本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

キングオブご飯の友!

2011-07-28 02:32:00 | 料理
暑い日sun→水分補給→発汗ase2→帰宅後ビ~ルbeerbeerbeer


毎日この繰り返しになってくると段々食欲も失せ気味になりますよね・・・(=_=)



そんな日の定番ごはんの友が「岩下の新生姜」!!


未だお試しでない方は一度騙されたと思って試してください。


(今の時期の定番常備菜として冷蔵庫にストックしています。最近はコンビニで置いている店もチラホラありますよ~。)



これは、いわゆる新生姜の甘酢漬けなのですが、スライスしたタイプと丸のまま漬け込んだタイプと両方あります。

当然自家製のものに比べれば香り・辛味共に抑え目で塩味は強めですが、それでもやはり熱々炊きたてのご飯にこれを用意して(スライス・スティックどちらでも。)

( ^ω^)~~・・・(ご飯は、冷凍ご飯やチンするご飯でもアツアツなら可。)



生姜2~3口かじる→かじる(口腔から鼻腔へ抜けてゆく爽やかな生姜の香り&辛味。)→火傷しそうなくらいのアツアツご飯を頬張る。→本当に口の中が火傷しないように口はホーのかたちで・・・。

このリピート&リピート・・・。ご飯の熱により辛味と香気が一層増幅され、爽快感が脳天を突き抜けていくような錯覚に陥りそうです!

気がつくと他のおかずには手が伸びないままにおかわり×2・・・。




注:栄養のためにはほかのオカズも食べましょう・・・






そんな夏の強力応援団に新商品?(私分が知らなかっただけなら( TДT)ゴメンヨー)





「岩下のわさび新生姜」!! ※田丸屋本店わさび入り。



「岩下の新生姜」はスライス・スティック両タイプ共にピンク色の甘酢に漬かっているが、こちらはクールに山葵色~。(中にほんとのわさび入ってます!)



ご飯にも最高ですが、「とりあえずビール!」派のかたには
やはりスティックタイプの方ですな~。(こちらをカリッとやってビールをグビグビ~ッといくと鼻腔と喉を通り抜けていく炭酸の爽快感が3倍位に感じられるのは私だけではないはずです。)




 




最後にオマケ・・・










どのタイプの新生姜でも漬け汁がいっぱいあって、いつも捨てていたんですが、先日の外飲みで行った野毛の「武蔵屋」(通称・三杯屋)で出てきた玉葱の甘酢漬けが美味しかったのでちょっと違うけど作ってみよ~と思い、新玉ねぎを刻んでこの汁に漬け込んでみました・・・。


翌日気がついて輪切りの鷹の爪を加えたんですが、手間なしの割に中々どーしてのつきだしになりましたヨ!!




追:生の玉ねぎを一日半個食べるだけで高血圧の方は改善にかなり効き目がある・・・と丸元淑生さんも著書「悪い食事とよい食事」新潮文庫  の中で書かれていましたね~。



夏でも冷房で冷えがちの方にもおすすめしまーす。(^^♪






廻らない寿司その2(ミドリウニ)

2011-07-19 00:40:00 | 料理

廻らない寿司①」より続き・・・




さてさて、大量にできたシャリにあと何載せよーか・・・と考えてたんですが、「ミドリウニ」に決定!


手毬のシャリに海苔を軍艦に巻いてその中に「アボカドなめろう」を入れたものを勝手にそう呼んでみました・・・。
(あくまで勝手に。(~_~メ) 山クラゲとかと同じ感覚・・のつもり。)


「アボカドなめろう」~?そりゃなんだー??とおっしゃられると思いますが、サテサテ。



 
 「ミドリウニ軍艦巻き」





私の座右の書で「焼酎のつまみ」という本がありまして、
この本の春の項で紹介されている「アボカドとかぶの葉の和えもの」というつまみがあります。

これが本当に美味しくて、かぶもアボカドも一年中手に入りますのでよく作るのです。(実の方は塩昆布と和えて浅漬けに。)








 「焼酎のつまみ」 福山秀子  平成18年 家の光協会


著者は料理研究家の福山秀子氏。仲代達矢家の料理を長年作った経歴の持ち主。日々酒飲みが集う御宅で腕を磨かれたということで、どのつまみも本当に簡単にできそう・うまそうな素晴らしいものです。
味だしまくっている写真との相乗効果であなたは直ぐに焼酎ロック&お湯割りを飲みたくなること間違いなし!











アボカドは「森のバター」などとも呼ばれているようですが、それならばアレンジで「森のウニ・トロ」にも変身できないか?と少々アレンジしたのが名付けて「アボカドなめろう」!





 「アボカドなめろう」


アボカドなめろう作り方


①かぶの茎を5ミリ程度のざく切りにし、塩をする。(塩の量はあとの味に影響を及ぼすのでお好みで。入れすぎないでねー。)軽く混ぜて置き、水分が出たら絞っておく。

②アボカドの果肉をスプーンで掬いボールに取る。(アボカドはよく熟しているものを使うのが肝要!)レモン汁を加える。

③万能ネギの小口切りとポン酢醤油少々、ワサビ少々と①、を②のボールに合わせ手でぐちゃぐちゃっともみこむ。






寿司はやはり握った端からどんどん食べないと台無しとなってしまう・・・。(スシドンドンの法則と呼ぶ。←今命名しました。)






厨房でのひと仕事を終えて着席したときには、今日こそ本当の「料理すっかり食うものなし~」でした!! ((((;゚Д゚))))


残るよりはすごーく嬉しいですがネ・・・・。









廻らない寿司①(マゴチ手鞠握り)

2011-07-19 00:29:00 | 料理




照りゴチシーズンもいよいよ本番突入!という様子ですが、今年の夏の暑さのハイペースぶりは目を見張るばかりでございます。


そろそろ夏バテ~?という方もチラホラ・・・。
こうなるとやはり、ついついさっぱりした食べ物に食指が動きますよね~。

という訳で、今夜の夕食は「寿司」に決定!




我が家の冷凍庫には3週間前のマゴチ節がストックあり、(活魚を捌き、真空パック&急速冷凍したもの。まだまだ十分刺身で行けます・・)これを使って握りを作ってみました。



今日は「海の日」。皆遊びに忙しく、なるべく手をかけずに・・・ということで本日は↓コレを使ってみました。




「チンするご飯&寿司の子」





炊飯器・合わせ酢・飯切り桶等一切不要で本当にすぐすし飯の出来上がり!
(チンしたパックに大さじ一杯弱の寿司の子をふりかけてよく混ぜるだけ。多少甘いがご愛嬌・・)




そして、更なる省力化のために使用したのがコレ。↓





商品名等よくわかりませんが、カミさんが弁当づくりの時に使用している「小結び作り器?」これで手毬寿司を作ると形も大きさも均一のものができるはずっ。
(多分100均か景品。)



すし飯が人肌になった頃合を見計らって我が家のチビ軍団にこれを渡すと取り合いのようにあっという間にシャリの出来上がり~と目論んだが、実際はそう思うとおりにはいかず。


o( ゚Д゚)oブンブン振り回して床中飯粒だらけに~(;゚Д゚)!ヤメロ~



レフェリーストーップ!!後は自分で地味にコロコロしました・・・。(中に大さじ1杯分くらいすし飯をいれ、フタを締めたらブンブン振り回す。中で飯がコロコロ転がってむすびになる。)



そして、冷凍庫から取り出し半解凍してあったマゴチ節をそぎ切りにして手酢をつけながら握ります。





中々綺麗な手毬寿司になりました!



そして「回らない寿司 その2」へ続く・・・
( ^ω^)。






野毛の夜(追記)

2011-07-15 22:01:00 | 外で飲食


一仕事終えて宵の口の野毛へGO!!symbol5


以前から気になっていた居酒屋、ハマの文化遺産と称される「武蔵屋」へ行ってまいりました。




現地周辺に到着するも、看板・暖簾等一切なくここかな~?と引き戸越しに覗くと・・・


やはりここのようです!





 単なる一軒家にしか見えません・・・ ('_')



ちょっと勇気をだして入ってみると、中はかなりの賑わい・・・。丁度帰る方がいたようで片付け待ちのみでカウンター席へ・・・。

(金曜日ということもあり、その後は行列ができていました・・・)







噂には聞いていたのですが、店内にはメニュー・品書き等一切無く、注文方法を店のお兄さんに聞くと言葉少なに「この本読んでみて・・」 と居酒屋ガイド本を渡されました。  (゚∀゚)


隣の席の常連さんと思しき方が代わりにいろいろ教えてくださいました。


「この店に来る人はね~、殆ど皆さん一年中燗酒だね~。(桜政宗のみ。)まず、一杯頼むと最初に玉葱(甘酢漬け)と卯の花、が出るんだよ。二杯目を頼むと納豆、3杯目にはお新香が出るんだよ。間のどこかで湯豆腐が出るんだよ~。」

「どんな偉い人でも3杯飲んだらお帰りください、というわけなんだよ~!」






へえ~と聞きながら、とりあえず頼んでしまったビールを飲みつつ聞いていると、
「ビールは邪道だね~」と切り捨てられてしまいました!

「でも、ビールはカウントに入らない。」と聞いてひとまず ε-(´∀`*)ホッ !

(ちなみに、ビールには塩豆と南京豆が付くようです。)



ひとまず、小瓶で喉を潤したらここからは私も燗酒ー。



大女将さん直々の、魔法の土瓶(常連さん曰く、本当に酒が旨くなるそうです!)からコップへの注ぎ具合は見事なまでの表面張力ぶり!!そ~っと一口目は迎えに行くのも楽しくなります。


しかし、日本酒に「酢」はやはりベストマッチ!

玉葱があまり合うので思わず「お代わりできますか~?」と尋ねたら常連さんに「それは御法度だよ~」と耳打ちされてしまいました・・・。










真夏に燗酒・湯豆腐は考えてもみなかったけども、汗を拭きつつ自然の風を受けながら杯を傾けるのも昔の時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるようでなかなかのものでしたよ!







池波正太郎の小説、「仕掛人・藤枝梅安」シリーズ(講談社文庫)で主人公・梅安が自宅で仲間の彦次郎、小杉十五郎等と酒を飲む、又は居酒屋で飲むシーンが度々出てくるのですが、ここで描かれているつまみがどれも大変そそるものばかりなのですよ。(特に冬場の小鍋だて等・・・)

イメージとしてはこれらに通じるものがあると思いました・・・。





会社の昼休み、一瞬の午睡前に読むのに最適本。
全7巻なのだけれど、ついつい持っているのを誤ってまた買ってしまったり、10冊以上に~(゜∀。)






3杯飲んだらスカっと出ていく。正味1時間程度で気分は爽やかな酔い心地です。
お会計はすご~く昭和の価格でした(´∀`*)




追:(壁には、うはwwwww、というような面々の色紙が沢山貼られていました!)







ハマの夜はこれから~。










雲角

2011-07-13 04:23:00 | 自然(動・植物)












雲角(うんかく)と鉢に名札を付けられて25年程前の●崎市民祭りの植木市会場に並べられていました。


当時、憧れの独り住まいを始めた頃で、時代はバブルの華やかなりし頃・・・
「部屋に観葉植物でも・・・」と思い物色していると良さげなサボテン!!




「オジサン、このサボテンなんて~ノ?」と尋ねると植木屋のオッサン曰く・・・
「こりゃ~な、うんかくって~んだ!かくはカクタスのかくだよ!」とのこと。



持ち帰り、部屋住まいが始まりましたが、何年たっても伸びず、咲かず、枯れずでした。



結婚後、社宅住まいとなりベランダは一日中カンカン照りの真南向き。

これが良かったようで、毎年夏の宵になるとある日突然ムクムクと大きなつぼみが生えははじめ・・・数日後には大輪のそれは華やかな薄桃色の花をいくつか付けるようになりました。
この頃はまだフイルムの写真機使用で、データは無いのですが真夜中に咲く妖しい花の画は未だに頭のアルバムにありありと残っています・・・。







ところが・ところが・・・!



何年たっても大して伸びなかったこの「カクさん」の背丈が、今の住まいに越してきた数年前からものすごいペースで伸び始めました。





伸び~る  伸び~る









遂に二階の軒につかえてしまう始末!!(3メートル位あるんと違うか?(@_@。)









花は全然咲かなくなってしまいましたが、何を考えてのこの急成長ぶり・・・!?

勝手に我が家のシンボルツリー(グラス?)になってしまいました。


サボテンの考えてることはよくわかりません。(何とか少し位置をずらしてつかえは解消しました。)