社会となってしまった今、コスト意識に負われ、リスクを恐れる企業論理によって政治も社会も格差社会となり生活確保に忙しいから、それどころでないのかもしれない。
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