原子力空母の原子炉でも、原子力発電の原子炉でも、原子炉の役目は、核分裂の連鎖反応を継続的に起こさせることです。これを「臨界」と言います。
原子力空母が危険なところは、原子力発電とは、原子力に使われるウラン235の濃縮の方法に違いがあるのです。通常、原子力発電は核の暴走を防ぐため濃縮度は3~5%に抑えられています。それでもチェルノブイリなどの大事故が起きるのです(周囲30kmは居住区として永久に使用できません)。空母の場合は、97%にまで濃縮度を高め、長期間燃料交換しないですむようにしています。ちなみに核兵器の濃縮度は90%です。
ということは20~25年分の核廃棄物(死の灰)がジョージ・ワシントンの館内に貯蔵されるということになります。
危険だとされる原子力発電所には厳しい審査がなされますが(審査されても今の技術では核や核廃棄物への対応は非常に危険です)、原子力空母の場合は全く審査がありません。米国の報告をそのまま受け入れるだけです。これで安全なのでしょうか。
日本は地震大国です。ただでさえ、東海沖地震や関東に大きな地震が起きる可能性が指摘されています。
横須賀のある三浦半島から東京湾にかけては、フィリピンプレート、ユーラシアプレート、相模トラフなどの地震が起こりやすい要素があり、三浦半島には、北武断層や武山断層など要注意断層があり近い将来活動すると予測もされています。
このような場所に、それも不安定な海上に、原子力兵器が浮かんでおり、万が一、大地震が起き原子炉に事故が起きた場合はどうなるのでしょうか。自然の力を甘くみていてはたいへんなことになります。
『東京湾の原子力空母』という書籍(新泉社 原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会 編)の中に、ある様々な設定の元、被害が予測されてありました。爆心地(ジョージ・ワシントン)から8km圏内には、33分で放射能雲が到達し放射能量は7シーベルトに達し全員死亡。13km圏内は3シーベルトに達し半数が死亡。26km圏内では著しい急性障害が発症し、一部死亡。60km圏内では250mmシーベルトで脱毛、嘔吐、めまい、白血球異常が起こります。165km圏内では50mmシーベルトとなり職業人の年間放射線量に達します。165kmというとほぼ関東全域と長野、静岡の一部にまで及びます。この被曝量だとガンによる死亡者が24~32万人になると予測できるそうです。これは低く見積もってです。風向きや気象条件などにも左右されますがね。
横須賀市では100万人の死傷者が出るとの予測もあります。
これらはあくまでも予測ですが100%起きないとも限りません。ジョージ・ワシントンがいなければ100%起きません。もし自分が住民だったら大反対です。ただでさえ社会にしても、経済にしても安心して暮らすことのできない世の中になっているのに、さらに不安材料が自分の目の前にあったらどうでしょう。国を動かしている人たちはもっと国民のことを考えてほしいですね。
私たちは宇宙の中の銀河系、そして、太陽系の中の地球という惑星に住んでいます。人間が地球を創ったのでもなく、宇宙を支配しているわけでもありません。人類の歴史は地球の歴史から見ればほんのわずかですし、地球や宇宙の力からみれば微力です。しかし、人間には他の動物にはない能力があります。それは愛するということ、創造するということ、すべてのつながりを感じることができるということです。
地球に住む皆が、幸せになれるように、謙虚で、感謝し、愛で満たされた世界を創っていく時期ではないかと思います。宇宙や地球の大自然の影響を人間が受けているように、人間の思考や行動もまた大自然に影響を及ぼしています。
宇宙から見た”美しい地球の姿”のような世界を創っていきましょう。それは自分の足元からですよね
(上記の書籍を参考に書かせて頂きました。)
二葉鍼灸療院 田中良和
原子力空母が危険なところは、原子力発電とは、原子力に使われるウラン235の濃縮の方法に違いがあるのです。通常、原子力発電は核の暴走を防ぐため濃縮度は3~5%に抑えられています。それでもチェルノブイリなどの大事故が起きるのです(周囲30kmは居住区として永久に使用できません)。空母の場合は、97%にまで濃縮度を高め、長期間燃料交換しないですむようにしています。ちなみに核兵器の濃縮度は90%です。
ということは20~25年分の核廃棄物(死の灰)がジョージ・ワシントンの館内に貯蔵されるということになります。
危険だとされる原子力発電所には厳しい審査がなされますが(審査されても今の技術では核や核廃棄物への対応は非常に危険です)、原子力空母の場合は全く審査がありません。米国の報告をそのまま受け入れるだけです。これで安全なのでしょうか。
日本は地震大国です。ただでさえ、東海沖地震や関東に大きな地震が起きる可能性が指摘されています。
横須賀のある三浦半島から東京湾にかけては、フィリピンプレート、ユーラシアプレート、相模トラフなどの地震が起こりやすい要素があり、三浦半島には、北武断層や武山断層など要注意断層があり近い将来活動すると予測もされています。
このような場所に、それも不安定な海上に、原子力兵器が浮かんでおり、万が一、大地震が起き原子炉に事故が起きた場合はどうなるのでしょうか。自然の力を甘くみていてはたいへんなことになります。
『東京湾の原子力空母』という書籍(新泉社 原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会 編)の中に、ある様々な設定の元、被害が予測されてありました。爆心地(ジョージ・ワシントン)から8km圏内には、33分で放射能雲が到達し放射能量は7シーベルトに達し全員死亡。13km圏内は3シーベルトに達し半数が死亡。26km圏内では著しい急性障害が発症し、一部死亡。60km圏内では250mmシーベルトで脱毛、嘔吐、めまい、白血球異常が起こります。165km圏内では50mmシーベルトとなり職業人の年間放射線量に達します。165kmというとほぼ関東全域と長野、静岡の一部にまで及びます。この被曝量だとガンによる死亡者が24~32万人になると予測できるそうです。これは低く見積もってです。風向きや気象条件などにも左右されますがね。
横須賀市では100万人の死傷者が出るとの予測もあります。
これらはあくまでも予測ですが100%起きないとも限りません。ジョージ・ワシントンがいなければ100%起きません。もし自分が住民だったら大反対です。ただでさえ社会にしても、経済にしても安心して暮らすことのできない世の中になっているのに、さらに不安材料が自分の目の前にあったらどうでしょう。国を動かしている人たちはもっと国民のことを考えてほしいですね。
私たちは宇宙の中の銀河系、そして、太陽系の中の地球という惑星に住んでいます。人間が地球を創ったのでもなく、宇宙を支配しているわけでもありません。人類の歴史は地球の歴史から見ればほんのわずかですし、地球や宇宙の力からみれば微力です。しかし、人間には他の動物にはない能力があります。それは愛するということ、創造するということ、すべてのつながりを感じることができるということです。
地球に住む皆が、幸せになれるように、謙虚で、感謝し、愛で満たされた世界を創っていく時期ではないかと思います。宇宙や地球の大自然の影響を人間が受けているように、人間の思考や行動もまた大自然に影響を及ぼしています。
宇宙から見た”美しい地球の姿”のような世界を創っていきましょう。それは自分の足元からですよね
(上記の書籍を参考に書かせて頂きました。)
二葉鍼灸療院 田中良和
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