6月11日~13日にかけて大阪において開催された、第59回(社)全日本鍼灸学会学術大会への参加報告パート3です。
この学会には石川県からも多くの先生方が参加されました。多くと言ってもこのような大会に顔を見せる先生方は”いつもの顔ぶれ”なんですがね。もっと多くの鍼灸師が参加して欲しいのですが…その辺りは本人の自覚しかありませんね。
さて、いつも勉強で研鑽している酔耀会のメンバーも学会に参加しました。全員ではないのですが、会った先生方を激写しました~
宮川先生と おフィアンセのアズマ先生で~す
学会中も、いろんな意味で熱がこもっていて いいんじゃないですか
線維筋痛症のポスター発表を聴いている豊島先生
真剣に 怒って 何かを狙っている そんな形相ですね
おそらく質問など優し~くしたんでしょうな~
最近、酔耀会へ入った太田先生。昨年度、明治国際医療大学を卒業しました。
その卒論として「アトピー性皮膚炎に対する鍼治療の臨床的効果」を発表
関西人(神戸人)ですので、なかなか堂々とした発表でした~。
突っ込みどころはたくさんありましたがね~
彼は、今年から金沢医療技術専門学校の教員として金沢へ来たのでした。
酔耀会メンバーの石田先生も出席されていたようですが、会う機会がなく残念でした~。
12日の日程が終了後、リーガロイヤルホテルにて懇親会があり、出席しました。
やはり立食は落ち着きませんね。昨年の埼玉大会の懇親会では1時間も挨拶の時間があり、”帰ろうかな”と思ったくらい前置きが長かったのですが、ことしはそのようなことはありませんでしたね。良かった良かった
料理はこんなものかな~って感じです。皆さんが満足するだけの量は昨年よりは十分にあったので、これも良かったと思いましたね
やはりお酒が入ると饒舌になりますね~ お酒はいいですね~ 飲みすぎなければ
懇親会にて、愛知の先生方と新潟の先生方。
この写真の中に、安保先生(新潟大学)の研究室へ入っている先生が2人いるのです
安保 徹 先生は著書もたくさん出しているので有名ですよね。
そのうち一人が、東洋医学研究所で数年間一緒に暮らした仲間なのでした。
学会報告の締めくくりに、懇親会でも、酔耀会メンバーとの話の中でも話題になったのが、この学会でも大きく取り上げられていた、美容鍼灸とスポーツ鍼灸です。この2つは最近よく話題にのぼったり、講習会などで多く取り上げられようになっています。
明治国際医療大学での卒論の人気もこの2つが多いのだとか…。
美容鍼灸も一つの可能性としてありなのだと思いますが、これも仕事としての一つでしょう。学会で積極的に取り入れていくのはいかがなものかと思いますね。これはホントに医学として確立していくのでしょうか。また、経済の先行きが不透明な昨今、これから悪くなることはあっても良くなることは難しい経済状況にあって、鍼灸の中で真っ先に苦しくなるのはこの分野ではないかと思うのですね。
もっと力を入れてやることがあると感じます。世の中の流行りにのっていくことも大切だと感じますが、こと医学や研究に関しては流行りを追求していくというのは学会の方針としてはどうなのかなと感じますね。業団が経営の一環として取り上げるなら理解できますが。
スポーツ鍼灸の分野も取り入れていけばいいと思うのですが、この分野は柔道整復師と重なる分野ですし、どうも今の取り上げられ方だとアスリートのスポーツ鍼灸というものに人気が集まっているように感じるのです。スポーツも成長期から青年期、壮年期と年代によって身体機能も運動能力も違ってきます。それに応じたスポーツ鍼灸を取り上げていくべきでしょう。そうすれば、その中で鍼灸治療という技を活かした分野が確立されていくんではないかと思います。
私は成長期のスポーツ選手をよく診ているのですが、とくに鍼灸治療により効果的なことや、これは鍼をやったほうが治りが早いということが多々あります。しかし、念頭に置かなければいけないのは、この分野こそ、鍼灸はスポーツ選手を支える一つの手段であるということです。鍼灸治療が全てではないのです。その辺りを分かって、それでごはんが食べていけるくらい精通するんだ、という気概をもってスポーツ鍼灸に取り組むのならいいと思うのですが…
鍼灸本来の効果というのは、もっと深いものがあると思います。学校で勉強する、あるいは卒業したての鍼灸師が、美容やスポーツなど流行りで物事を視るという方法論はやめた方がいいですし、その辺りの教育もして欲しいと思うのです。若い鍼灸師の可能性の芽を摘みとらないためにもね
さて、そんなこんなで長いこと書いてきましたが、今年の学会報告を終了したいと思います。
さーて、来年は発表でもしようかな~と考えてます。
二葉鍼灸療院 田中良和
この学会には石川県からも多くの先生方が参加されました。多くと言ってもこのような大会に顔を見せる先生方は”いつもの顔ぶれ”なんですがね。もっと多くの鍼灸師が参加して欲しいのですが…その辺りは本人の自覚しかありませんね。
さて、いつも勉強で研鑽している酔耀会のメンバーも学会に参加しました。全員ではないのですが、会った先生方を激写しました~
宮川先生と おフィアンセのアズマ先生で~す
学会中も、いろんな意味で熱がこもっていて いいんじゃないですか
線維筋痛症のポスター発表を聴いている豊島先生
真剣に 怒って 何かを狙っている そんな形相ですね
おそらく質問など優し~くしたんでしょうな~
最近、酔耀会へ入った太田先生。昨年度、明治国際医療大学を卒業しました。
その卒論として「アトピー性皮膚炎に対する鍼治療の臨床的効果」を発表
関西人(神戸人)ですので、なかなか堂々とした発表でした~。
突っ込みどころはたくさんありましたがね~
彼は、今年から金沢医療技術専門学校の教員として金沢へ来たのでした。
酔耀会メンバーの石田先生も出席されていたようですが、会う機会がなく残念でした~。
12日の日程が終了後、リーガロイヤルホテルにて懇親会があり、出席しました。
やはり立食は落ち着きませんね。昨年の埼玉大会の懇親会では1時間も挨拶の時間があり、”帰ろうかな”と思ったくらい前置きが長かったのですが、ことしはそのようなことはありませんでしたね。良かった良かった
料理はこんなものかな~って感じです。皆さんが満足するだけの量は昨年よりは十分にあったので、これも良かったと思いましたね
やはりお酒が入ると饒舌になりますね~ お酒はいいですね~ 飲みすぎなければ
懇親会にて、愛知の先生方と新潟の先生方。
この写真の中に、安保先生(新潟大学)の研究室へ入っている先生が2人いるのです
安保 徹 先生は著書もたくさん出しているので有名ですよね。
そのうち一人が、東洋医学研究所で数年間一緒に暮らした仲間なのでした。
学会報告の締めくくりに、懇親会でも、酔耀会メンバーとの話の中でも話題になったのが、この学会でも大きく取り上げられていた、美容鍼灸とスポーツ鍼灸です。この2つは最近よく話題にのぼったり、講習会などで多く取り上げられようになっています。
明治国際医療大学での卒論の人気もこの2つが多いのだとか…。
美容鍼灸も一つの可能性としてありなのだと思いますが、これも仕事としての一つでしょう。学会で積極的に取り入れていくのはいかがなものかと思いますね。これはホントに医学として確立していくのでしょうか。また、経済の先行きが不透明な昨今、これから悪くなることはあっても良くなることは難しい経済状況にあって、鍼灸の中で真っ先に苦しくなるのはこの分野ではないかと思うのですね。
もっと力を入れてやることがあると感じます。世の中の流行りにのっていくことも大切だと感じますが、こと医学や研究に関しては流行りを追求していくというのは学会の方針としてはどうなのかなと感じますね。業団が経営の一環として取り上げるなら理解できますが。
スポーツ鍼灸の分野も取り入れていけばいいと思うのですが、この分野は柔道整復師と重なる分野ですし、どうも今の取り上げられ方だとアスリートのスポーツ鍼灸というものに人気が集まっているように感じるのです。スポーツも成長期から青年期、壮年期と年代によって身体機能も運動能力も違ってきます。それに応じたスポーツ鍼灸を取り上げていくべきでしょう。そうすれば、その中で鍼灸治療という技を活かした分野が確立されていくんではないかと思います。
私は成長期のスポーツ選手をよく診ているのですが、とくに鍼灸治療により効果的なことや、これは鍼をやったほうが治りが早いということが多々あります。しかし、念頭に置かなければいけないのは、この分野こそ、鍼灸はスポーツ選手を支える一つの手段であるということです。鍼灸治療が全てではないのです。その辺りを分かって、それでごはんが食べていけるくらい精通するんだ、という気概をもってスポーツ鍼灸に取り組むのならいいと思うのですが…
鍼灸本来の効果というのは、もっと深いものがあると思います。学校で勉強する、あるいは卒業したての鍼灸師が、美容やスポーツなど流行りで物事を視るという方法論はやめた方がいいですし、その辺りの教育もして欲しいと思うのです。若い鍼灸師の可能性の芽を摘みとらないためにもね
さて、そんなこんなで長いこと書いてきましたが、今年の学会報告を終了したいと思います。
さーて、来年は発表でもしようかな~と考えてます。
二葉鍼灸療院 田中良和