自宅から遺書見つかる 中１男子自殺で
この記事はもっと早めにと投稿するつもりだったが、孫の子が夏休みの宿題にPCを貸してほしいというので遅くなってしまった。
２６日のこちらの地方紙の朝刊には、童話の国スウェーデンのことが出ていた。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/column/103101.html
この童話の国のスウェーデンでは、子供の精神を育ませていった児童用諸本は影を潜め、エログロや暴力描写といったものに満たされてしまっていると嘆いている。
これは他所事ではない。我が国にも子供の精神を育み育てていったおとぎ話、昔話、民話がたくさんあったが、それらのものは少なくなり、目に触れないような所に置かれ、今のスウェーデンと同じようなエログロ、いじめ、虐待、暴力場面の多いものになってしまっいる。この影響を受けてだろう、最近では悲惨な事件ばかり相次いでいる。
http://www.excite.co.jp/News/matome/entertainment/M1471937400948/
http://matome.naver.jp/odai/2144025383506779901
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E5%8E%9F%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E6%96%BD%E8%A8%AD%E6%AE%BA%E5%82%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6
などが相次いでいる。
この原因について識者は色んなにことを述べているが、これらはどれも当を得ていない。こう事件を起こさせている素地は、もっと深いものと見なければならない。
何がこういうことを生み出したかというと、７０年近く続いてきた自民党政権の政策にある。
経済成長、景気拡大と、神武景気、岩戸景気、いざなぎ景気、列島改造論などと人々を金銭や富の血ナマコにさせていったことにより、精神面では荒廃が進んでいった。
昔話より漫画、テレビに釘付けになり、ただ面白い、おかしいと笑うばかりになっていて、精神の成長は阻害されてしまっている。
高畑容疑者の母親は言っているが、「自分の親としての育て方が悪かった」というものではなく、自分で自分を育てられなかったことにある。
先日のNHK番組の「貧困家庭の子」の様子が放送されたが、映像の中に何彼と映っていたものを取り上げ、「この番組は捏造」と非難している。これに片山さつき議員まで加担している。
片山議員は議員だから、政務調査費をもらっているだろうに、何故早めにこういった社会の実態を調査しないでいたのだろう。おそらく仲間たちと、飲み食いに使っていたようだ。
こうした中でフジパンというパン製造会社では、パンの包装紙に電話番号が記入されており、ここに電話すると昔懐かしい民話が聞かれるという。
企業的リ利益追及を離れて、こうした子供の精神発達に取り組むけ精神に、感動を覚えてしまう。ここに信仰心希薄な世の中に、一条の光を感じてやまない。
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