二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

天皇皇后両陛下のパラオご訪問のニュースをきいてオモウ

2015年04月08日 | 社会

本日、4月8日はお釈迦様の生まれた日(灌仏会)とされています。

日本では現在使用されているグレゴリオ暦の4月8日となっておりますが、他のアジア各国は中国暦(太陰太陽暦)の4月8日をお釈迦様が生まれた日としているそうです。

そんな4月8日そして9日にかけて、天皇皇后両陛下が戦後70年を迎える年にパラオへご公務に行かれております。先の大東亜戦争で尊い命を落とされた英霊の皆様への慰霊のためです。そして、それは日本人ばかりではなく、現地の住民の人たちにも、アメリカ軍人の中にも、同じく尊い命を落とされた方は多かったのではないかと思います。

そのような英霊すべての慰霊などのために両陛下はパラオに向かわれたのだと私は理解しております。

先の大東亜戦争、第1次、第2次世界大戦など戦争に明けくれた世紀の中で、多くの犠牲と戦争の悲惨さを目の当たりにしながら人間は未だ戦争や紛争をやめようとしません。

誰のために、何のために行われている戦争や紛争なのか、報道各局のニュース等の番組を見ても全く真実が理解できず、逆に間違った認識やフィクションを植えつけられることも多くあるのではないかと思っています。

日本の学校での歴史教育においてもそれが言えるのではないでしょうか

私は近現代の歴史教育を学校でしっかりと習った覚えがありません。私は学生時代、地理や歴史など社会科が好きでしたのでしっかり勉強したほうかな(自己申告ですが)とは思うのですが、このあたりの歴史を勉強したのも、東洋医学研究所において東洋哲学思想や歴史を勉強するようになってからです。

日本は、世界に冠たる万世一系の天皇家が脈々と約2700年(少なく見積もっても約1500年)の間、日本国を日本国民を思い見守ってき来られました。王族、皇族がこれだけの長きにわたり受け継がれている国はどこにもありません。 そして、天皇家の本来のお仕事は国や国民の幸せを願い神事を行うことです。そして現在では国の象徴として多くの書類に目を通されたり、外国に行かれたりと様々なご公務をこなされておられます。伊勢神宮にお参りに行かれた方も多いと思いますが、神事も大小様々な行事があり、それを毎年行っていただいているのが天皇という存在であります。

さて、現在、神武天皇を初代天皇と定めると今上天皇は125代となります。その天皇皇后両陛下が英霊の慰霊のためにパラオに向かわれたのです。

大戦後においても、現在においても、世界が紛争やテロ、戦争が多く勃発していることは前記しました。そして多くの人たちが命を失っています。日本は戦後70年、実際、戦争を行っていないし参加しておりません。そして戦死者もいません。平和憲法があったからでしょう。

現在では日本海や東シナ海においての諸島の領有権争い、または歴史認識等で隣国のアジア各国ともめており、危うい雰囲気すら感じられます。また、不安や緊張を促すようなどっちつかずの大国の駆け引きも見えたり見えなかったりします。

しかし、アジアの国々お互いが争い、いざこざを起こすことで、どこかのどなたかが利益、利権を得るのが現在の大きな社会や世界の動きです。お隣同士、アジア同士は仲良く、協力して行けるのがアジア、いえいえ一部の人たちを除く世界の人たちにとって幸せなことなのだと思います。

話は脱線しておりますが、

  これは日本の国旗です。

 こちらはパラオ共和国というミクロネシアの国の国旗です。

すごく似てますよね。そんな国旗にまつわ戦中、戦後の真実があります。私も「似てる国旗だな」という程度で関心がなかったのですが、こんな事実があるのです。

日の丸とパラオの国旗の由来

戦争という手段は最悪の手段であり、これを肯定する事は全くありません。しかし、当時の世界的歴史の潮流において、各国が奪う側、奪われる側にあったあの戦乱の時代、どのように国や国民、国益を守っていったらいいかと考えながら常に選択を迫られていた状況は察しがつくのではないかと思います。

ハッキリ言って何でもありの戦争において、日本の軍人や政治家、官僚はどう考え、どう動いたのか、天皇陛下はどういう思いでこの状況を見守り決断されたのか、戦争という負の遺産から推察し、考えていかなきゃいけないのではないかと思います。

そして、植民地においての日本の軍人の皆様の行動はどうであったか。全て自国の国益つなげるため植民地から全てを奪取していた時代に日本軍や日本軍人はどのような方針と行動をとったのか。今までは日本が悪い、日本軍人が悪いと教育を受けてきました。本当にそうなのか・・・その一端のお話が上の動画の事実なのだと思います。ここも日本が統治した植民地の一つです。パラオでは住民とともにパラオの進展のために現地の人たちとともに働き、教育を受け、韓国や中国では残虐非道を働いたそんな筋の通らない話はあるでしょうかもしかしたら日本人の違う考え方の人たちがお隣の国々では狼藉を働いていたのでしょうか 

  こんな記事も参考にしてください ☞ 一般財団法人 日本太平洋島嶼国交流協会

歴史の流れはもしかしたら、スペイン、ポルトガルが大航海時代を迎え、世界に次々と植民地をつくっていった頃からの流れをみないといけないのかもしれません。(あのキリスト教布教に種子島に辿りついたフランシスコ・ザビエルも何が目的で日本に来たのか・・・その話は置いておいて)、そして、江戸末期から明治、大正、昭和初期と激動の時代の世界や日本の戦乱の歴史や各国の思想(一部の人たちの思想かもしれませんが・・・)を考慮して、大東亜戦争、第二次世界大戦を捉えないといけないのだと思います。

また日本が統治した植民地政策において、中国や韓国だけではなく各国(台湾、インドネシア、インド、ビルマ、ミクロネシア諸島の国々、等々)の政治家や人々がどのように思っていたのか、ということを知らなくてはいけないのだと思います。また様々な情報から知ることができる時代なのではないでしょうか。
そして、それが本当の歴史教育であり、永い悠久の歴史を持つ日本人の大切にしなくてはいけないことなのだと思います。

上の動画を見て、現在の日本の礎を築いた先人の規律行動、そしてそれを動かすの素晴らしさに奮えました。なんでもかんでも信じるわけではなく、このような事実は客観的に見ると歴史の事実の中にたくさんあることは、資料等を調べればわかることです。

そして、日本人で良かったと思います

と同時に、そのようなことを私たち現代の日本人はできるのか またできるようになるのか 先人に対して恥ずかしい思いもありますが、昔に戻ることはできませんので、正しい歴史の事実を知りつつ、未来に活かしていくことが必要なのだと感じました。

 

天皇皇后両陛下がパラオへご訪問というニュースにあたり私が感じたことを書かせていただきました。

長文お読みいただきありがとうございます 

 

    二葉鍼灸療院 田中良和


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2 コメント

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こんにちは (おむぅ)
2015-04-09 15:30:45
お返事ありがとうございました。

田中先生の記事とともに動画を見させていただきました。
ペリリュー島の人たちが、日本軍と一緒に戦いたい、と言ったとき、中川大尉が「帝国軍人が貴様ら土人と一緒に戦えるか!」と言ってペリリュー島の人たちを救ったという話を聞いて、中川大尉は心の優しい懐の深い人だなぁと思いました。

さて、僕は相変わらずヘソが気になりますが、デイケアに行かれた日は気分がスッキリして、ヘソもあまり気になりません。
でも、朝、出かける気力が出ないというか、億劫なので、あまりデイケアに行かれてません。
行きたくなくても気合いを入れて毎日行かなければと思うのですが…
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いつもコメント遅くなります (二葉院長)
2015-04-25 16:14:06
おむぅさん

コメントありがとうございます。

日本近代史は、もう一度、しっかりと振り返ることが必要だと思います。はっきり言いまして、ほぼ真実でないことが歴史の授業で、そして巷で教えられてきました。真実が知ることが今だからこそ、多くの事実がネットを通じて流れています。(ウソ、いつわりもありますが)
それを選択して判断する能力も現代では必要なのかもしれません。

さて、常に症状がありたいへんなことと察しますが、少しでも気力のある時は、少しずづでもいいので、動くようにしましょう!そこから少しずつ気の流れが変わることを願ってます。
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