二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

「たべる順番は まず野菜から」 東洋医学研究所 6月 コラム

2010年06月15日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

『食べる順番は まず野菜から』 

   東洋医学研究所グループ 二葉鍼灸院 院長  山田 篤 先生


『食べる順番は まず野菜から』 研究所コラムはこちらをクリック!

糖尿病を研究テーマとしている山田先生が、糖尿病の人には血糖コントロール、健康人にとっては、体重コントロールなど余分な栄養をため込まないための一つの考え方が述べられています。

野菜を摂ることが大切であることは、誰でも分かっていると思いますが、その野菜を食べる順番が、インスリンへの作用、血糖の細胞への取り込み作用に影響していることは、ほとんどの人が知らないことであろうと思います。それも、これは科学的研究に基づいたものなのです。

このコラムでは、野菜の中に含まれる食物繊維が重要であると書かれています。食物繊維は、消化液にも溶けることなく、腸内へ達し、水分を含み膨れます。これが善玉の腸内細菌のエサになります。また、膨れることで、腸壁を刺激し、蠕動運動を機能的に行えるようにします。大便をスムーズに排出するということですね

さて、私の考えとしては、小腸内では、物質転換も行われているようです。物質を体の中で利用されやすい状態に変えることです。ビタミンやミネラルもここでも重要な働きをしますが、その他に重要な働きを行うのが”酵素”です。酵素は,エネルギー利用、新陳代謝など様々な身体の営みに必要な物質です。

野菜とくに生野菜には、酵素が多く含まれており、小腸内で吸収されることにより身体に利用されるようです。身体の中にも酵素は存在しますが、身体がつくる酵素には限界があるのではないかと言われています。
身体に悪い生活習慣(睡眠、食事、仕事、運動など)を行えば、そのバランスをとるため(恒常性維持)、細胞レベルでは多くの酵素がアンバランス是正のため活躍します。でも疲弊します。数が足らず、機能が落ちれば身体のあらゆるところで不調や変調が出てきます。そして、それが続けば病気になります。

その食べ方としては、糖質や脂質、タンパク質など身体の主要栄養素が腸内に入る前に、野菜を入れた方が、うまくエネルギー産生、新陳代謝、エネルギー燃焼のために、栄養素が使われるのではないかとも言われているようですよ。

野菜は奥が深いですね~
野菜は太陽エネルギーを直接、自身をつくるためのエネルギーに転換できるわけです。
ということは、野菜を食べるということは、太陽エネルギーを接取しているということになるのでしょう。そうそう、大地のエネルギーもね
野菜は奥が深いですね~

さて、そんな今回のコラム、ぜひご覧になり、日常生活に活かしてみてくださいね 

二葉鍼灸療院 田中良和
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