本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

話題の居酒屋・近次で一杯

2013-03-30 00:54:00 | 外で飲食




最近、何かと話題の居酒屋、京急は八丁畷の「おだい処 近次」さんにお邪魔してきました。




ここは、日本ブログ村・神奈川食べ歩きのトップを独走し続ける「ハマのアニイ」さんが一も二もなくお薦めする人気店です。

↓↓↓
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi123_4100






前回、3度目の正直でやっと入店することができまして、今回は2回目の訪問です。
(特に夕方、口開け頃からはほとんど要予約のお店になっているようです・・・。)














まずはよく冷えたビールで喉を潤します。(小ジョッキ。ここポイント。旨いものがより食べられるように・・・笑)


お通しにはヒラメのカルパッチョ(@_@。

付け合わせにはスナップと山葵菜かな?



ビールをもう一杯飲みたいところをちょっと我慢して日本酒モードへ。





菜の花の辛子和え



子供の頃は、春菊とか苦味&香り系の野菜なんて絶対無理!だったヒトが多いと思いますが、なんで大人になるとこんなに美味く感じるのかな~?




こちらのマスターは野菜系にもかなり力が入ってますよ。

やはり酢の物、野菜は日本酒じゃなきゃネ!




早くもぬる燗お代わりです。





このあとメニューにある「舌切り」とは?と尋ねると「青柳の舌の先」とのこと。

モチロン注文。



これは美味かったな~。美味すぎて写真撮り忘れ。

一瞬遅れてやってくる控えめな中にも芯のある風味が最高。食感も爽やかです。



代わりに前回やはり美味かった岩牡蠣を載せときます。



タグの付いた岩牡蠣なんて初めて見ました・・・。





続いて「活け締め黒鯛刺身」を注文。


銚子のものだそうですが、身がしっかり活かってました。

黒鯛の刺身も真鯛とはまた違った風味がいいもんです。

サービスでいただいた皮の炙りと薄味で煮つけた真子も最高でした。




これらも美味すぎて写真撮りそびれ。食べ歩き報告も大変だ・・・。なんせ早く食いたいし、食べ始めちゃうと止まらないし、写真ばかりとっているのも悪い感じだし・・・。










ツマミがあんまり美味すぎて調子に乗って飲みすぎでした・・・。


なめたがれいの煮付けをたのんだような気がします・・・。
(後ろに写っているメニューの文字は女将さんが毎日小筆で書いています。素晴らし~い。)


コレはキングオブ煮魚だよな~。

締めのゴハンが美味すぎます・・・。

(前回出していただいた「ゆめぴりか」が美味しかったので自宅でも買っちゃいました。)





どうも御馳走様でした。




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板前修行開始!?

2013-03-21 04:38:00 | 料理





予想をはるかに下回る結果となった先日の半日イシモチ釣り。


船中3~20尾なので、デビユー戦の小一生は6尾と健闘と言える・・・が、オヤジも6尾とは情けない・・・。


エサ付け、魚はずし2名分というのも言い訳にならない低調振り。



万が一を考えて釣れすぎた際の引き取り先を確保しておこうか・・・なんて要らぬ手配をしないでヨカッタ。





久しぶりの船でしたが、半日船、ということもあり昼には帰宅。片付けも余裕。





あとは「はいよ!」とカミさんに魚をポイッと渡せたらどんなに楽ちんか・・・。




あ、有り得ない話をしてしまいました・・・。


(カミさんが買ってくる尾頭付きと言えばサンマくらいです・・・。涙)






自分でフィニッシュまでしないと釣りは完結しないんです。

料理ももちろん楽しいんですが、捌きも嫌んなっちゃう時って正直アリマスヨネェ。




で、今回真ん中のお姉ちゃんに「捌きもやってみるか?」と聞いたら「やってみたい!」とのこと。


果たしてアシスタントになってくれるか?

それとも・・・??





一先ずシンクの前に台を持ってこさせます。

ウロコ取りを持ってウロコ引きの見本を見せてやります。(イシモチはトゲもないしあんまり滑らない。ウロコも細かくない。ウロコ引き入門にはうってつけだな。)

実際にやらせてみると・・・結構なんとかなりそうです。



こちらは見本でウロコを引いた魚を捌いて料理を進めます。











イシモチの火取り



コレ、やってみたかったんです。


冊にとった皮目をパーッと炙ると脂が爆ぜながらチリチリと身が縮んでいきます。

香ばしい香りと共に程よい焦げ目がついたところで氷水に放ちます。



粗熱が取れたところでよく水気を拭き取ってお造りに。








ちっちゃいトーチが売ってたんで買ってみたんですが・・・。


一回使ったら壊れました(涙)




今度は大きいの買います・・・。






お、お姉ちゃんは黙々とウロコを引き続けています。


中々見どころがあるぞ。



こちらもイロイロほかのことが出来るぞ!







唐揚げ。



見た目イマイチで画はナシですが、美味なあら汁も・・・。(思ったより随分良い出汁が出ます。(@_@。)






結局、お姉ちゃんは・・・



13尾黙々とミッション完了。


良い仕事してくれたな~。




コレは将来有望か??









冷蔵庫干し




カマボコ作ろうと・・・板まで用意してたのに・・・材料調達が不十分で・・・申し訳ございません。


さつま揚げも。






またのお楽しみ・・・と、いうことで。















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小一生、半日船デビューはイシモチ

2013-03-17 22:47:00 | その他の釣り





何度か画策するも、天候や体調、急な用事等に阻まれて実現していませんでした。


真ん中のお姉ちゃんの半日戦デビュ-がようやく実現。





ポイントは電撃作戦!



カミさんが何かとケチをつけないうちにパパっと企画・実行。




しばらく前はシロギスかな?と、思っていたが、釣果急降下で堅調のイシモチ(シログチ)船へ。





近所の「つり幸」へ久しぶりに行ってきました。



昨日は半日でトップ68尾と好調の知らせを聞き、「釣れすぎたらどうしよ~?」と、決して考えてはいけないことを考えながらの釣行です。





普段は行かない日曜日。お客さんがワラワラ集まってきます。

つり幸は海のない地方の方が最もアクセスの良い船宿として、三多摩地域や埼玉、果ては群馬辺りから来る方もいる様子。




受付のおばあちゃんも変わらずお元気。

いろいろサービスありがとうございます。











↓ んで、本日ようやく半日船デビユーを果たした真ん中のお姉ちゃん。





どや顔で持つのは青イソメ。

サカナが釣れたらやれ。







心配していた風も収まり、絶好の釣り日和になりました。


「4~50分走るよ」、との船長の声にキャビンへ避難し一眠り。





目を覚ますと住友ドックの見える赤灯の付近。


さすがにこの辺まで来るにも時間が掛かります。




「30メートル位ね。」

と、いうことで2名分の仕掛けを振込みます。




おやっ、予想に反してなかなかアタラナイ・・・。



入れパクを予想していたのに・・・。


周りでもあんまりアタラナイ。




潮も半日トロ~りと下潮がきいているはずなのに・・・。




そして沈黙の時間・・・。









しかし、この人は黙々と言われたとおりにしています。



そして、時々釣ります。




オヤジは沈黙・・・(汗)。







イシモチってこんなに難しかったっけ??


イロイロお姉ちゃんにレクチャーしておいて、逆に教えを請う。




「少し持ち上げたほうがいいよ。」




「分かりました先生。」





タナ少し高め、でようやく初ヒット。(早くも開始から一時間以上経過。)











その後、ポツ~りとむこうが釣ればこちらも、を繰り返し何とかオカズほどを確保。



でかいクーラーが恥ずかしいですよ~。





結局、この日は食い渋りでトップの二本竿の方が20尾。


我が家は当初の目標40尾を下方修正したトップの1/4を二人とも達成。

各々イシモチ6尾。




本命はイーブンだが外道にシロギス釣ったおねえちゃんの勝ち!



見事天気も味方に付け、船酔いもせず、楽しく半日過ごせました。




あとは美味しいイシモチ料理を作って・・・




「また行きた~い!」と、言わせりゃこっちの勝ち!!










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「2月の読書」はナカナカ。

2013-03-16 01:00:00 | 





寒かった2月も終わりようやく春か?と、思ったら暑かったり寒かったり。


なにより一番困るのは「花粉」!ですよ!!


例年より開始が遅いな~、と思ったら・・・一気にキタ━━━(゚∀゚)━━━!!~。


でも、最近は良い薬のおかげもあり、一昔前程の憂鬱感は和らぎました。





30年来の花粉症体験から言わせてもらうと予防が一番。

今まで花粉症ではない、と思っていた人もある日突然花粉症になることもあるようですから、ご用心。( ̄ー ̄)


カミさんも「私は花粉症は無い。」と、言い続けてきたが、近年ようやくデビューを認めました。

なったこと無い人は中々デビューを認めたがらないのも花粉症の特徴ですね・・・。





さて、2月は色々な影響から釣りは結果として封印。(涙)


その影響、という程ではないが、読書ははかどりました。


と、言うわけで読書メーターから2月の読書の足跡です。





2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3160ページ
ナイス数:40ナイス




珠玉 (文春文庫)珠玉 (文春文庫)感想

`90、文學界・新年号に掲載された開高の遺作。煙草と本棚の香りに包まれたこの文春文庫版も手元にやって来た日から「読め。」のオーラが出まくり、積ん読になる間も無く読了。解説で佐伯彰一も開高とヘミングウェイの不思議な共通点を述べているとおり、やはり男の世界を書かせたら今後とも右へ出る作家は不在でしょう・・・。果たして女性がこの物語を読むとどう感じるのかは想像するのが難しいが。自分の中にも「男の世界」はまだあるか?が暫くのテーマになると思います。
読了日:2月28日 著者:開高 健



ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホンラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン感想

ラクガキやイラストが上手くなりたいヒトがこの本を読むとガッカリしますよ・・・寄藤さんの才能と発想力にはとてもじゃないが近づけないと・・・。ただ、掲載されているひとつひとつのイラストがとても良いです。我が家で子供とは平日は擦れ違いの生活なので、食卓の上にメモを置いておくことが多いんですが、メモの隅にこの本に載っているイラストを真似して描いてみたら大ウケでした。あ、あと、装丁もとても素敵な本ですね~。
読了日:2月26日 著者:寄藤文平



深海艇F7号の冒険 (角川文庫 緑)深海艇F7号の冒険 (角川文庫 緑)感想

意外に感じる方も多いかもしれませんがムツゴロウさん、デビュー当初はSFの書き手だったんですよ~。少年時代の思い出の一冊がやはりムツゴロウさんの「海から来たチフス」。なんと面白い話を書く人なんだろ・・・と友達に勧めまくったところ、皆に「どこでこういう面白いの見つけてくるの??」と、大好評でした。「F7号」は言わば「チフス」の姉妹編、ということですが、三十数年ぶりに古書店で見つけて自分の感性はどう変わっているのか?恐る恐る読みました。(結果はヒミツ。)表紙をはじめとする長新太のイラストがまた良し。

読了日:2月25日 著者:畑 正憲



森永卓郎の庶民株! シンプルに 楽しみながら スロー投資森永卓郎の庶民株! シンプルに 楽しみながら スロー投資感想

出版後約7年半が経過している本書を読むと、森永さんが言った通りになっていること、全く違ってしまっていること、いろいろあって面白い。特に電力株を盛んに勧めているあたり、やはり一寸先は闇ですなぁ・・・。まあ、この時間を経ても言ったとおりになっている部分はある程度真理に近い、と言えるのかも。長年続いた日本のデフレがもうじき終わりそうな気配、と書いているがそれからまさかこんなに続くとは著者も予想だにしなかったことでしょう。しかし、デフレが終わった時に何をすべきか、参考になりましたよ。
読了日:2月20日 著者:森永 卓郎



風の食いもの (文春文庫)風の食いもの (文春文庫)感想

俳優・池部良の食にまつわるエッセイ。旨そうなものより旨くなさそうなものの方がたくさん出てくる。(ミミズとかナマケモノ等々・・・)と、言うのも太平洋戦争当時の思い出にまつわる話が多いからだ。中国北部や赤道直下の孤島での軍隊生活での食に関する恨みつらみやらが中心だが、ジャングルでの窮乏生活中にも何とかして旨いものを食えないか?と苦心惨憺するくだりはいじましい、というより微笑ましくもある。江戸ッ子の親父さんやその友人との掛け合いが軽妙な「旬外れの鱚」がピカイチでした。
読了日:2月19日 著者:池部 良



この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)感想

子供にも分る語り口で、ルビも多用されているな~、と、思ったら「よりみちパンセ」からの文庫化ですね。大変な経験を重ね「カネ」の重要さに気づいたサイバラさんは果たして幸せだったのか否か・・・。ひとつ言えるのは大変な経験など無関係に育ってきた人々、(我が家のガキどももそう・・・。)の幸せなんて砂上の楼閣に等しいのかも知れない、ということ。どんな時にもぶれない芯を自分の中に一本通すのがどんなに困難なことなのか、机の上や部屋の中では絶~対わからんぜよガキども!
読了日:2月17日 著者:西原 理恵子



幸福な生活幸福な生活感想

コシマキで手法をネタバレさせているのは迷惑だな~。しかし、前半の方は結構ゾクッと来て楽しめました。特に既婚の男性には厳しい内容になってます。(カミさんにプレゼントした本だったんですが、放ってあったんで先に読んじゃいました。読まれる前に売りに出しちゃいます!)手塚治虫も名著「マンガの描き方」で言ってたけど何でも夢でした・・・というオチはアカン。あと幽霊でした、も。その手は○田○郎に任せておきましょう。
読了日:2月16日 著者:百田尚樹



田舎暮らしができる人 できない人 (集英社新書)田舎暮らしができる人 できない人 (集英社新書)感想

最近の玉村さんは田舎暮らしの専門家になってしまってたんですね。体験談として耳を傾けるべきところはあれど、結局、自分はできるのか、できないのか、という視点で読んでいたがどちらなのか判断つかなかった。やればできるようにも思うがしない、といったところか??まあ、著者の田舎暮らしはイイぞ~、という気持ちはヒシヒシとと伝わってきます。人間として田舎暮らしは正しいような気がします・・・が特にうちのカミさんなんかは無理!!
読了日:2月12日 著者:玉村 豊男



Z(ズィー)カー (光文社新書)Z(ズィー)カー (光文社新書)感想

日産がなぜトヨタやホンダの様になれなかったのか、が書かれています。共著者の片山豊氏(元アメリカ日産社長)こそは北米の多くのZカー(ズィーカー:日本名フェアレディZ)ファンからミスターKと慕われ、アメリカで豊田英二、本田宗一郎に続き「自動車の殿堂」入りを果たした3人目の日本人とのこと。片山氏は日産の創業者でもなければ社長でもなく、ましてや日産では役員にもなれなかったとありますが、氏のぶれないアイデンティティこそが日産には必要だったんですね。実は私も「大衆のためのスポーツカー」にヤラれちまった一人でした・・・
読了日:2月10日 著者:片山 豊,財部 誠一



8時だョ!全員集合伝説 (双葉文庫)8時だョ!全員集合伝説 (双葉文庫)感想

物心ついた頃、近所に廃業したトリスバーがあったんですよ。打ち付けられた窓には「アサーッ!!」の落書きが・・・(by谷岡ヤスジ)。そんな時代、ギャグの最高峰と言えば「ゲバゲバ90分」。滅多に見せてもらえませんでした。ところがある日、姉の学研の(科学だったかな?)学習雑誌に見慣れないグループが登場。これがドリフとの出会いでした。人気急上昇。キンチョールCM等、人気者に。私達の小学校低・中学年時代は「全員集合」と共にありました。TVがお茶の間の主役だった時代のゴールデン、裏では知られざる激戦があったんですネ!
読了日:2月7日 著者:居作 昌果



新装版・梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二) (講談社文庫)新装版・梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二) (講談社文庫)感想

旧版の方では第何巻か分かりにくくて同じのを何冊も買ってしまったりしましたが・・・親切に新装版は通し番号がついてます。活字の大きさといい、字面といい、流石に新装版は読みやすくできてます。装丁もカッコ良いですね。内容は小杉十五郎の登場でいよいよ面白くなってきますよ。(小杉十五郎の在籍していた牛堀道場の宗主、牛堀九万之助が鬼平こと長谷川平蔵の親友だとは・・・何とも粋な設定。)定番の、梅安が仕掛け仲間の彦次郎と酌み交わすシーンは本当に毎度良いですね。その掛け合いも、肴も最高!
読了日:2月6日
著者:池波 正太郎



美味放浪記 (中公文庫 A 69-2)美味放浪記 (中公文庫 A 69-2)感想

檀一雄が日本と世界のここかしこを飲み、食べ、うろついた記録。無頼派の盟友、太宰治との交流に切ない気持ちが見え隠れ。やはり、無頼派はある意味男のロマンであり、「永遠の少年」なのだ。最近、池波正太郎作品を併読していたが、こちらは「大人の世界」。私はどちらとも憧れはすれども振り切れない中庸の凡人です・・・。 追記:檀一雄が大絶賛している「ニロギ」こそは釣り人がこぞって放り投げている「ヒイラギ」ですよ!!丁寧な処理でそれはそれは素晴らしい美味に大変身します!「ワケ」も一度お目にかかってみたいです。←イソギンチャク
読了日:2月6日 著者:檀 一雄



世界を駆けるゾ! 20代編世界を駆けるゾ! 20代編感想

賀曽利アニイワールドへは何年か前に花村萬月「たびを」から来ました。今回、積ん読から満を持しての読了でした「世界を・・・」は不思議とよく起こる、自称、読書シンクロ。現在、檀一雄の本を読んでるんですが、賀曽利アニイの処女作を檀一雄が絶賛する話がこの「世界を・・・」に出てきます。世界中をこれでもか!と走り回った20代の煌めきがこの一冊に濃縮されています。濃縮されすぎて、その先どうなったの!?という箇所が余りにも多いのはやむなしか・・・(特にカワイコちゃんと仲良くなった話の・・・)。
読了日:2月2日
著者:賀曽利 隆




読書メーター





遂にもう一度行かぬ間にスミイカ終わっちゃいました(涙)。マゴチ船で会いましょう・・・。

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土佐文旦でマーマレード作り

2013-03-03 21:58:00 | 料理



柑橘類にもいろいろあれど、思い出の一品と言えば「ざぼん」。


小さい頃に親父がどこからか子供の頭ほどもありそうな見事なのを手に入れてきて、しきりに自慢していたっけ・・・(残念ながら、味は覚えていませんが)。








「実はざぼんと同じモノ。」と知ってから妙~に気になっていた「土佐文旦」。


走りの頃は結構高級品のようですが、最近は近くのスーパーで見かけるようになったのでひとつ買ってみました。









「土佐文旦」  @ OKストア。  ¥138。






大振りのグレープフルーツ大のを持って帰ると案の定、

「グレープフルーツ?」と、子供たち。





包み紙に書かれている通りにカットすると・・・グレープフルーツに近いが、より苦みばしった大人好みの香り?が立ち上がります。





グレープフルーツ(実は近い種類らしい・・です。)よりかなりしっかりした皮の下に分厚いワタがあります。


ひとつひとつの房は甘夏に近いかな。


中の薄黄色のツブツブが結構しっかりしていて果汁で手や周囲がベチャベチャにならないのも好印象。




果実は2/3美味しくいただきまして・・・





取り分けておいた1/3の果実と皮で・・・




夜中にジャムを煮る。



↑↑↑ 余談ながら、しばらく前から食エッセイで気になっていた作家に「平松洋子」さんがいらっしゃるですが、積ん読の中に「夜中にジャムを煮る」(新潮文庫)とのタイトルも・・・。















立派な厚みを誇る真っ白なワタをある程度こそげまして・・・皮は薄くスライス。



1/3の果実とグラニュー糖、水カップ1杯で煮ます。

(果実と皮で今回230gありました。この半量のグラニュー糖を入れます。ヨーグルトに付いているグラニュー糖が沢山あるんですが、一包8gで料理に便利。今回これを14包使用。)





本当はホーローの小鍋があると良いんですが、無いのでティファール。


アルミ製はちょっと危険かも。以前、ピクルス液を雪平鍋で煮立たせたら見事に穴があいて\(◎o◎)/ビックリ。酸の力侮り難し。





そうそう、ひとつポイントとして大切なのが「タネ」を取り除かないこと!


以前、朝日新聞の「ひととき」欄だったかな?種からジャムをゲル化させるのに必要な「ペクチン」がたくさん出ることを教えていただきそれ以来実行しています。





「夜のしじまのなかに甘美な香りが混じりはじめる。


暗闇と静寂のなかでゆっくりとろけてゆく果実を


ひとり占めにして、胸いっぱい幸福感が満ちる。」



                 by平松洋子










水分が煮詰まりはじめたら少し「レモン」果汁を加えます。

鍋底に粘り付き始めたら火からおろしタネを取り除きましょう。








熱湯消毒しておいた容器に移します。



粗熱が取れたら冷蔵庫へ・・・。
















ヨーグルトにトーストに良し。





こういうのがあると朝食時の小さな幸せってなモンです・・・。















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