二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

知って防ごう 動脈硬化! ③

2009年09月04日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~知って防ごう 動脈硬化! パート3~
   -手首の動脈から得られる動脈硬化の新しい指標- 

   伸誠鍼灸院 院長  加納俊弘 先生


『知って防ごう 動脈硬化!』 研究所コラムはこちらをクリック!

東洋医学研究所コラム9月の担当は加納俊弘先生です。加納先生は前回のコラム担当、服部先生とともに、(社)全日本鍼灸学会 愛知地方会の時から、現在も生体調整機構制御学会の研究部として存在する循環器疾患班で長年、勉強、研究されている先生です。

先生は、愛知県加茂郡三好町で鍼灸院を開院されています。たいへん優しい先生ですが、ご自分の治療にこだわりを持って日々患者様のために仕事をされている先生でもあります。高血圧や心臓病など循環器疾患でお悩み、お困りの方、あるいは、それ以外でも健康に関してお困りの方は是非、伸誠鍼灸院の加納先生のところに行ってみてくださいね

現代科学とはすごいものですね。今回、コラムで紹介されている”橈骨AI”(=手首の脈から圧センサーにより脈波を抽出し、上腕血圧を測定し、中心血圧《大動脈起始部》を推察する測定器)は目に見えない大動脈起始部の血圧を推測し、中心部の動脈硬化の状態を計測するんですからスゴイですよね。

コラムの中にも出てきますが、東洋医学研究所の黒野先生は、東洋医学の患者を診断する方法の一つに”脈診”というのがありますが、この脈診の客観化ができないかとの試みとして橈骨脈波を抽出して検討しておられます。それも30年前にです。原著論文としても残っております。常に鍼灸医学の真理を探究しようという情熱は今なお継続されています。

ですから、研究所のお弟子さん、黒野先生の周囲に集まる先生方は素晴らしい人たちが多いのでしょう(私は除くですが…)。

日々発展する最先端科学を医学に利用しつつ、細かさの極みまでくると大きいところ、あるいは太極につながってくるのではないかと考えます。宇宙の果ての大きな部分を突き詰めると、そこで織りなされている現象は原子のさらに細かいところの現象とつながり、ミクロのミクロで起こっている現象を追求すると、それは宇宙の果てにつながるのではないかな~なんて考えてます。

少し話がそれましたが、現代科学を上手に伝統的な東洋医学に利用していくことが、東洋医学の発展、結局は健康になりたい国民の皆様のためになると思うのです。ぜひ、コラムをご覧くださいませ~

二葉鍼灸療院 田中良和
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