昨年の8月、ながらく続いた自民党政権が、さまざまな真実や歪をを知りはじめた世論により崩壊し、民主党へ政権が交代しました。
ここまでの間、小沢さんや鳩山さんの献金疑惑が各紙面や報道をにぎわせています。普天間基地や予算編成、さまざまな政策に対して各報道機関とも重箱の隅をつつくような否定的な報道が目立ちます。
亀井さんが、郵政民営化という欧米化にストップをかけ、国民の資産や土地のバラ売りを土俵際で踏ん張り投げを打っているのに、それに文句を言っている記事も多いように思えます。財政は厳しい状態で亀井さんが本当のことを言っているのに、話を違う方向に向け、連立がおかしい、成り立たないなどという話になります。
小沢さんは実力者であり、鳩山さんが表で動き、裏では活動的に小沢さんが力を発揮しているんでしょう。
何を言いたいかといと、国民が賢くならないといけないということです。新聞やテレビが一斉に同じ論調で、同じ報道をしている時は、なぜだ?と疑うことが必要です。これは小泉内閣の時に嫌というほど味わったのではないでしょうか。実際、小泉さんが首相の間、株価はどんどん下がってしまいました。それなのに規制緩和の名のもとに外資が一斉に日本の市場に入ってきました。国内の倒産件数は増加の一途。本当に弱い所は生き残れないのでしょうか?環境に適していかないと生き残れないのは事実ですが、人為的に操作されたものを全て適者生存と受け入れては、情報を知らないものはひとたまりもありません。それがまかり通ってきたのが小泉内閣の時期なのでしょう。
行政や政治は深くややこしく複雑に絡み合っています。メディアの表面的な報道に惑わされてはいけない時だと思います。もっと深く流れているものを知り判断していかないと結局は損をするのは国民なのだと思います。
普天間基地の問題にしても、ここで問題になっているのはヘリポートの問題であり、1300メートルもの滑走路をつくることではないのです。それも地球が長い年月をかけて創り上げてきた美しい自然を破壊して、戦争を援助する施設をつくるのです。そこには国家間だけではなく、その利益を狙う人たちも結びついているのでしょう。また、沖縄に駐留している海兵隊のグアム移転にもう日本から相当の支援金が出ているようです。アメリカはもうグアムへ移転してもいいと思っているのでしょう。そして、話し合いの期間を延ばせば、さらに補償金をとれるのではと考えているのかな~と感じます。あくまでも自分の推測ですけどね。
リーマン・ブラザーズが倒産し、サブプライムローンに続き第2の金融危機が起きました。これは資本主義の限界が見え隠れすると感じるのですが、リーマン・ブラザーズが倒産する最後のきっかけはグルジアの南オセチア侵攻にあるようです。折しも皆、北京オリンピックで浮かれていた最中、グルジアが南オセチアに侵攻しました。経緯を話すと長いのでやめますが、グルジアのバックにはアメリカとイスラエルがおり、南オセチアはロシアにより守られています。結果、グルジアは待ち構えていたロシア軍に負けるわけですが、後ろの大国が糸を引いていたことは明白ですよね。ロシアは「何をやっとるんじゃ」ということで、アメリカ国債、地方債、リーマン・ブラザーズ債を市場に大量に放出したようです。それが金融危機のきっかけなわけです。社会や経済は、いろんなことが結びついているんですよね。
私の師匠は、「世界で起こっていることや、日本で起こっていることは、けっして他人ごとではないんだよ」「自分のこととしていろいろ考えるようにしなさい」と修行時代によく話されていました。その意味がここにきてやっと分かってきたということですかね。
今年も資本主義の限界が顔をのぞかせ、世に言う景気の二番底なんてのは問題にならないくらいの大変化が起きるかもしれませんね。またどこかの世界的動きが引き金を引くことになるのかも…そんなことを意識しながら、自分は「今」何をすべきか考えていくことが大切だと思うのです。
健康は自分に責任があります。人生も自分に責任があります。浅く観るのも、深く観るのも自分次第ということでしょうかね。世の中の真実に目をそらさず、だまされず目を養い、そこから光輝く未来を展望することが必要な一年であると感じます。
今年も広い視野で、社会や政治、経済、自分の仕事、人生をみつめていこうと思います。
二葉鍼灸療院 田中良和

ここまでの間、小沢さんや鳩山さんの献金疑惑が各紙面や報道をにぎわせています。普天間基地や予算編成、さまざまな政策に対して各報道機関とも重箱の隅をつつくような否定的な報道が目立ちます。
亀井さんが、郵政民営化という欧米化にストップをかけ、国民の資産や土地のバラ売りを土俵際で踏ん張り投げを打っているのに、それに文句を言っている記事も多いように思えます。財政は厳しい状態で亀井さんが本当のことを言っているのに、話を違う方向に向け、連立がおかしい、成り立たないなどという話になります。
小沢さんは実力者であり、鳩山さんが表で動き、裏では活動的に小沢さんが力を発揮しているんでしょう。
何を言いたいかといと、国民が賢くならないといけないということです。新聞やテレビが一斉に同じ論調で、同じ報道をしている時は、なぜだ?と疑うことが必要です。これは小泉内閣の時に嫌というほど味わったのではないでしょうか。実際、小泉さんが首相の間、株価はどんどん下がってしまいました。それなのに規制緩和の名のもとに外資が一斉に日本の市場に入ってきました。国内の倒産件数は増加の一途。本当に弱い所は生き残れないのでしょうか?環境に適していかないと生き残れないのは事実ですが、人為的に操作されたものを全て適者生存と受け入れては、情報を知らないものはひとたまりもありません。それがまかり通ってきたのが小泉内閣の時期なのでしょう。
行政や政治は深くややこしく複雑に絡み合っています。メディアの表面的な報道に惑わされてはいけない時だと思います。もっと深く流れているものを知り判断していかないと結局は損をするのは国民なのだと思います。
普天間基地の問題にしても、ここで問題になっているのはヘリポートの問題であり、1300メートルもの滑走路をつくることではないのです。それも地球が長い年月をかけて創り上げてきた美しい自然を破壊して、戦争を援助する施設をつくるのです。そこには国家間だけではなく、その利益を狙う人たちも結びついているのでしょう。また、沖縄に駐留している海兵隊のグアム移転にもう日本から相当の支援金が出ているようです。アメリカはもうグアムへ移転してもいいと思っているのでしょう。そして、話し合いの期間を延ばせば、さらに補償金をとれるのではと考えているのかな~と感じます。あくまでも自分の推測ですけどね。
リーマン・ブラザーズが倒産し、サブプライムローンに続き第2の金融危機が起きました。これは資本主義の限界が見え隠れすると感じるのですが、リーマン・ブラザーズが倒産する最後のきっかけはグルジアの南オセチア侵攻にあるようです。折しも皆、北京オリンピックで浮かれていた最中、グルジアが南オセチアに侵攻しました。経緯を話すと長いのでやめますが、グルジアのバックにはアメリカとイスラエルがおり、南オセチアはロシアにより守られています。結果、グルジアは待ち構えていたロシア軍に負けるわけですが、後ろの大国が糸を引いていたことは明白ですよね。ロシアは「何をやっとるんじゃ」ということで、アメリカ国債、地方債、リーマン・ブラザーズ債を市場に大量に放出したようです。それが金融危機のきっかけなわけです。社会や経済は、いろんなことが結びついているんですよね。
私の師匠は、「世界で起こっていることや、日本で起こっていることは、けっして他人ごとではないんだよ」「自分のこととしていろいろ考えるようにしなさい」と修行時代によく話されていました。その意味がここにきてやっと分かってきたということですかね。
今年も資本主義の限界が顔をのぞかせ、世に言う景気の二番底なんてのは問題にならないくらいの大変化が起きるかもしれませんね。またどこかの世界的動きが引き金を引くことになるのかも…そんなことを意識しながら、自分は「今」何をすべきか考えていくことが大切だと思うのです。
健康は自分に責任があります。人生も自分に責任があります。浅く観るのも、深く観るのも自分次第ということでしょうかね。世の中の真実に目をそらさず、だまされず目を養い、そこから光輝く未来を展望することが必要な一年であると感じます。

今年も広い視野で、社会や政治、経済、自分の仕事、人生をみつめていこうと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和