本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

スミイカ絶好調→失速。

2014-01-30 04:31:00 | スミイカ








もう一月も終わりなんですが、やっと初釣りに行けました!



前日の南西爆風(出船中止)から一変、ナライが吹き戻し、その後又南寄りの予報・・・




季節の変わり目ってやつですかね。







濱生丸・・・

まだ暗いうちから四隅は埋まっています。左舷は4名、右舷は2名。空いている右トモ2番に荷物を置きます。

(右トモは東京湾スミイカ伝説更新中のkさんだ!間近でテクを拝見、と思ったら船長指示でkさんと右ミヨシの方がチェンジ・・・)



後からもう一名来たと思ったら職場のイカオヤジYさん。

偶然にも隣の席になりました。













結構サワサワしてます。早く止んでくれるといいなぁ。寒いから。








暫くキャビンで仮眠。


気づくと東京湾観音の見える辺り。




本日は竹岡沖30~40mダチからスタート!!

















本日のフォーメーション。


鴨下オリジナルテンヤ25号(丈夫で格安)&自作歯ブラシテンヤ22号実質25号。

スッテはこの時期必須、とのことで定番赤帽&アオリーQ。







隣のYさんは一投目入れた、と思ったらもう「乗った~!」

こっちはまだシャクってないよ!








この周辺でポツラポツラ・・・



一時間ほどシャクッたところで遂に脳震盪おこすような乗りが!!!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!






650グラム、その後600グラム。かなりデカイ。



イケるじゃん、歯ブラシテンヤ!
(詳細は→http://wind.ap.teacup.com/sho-tairyou/114.html



シャクリは鋭く、着底は静かにそ~~っと。











その後10時の潮止まりまで連チャン含め6杯(σ´∀`)σゲッツ!!で船中トップ!?



(裏側ではN名人が冷や汗中・・・)







トロっと流れていたのが無くなったところで望月船長は「大きく移動します」と、下浦沖へ舵を切ります。











し、しかしココからが苦難の道のり・・・




隣のYさんが猛ラッシュ。





横目で見ながらこちらはナシのつぶて・・・




Yさんのシャクリはかなりソフトな感じ。





密かにマネしてみっか。



したらば連続バラシ((T_T))



リズムも何か変になっちゃいます。







久しぶりにキタ━━━(゚∀゚)━━━!!



と、思ったらタコ。

(ウレシイ外道ではありますが・・・)








今日は右舷の日でした!!


が、後半大撃沈。



右ミヨシのkさんは着実に伸ばし16杯でトップ。

Yさんが12杯で2番。



ウチ●は最後の最後でヨシッ!!


と思ったら・・・




ヤリイカのダブル



しっかりテンヤとスッテにそれぞれ掛かってきました。

船長も「そんなの見たことね~~」と言っていました。




ウチ●の前だけスミイカちゃんはスルー。



右大ドモの方にも抜かれ結局6杯のままで右舷スソ。













でっかいヤリイカとカサゴはYさんからのプレゼント。







「上手い人のシャクリ真似してみろ」とも言われるし・・・


「シャクリは変えるな」とも言われる。


全くもってわかりませ~ん。









↓↓↓わからないから面白い・・・のかもねっ

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12月は良い本に巡り会えました。

2014-01-29 01:39:00 | 



嵐のような年末年始繁忙期も過ぎ去りまして、ようやくひと心地。




そろそろ初釣りに行けそうな雰囲気。





キスかスミイカか・・・悩ましくもありますが、やはりぶれずにスミイカか!?



(シーズンも残り少なくなってきたし。)











その前に先月の読書の記録です。






進捗は多くはなかったが、なかなか良い本に巡り会えました。













2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2150ページ
ナイス数:22ナイス






サイボーグ009 地上より永遠に―石ノ森章太郎歴史的傑作集 (My First Big SPECIAL 石ノ森章太郎歴史的傑作集)サイボーグ009 地上より永遠に―石ノ森章太郎歴史的傑作集 (My First Big SPECIAL 石ノ森章太郎歴史的傑作集)感想


巻末に「扉絵コレクション」が付録されているが、それによると「週刊少年キング1964.7.19号サイボーグ009しんれんさい」とある。実に今年は連載開始から50年!ではないですか。「赤~いマフ~ラ~・・・」を知っているヒトはアラフィフどころかもうアラ還暦。ちくま文庫「あの頃マンガは思春期だった」で夏目房之介も言っているが、戦闘シーンのカットバックが強烈な印象。主人公009とヒロイン003がそこはかとなくかよわせる情や、ラストで009と共に流星になってしまう002のセリフ「きみはどこにおちたい?」には泣ける。

読了日:12月31日 著者:石ノ森章太郎




血族 (文春文庫 や 3-4)血族 (文春文庫 や 3-4)感想


極めて印象的。が、この本の感想を書くのは難しい。なぜならばネタバレになってしまうから。ノンフィクシヨンかと思いながら読み始めたが、随分進んだところで「これはミステリー仕立ての私小説だ」ということに気づいた。事実は、げに恐ろしきもの。第40章の横須賀新報から転載された記事の数々に人間の業というものを感ぜずにはいられなかった。人々が記憶から抹殺してしまいたいと思う事柄は、やがて記録からも消えてゆく。最後に十万億土のごとき地へ旅をし許され、救われる。終わり方が非常に良かった。

読了日:12月30日 著者:山口瞳




百鬼園随筆 (新潮文庫)百鬼園随筆 (新潮文庫)感想


内田百けん初の随筆集。(ひゃっけんの「けん」の字は非常に文字化けしやすい字なので以下平仮名表記させていただきます。)カバー挿画は沢野ひとしもビックリ、芥川龍之介の筆による「百けん先生邂逅百けん先生図」。先日読んだ川上弘美の「椰子・椰子」にも奇妙な、トボけた、不思議なできごとが次々におこるけれど、これは川上弘美が内田百けんの大ファンで強い影響を受けた故。なぜ分かったかというと、それは川上さんがこの本に「解説」という名の最高の作品を寄せているからです。百けん先生の名文句「イヤダカラ、イヤダ」これは凄い一言ですよ。川上さんが言うとおり、百けん以外の誰でもない、百けん。そこにある寂寞、おかしみ、生と死をみはるかす目。

読了日:12月26日 著者:内田百けん



さかさま博物誌青蛾館 (角川文庫)さかさま博物誌青蛾館 (角川文庫)感想


「青蛾館」と題した46の世界と、「財産目録」と題した17のこだわり。「首吊人愉快」、「賭博骨牌考」、「手毬唄猟奇」を併録。初出誌の記載がないが、書下ろしとも思えない。どんな媒体に発表されたものなのか。自らの短歌を解説した譚もある。有名な「売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき」の句にどのような物語があったのかは必読。どこまでが本当でどこからが虚構なのか。作者が、泉鏡花の「草迷宮」を枕に、横溝正史「悪魔の手毬唄」に隠された謎を解く旅に出る作りの「手毬唄猟奇」も興味深い一篇。

読了日:12月25日 著者:寺山修司




ボロ儲け経済学―ゼニのカラクリ明かします (知恵の森文庫)ボロ儲け経済学―ゼニのカラクリ明かします (知恵の森文庫)感想


内容は既に十数年前のものだが、今、青木雄二の残した予言めいたことの多数が現実になっている(主によくない方向で)。歴史と、自身の経験とを引き合いにし、唯物論でいかねば、自分の頭で考えねば、決して状況は良い方向へは転がっていかないことを繰り返し説いている。京大、東大で講演を行なった際の学生の反応に「最高学府に通いながら、自ら考える訓練を何一つしてない」と、看破。観念論こそアホを支配するにはもってこい。そして現代の若者は資本主義社会の本質を知らずに散々資本家に尽くし、老いて、過労死してゆく。

読了日:12月12日 著者:青木雄二




異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)感想


これは絶対おすすめ。「幻獣ムベンベを追え」以来の高野秀行本。辺境冒険ものも面白いが、こちらの系統の方が秀逸?とにかく、語学も含めて様々な人と繋がるスキルが桁違い。日本の常識的な考えが世界の非常識であることにより彼女とすれ違ってゆく話と、盲目のスーダン人と東京ドームに巨人戦を観に行く話が切なくも面白かった。違った視点から日常を捉えることにより得るものがあるのかな、殻を打ち破らなきゃ、と自己反省。南伸坊イラスト表紙版の方が素敵です。「ワセダ三畳青春記」も読まなきゃ。

読了日:12月6日 著者:高野秀行




「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫)「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫)感想


20年来の積ん読本から。子供には分からないよ、「いき」は。哲学書にしては十分読み易いが、そこは哲学書。ゆーっくリ噛み砕きながら読まないと脳に消化されません。「いきだねぇ」「おつだねぇ」は言われてみたい、使ってみたい言葉ながら、その意を明言できる人は中々いないはず。「いき」とは①に媚態②に意気地③に諦めなのでね!具体的にどういうものが「意気」(※「粋」とは別物です)で、何が「野暮」なのかが分かります。初版発行から80年以上を経て、意匠の世界を超え、多くの人々に光を放ってきた名著です。サルトルが家庭教師とは!

読了日:12月3日 著者:九鬼周造

読書メーター









夜中の晩酌読書や入浴読書はお行儀がよろしいとは言い難く、子供にはあまり見せたくないが・・・もはや生活の一部。


密かな楽しみ、ということで。




↑↑↑入浴読書は本を濡らさないようにするには結構最初は気を遣いましたが、最近はなかなか上手になりました。ww









↓↓↓ 読書ファンがどのような本読みをしているか、覗いてみてネ

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初釣りに行きたい(泣)

2014-01-20 01:17:00 | 料理








やっと冬眠から覚めました(笑)



今年最初の更新ですので、



「本年もよろしくお願いいたします。」



遅いですが・・・







しかし、最近、本当に寒い!









やっと先日釣りに行けるチャンスがあったんですが、雪予報とカミさんの風邪で断念。




で、この週末絡みいよいよ初釣り!と、思っていたら今度は我が家の弟くんが熱でダウン。


あえなく初釣りも消えてしまいました。


(小声でつぶやく。潮回りもよかったのになぁ~)






で、カミさんリクエスト「何か白身の魚でも・・・」に答えて近所のOKストアを物色。




魚売り場に目をやると・・・相変わらずマニアックな魚は置いていません。





今日はナマはNGだし・・・


ウマヅラの酒蒸しはこないだ作ったし・・・




おっ、目の下一尺ちょうど良い感じのタイがあるよ。






真ん中のお姉ちゃん(買い物に連れていくにはこのヒトが役に立つ。)のリクエストで頭入のトレーをチョイス。



で、こうなりました。













「鯛の炊いたん」




京都の老舗料亭・●乃井のレシピをもとに手を加えた高級煮物!
(今回は日本酒800cc投入~)



↓↓↓詳細はこの記事に。

http://wind.ap.teacup.com/sho-tairyou/100.html







天然じゃない、釣りものじゃない、ですが・・・



そいうのほど身肉よりはアラが美味。








調子がイマイチの時はやはり白身の魚です。


弟くんもしっかり食べられました。














で、釣りに行けない憂さは溜まった「積ん読本」の切り崩しで晴らすか。







最近の晩酌読書の友、ベストヒットがこれ。
↓↓↓




干しホタルイカ




この手のもの、昔よく行ったスキーの土産で買いましたが、


何と最近通勤途上の「ローソン100」で発見!





味も量もしっかりしてるが、何故か100円。


コレはよいですよぉ。









想像してみてください。



ライターで炙るとえも言われぬ「イカ」の香り。


柔らかくなった身をかじると弾けるゴロの脂と滋味・・・



(炙ってるトコ撮りたいが手がもう一本ないと無理。)







あ、急に思い出した、リールの糸、巻直ししなきゃ!


(前回危うく高切れするとこだった)








スミイカもシーズン後半戦に入ってきちゃいました。

早く行かなきゃ、なんですが、

キスも気になるなぁ~。













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