本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

2013年、今年も大詰め。11月の読書のまとめ。

2013-12-28 03:20:00 | 







年末始のこの忙しさは毎年のことながら、どうなの!?


自分を見失わないためにもやっぱりニュートラルな状態に戻る「ひと時」が大切。






釣りに行けない時期にも強~い味方が「読書」です。






当ブログも「最低週一アップ」を目標に(細々と)頑張っているんですが、何というか月のパターンがある程度出来つつあるかな・・・。




①釣りに行く。

②釣魚で料理。

③魚が切れた。外へ飲みに行く。

④前月の読書内容のまとめ・・・




最近はこんな感じなのかな。


まあ、外の遊びと中の遊び、それぞれ有る、というのはよろしいのではないかな、と。







で、12月もいよいよ終わり。


繁忙期につき、今年を振り返ったりはしていられないんですが、イロイロあってまとめが遅くなっていました、「11月の読書の記録」を「読書メーター」から・・・。














2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1657ページ
ナイス数:34ナイス



おんなのことば (童話屋の詩文庫)おんなのことば (童話屋の詩文庫)感想


茨木さんの詩集から編まれたアンソロジー。私、詩は苦手なんです。こっそり読みます。でも、あまりにガツン、とやられたときにはやはり人に教えてあげたくなるものです。男の私でさえこうなのだから、女性の方々にはやはり・・・色々と感じるところの多い本だと思います。「みずうみ」鋭い人間批評、「二人の左官屋」素晴らしい切り口のエッセイ、「大学を出た奥さん」大河小説、etc・・・。詩というジャンルにここまで多様な表現が可能であるとは思ってもみませんでした。1994.8初版発行。2010.11第40刷発行!

読了日:11月30日 著者:茨木のり子



サービスの達人たち―ヘップバーンを虜にした靴磨きからロールスロイスのセールスマンまで (新潮OH!文庫)サービスの達人たち―ヘップバーンを虜にした靴磨きからロールスロイスのセールスマンまで (新潮OH!文庫)感想


著者が記しているように、サービス業のプロフェッショナルについて書いた本である。物づくりの職人について書かれた本は多いが、サービスの技術は誰かが記録しないと残らない。当書の仕掛け人、元ダ・ヴィンチ編集長・亀谷誠氏のコメント「都市生活のセンスや粋について理屈っぽく、スノッブに書いた本はいくつもあります。けれど僕は好きになれません。野地さんの書いたものを読んで、僕は都市の粋や格好よさはこう書けばいいんだ、と納得したんです。」に共感。サントリー山崎蒸留所「チーフブレンダーの技と素顔」が良かった。街と時代の反射鏡。

読了日:11月30日 著者:野地秩嘉



世話焼き長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)世話焼き長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)感想


池波正太郎、宇江佐真理、乙川優三郎、北原亞以子、村上元三。相変わらずハズレなしの縄田・選。池波正太郎以外は、著名ながら初読。オールヒット。乙川優三郎「小田原鰹」についても書きたいが、字数が限られているので、ここは北原亞以子「証」について。35頁ばかりの小編ながら、選者も言うとおり「共同体における予定調和的な人情譚ではおさまりきれなくなった、新しいタイプの人情物」。慶応四年、上野の山で彰義隊が惨敗した頃の市中の空気をバックに、薄命な少女を助けたことにより自らも人間再生への道を切り開く絵師の物語。とても良い。

読了日:11月25日 著者:池波正太郎,乙川優三郎,北原亞以子,村上元三,宇江佐真理



読ませるブログ (ベスト新書)読ませるブログ (ベスト新書)感想


読後に、本を著すってこの程度で良いの?と妙な自信を持ってしまうような逆説的な本。元々、面白いブログや文章を書く人はこの本に書いてあるようなことの多くは自然にできているだろうし、面白くないブログや文章ばかり書いている人にはこうしろ、と言ってもチョット無理があるような・・・。ブログなど書きたいように書けばいいんだと思います。人様に迷惑をかけない範囲でね!著者の本が何冊か積ん読になっているんですが、処分かな。

読了日:11月19日 著者:樋口裕一



親不孝長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)親不孝長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)感想


心が折れそうな時や、とても疲れているのに何か読みたいとき、「市井もの」に限ります。「今と変わらぬ庶民の哀歓を描くことによって、現代人がそこに一種の理想郷を見出している・・・」と、選者の縄田一男さんもおっしゃっているとおり、とっても素敵なアンソロジーに仕上がっています。平岩弓枝作品を読んだのは初めてだったのですが、(「邪魔っけ」。本書中のマイ・ベスト。)この作品がしっくりくるような齢になってから読んだのは良かったと思います。「左の腕」も松本清張の意外な作品でインパクト有りでした。大御所の中で宮部さんも健闘!

読了日:11月17日 著者:池波正太郎,松本清張,山本周五郎,宮部みゆき,平岩弓枝



花の名前―向田邦子漫画館 (新潮文庫)花の名前―向田邦子漫画館 (新潮文庫)感想


何年前に読んだのか、書庫を探したら向田邦子「思い出トランプ」を見つけることができました。要、再読。読んだ当時は面白い、と思ったには違いないんですが、全然理解できてませんでした。柴門ふみ流解釈で書かれた漫画版を読み、痛く感じた次第。視覚表現では開けすけになりすぎるような場面でも、巧みな漫画表現を用いる技は巻末対談で久世光彦も称えています。筆名「柴門」はポール・サイモンへのオマージュだったんですね!そういえばサイモン&ガーファンクルのベスト盤ライナーノートに胸がキュンとなるような一文を寄せられていましたね。

読了日:11月15日 著者:柴門ふみ



くるいきちがい考 (ちくま文庫)くるいきちがい考 (ちくま文庫)感想


「ある人間をクルッテイルとするのは世の中の、いわゆる常識というものであり、その常識というものを問わねば、常識によるクルッタものに対する差別をなくすことは不可能である。ぼくは、そこで、クルイ、キチガイという言葉をつくった常識そのものを考えてみようと思ったのである。」著者あとがきより。精神科の臨床医は、「コイツはクルッテイル」と判断は下さない(脳梅毒等の絶対的な基準による判断が可能な場合を除く)。連れて来た人、こられた人(または当人)の心の葛藤を取り除くのが仕事であるとのこと。「常識」とは何と胡散臭いものか。

読了日:11月12日 著者:なだいなだ



テッカ場 (講談社文庫)テッカ場 (講談社文庫)感想


ライターという職業のキモは何に興味を持つか?と、言うところだと思いますが、トロさんの着眼点のヒネり具合はいつもとても絶妙ですね。多くの人は知らない、知らなくともよい世界にあえて飛び込んでゆく・・・この姿勢には変わらぬ日常にどっぷり浸かった身にとって感心させられっぱなしです。「切手オークション」の楽しさが理解できそうで怖くなっている様や、実際に参加してしまいクズ切手の山を掴ませられたりする項ではトロさんの裏道好きの一面が見えているようで共感の苦笑いでしたww

読了日:11月6日 著者:北尾トロ




読書メーター








このスレが本年最後の投稿になると思います・・・


この一年間お付き合いしていただきましたみなさま、ありがとうございました!!








そして、来年もよろしくお付き合いの程おねがいいたしますね (#^.^#)

2014年が皆様には健やかな年になりますようお祈りしております・・・




ウチ●







ぽちっとね・・・

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夢のような値段と味・源寿司

2013-12-21 03:31:00 | ノンジャンル











かねてからの約束で、友人のY君と寿司屋呑みに行きました。







Y君のオススメの「源寿司」。Y君宅のすぐ近く・・・


人気店ならでは、駅から離れた住宅街(JR南武線矢向駅徒歩7分程)、土砂降りの雨にも関わらず満席の賑わいです。



暖簾をくぐると元気の良い大将の「らっしゃ~い」の声。
奥のテーブルでY君が手を振っています。







「本当はカウンターが良かったんだよね・・・」とY君。

残念ながらカウンターは常連さんで一杯。







とりあえず生ビールでかんぱーい!



お通しにスミイカのゲソ。

(量が多くてこれだけで一杯呑めちゃいます。)







程なくY君が頼んであった刺し盛り(小)が来ました!
















テーブル席は照明が電球で、中々良い色に画が撮れませんが・・・




これは吃驚の量と品質です。


えーと、何が乗ってたっけなぁ


本マグロ赤身・中トロ、カンパチ、白魚、鯛、地ダコ、ホタテ、スミイカ、甘エビ、卵焼き・・・等々
(注:ネタは自分で感じた内容。)


どれもとってもボリュームがあり、味も最高。

これで800円也!!



何でこの値段で!?


チョット気の利いた店へ行ったら間違いなく2~3倍位取られそうな内容です。

しかもマグロがとっても美味。


















おつまみで「赤貝」。


こちらもと~ってもリーズナブル。味も最高。

ヽ(`Д´)ノ*写真撮る前につまむな~~(笑)







この後、Y君の息子さんも合流して楽しく魚談義。




Y君、俄然マゴチ・スミイカに興味が湧いてきた様子でした。。。




お酒(八海山の二合徳利)・ビールも何杯かお代わりして、焼き物食べて、握りも食べて・・・

諭吉さんでバッチリお釣りが来たのには驚きましたよ。(三人分で!)

クルクル寿司より安く上がってないか~!?















Y君、翌朝に野暮用があるとのことで本日は早めのお開き。






ここはチャンス、と予てから行ってみたかったお店で〆ラー。



JR川崎駅からちょっと離れた場所にあるつけ麺のお店です。







「つけめん三三七」
 さんさんなな



川崎のつけ麺繁盛店ですが、呑み帰りに覗くといつも終わっちゃってるんです・・・


今日は入れましたよ!









「一番搾り・中」



並と同じ料金なのも嬉しいサービスですね。




濃厚な魚介系のつけ汁で太麺をいただきま~す。

さっぱりした中にも濃厚な出汁が効いています。





更に濃厚派には「煮番搾り」がおすすめのようです。




最後は定番の「スープ割り」。

大変美味しくいただきました。












是非また言ってみたいお店でしたよ!









↓↓↓今回外飲みですが、普段は家飲み派です・・・宜しく。
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濱生丸忘年会でハジケたよ

2013-12-14 03:22:00 | 外で飲食











今年もいよいよ余すところ二週間と少し・・・

と~っても忙しくなってきましたが仕事の方は何とか都合をつけて、毎年恒例の「濱生丸の忘年会」beerへ行ってきました。





12月11日。

関内のオサレなお店で立食パーティー!

(詳細はみのろうさんブログに詳しいのでこちらへ委ねます。→http://blog.goo.ne.jp/toshiro226

※勝手に委ねてすみませ~ん。と、言うのもすっかり上機嫌でろくな写真が撮れていなかったので・・・:(;゙゚'ω゚'):


まあ、新庄張りに「記録より記憶」、ということで頭の中におぼろげに残ったことをつらつらと・・・







当然ながら、酒と共通の趣味fishがあれば盛り上がらない訳がありませんよね!


いつも同船のあの方、この方。

会ったことなかったけど船長ブログでは一方的に顔なじみのこの方。

久しぶりにお会いした懐かしい顔・・・。





あの人に会ったらあれを聞いてみよう、これも話したいな・・・ということも色々有ったんですが、盛り上がり始めちゃうともうダメですなぁ。

見事にぶっ飛んじゃいます。



料理もそっちのけであちこちで釣り談義やどうでもよい話に花が咲きますsakurasakurasakura


あなたはだあれ?やら

実はとってもスゴイお方だったのねぇ~、も多数。







本当に、本当にあっという間に2時間が過ぎてお開き。

後から考えると体感時間45分くらい。

倍、とまでは言いませんが次回は是非ロングに設定していただけると尚よろしいかと・・・次期宴会部長S木様、もしこれを目にされましたら御一考の程よろしくお願い致します!!






二次会からは時間の流れが更にワープ。

ドックヤードガーデン「プレイショパン」で調子良く何曲か歌ったような気はしますが・・・。

あっという間にお開き。




でも、終電てなんて早いんですかぁ。








残ったムサい勇者達と、そうでないお方達。


誘蛾灯に誘われる蛾のように関内ディープゾーンへ・・・。



「こんなお店があったのね~!?」



\(◎o◎)/\(◎o◎)/



知りませんでしたが、連れていっていただいたのは釣り人なら知る人ぞ知る(知らない人は知らない)とっても素敵なお店でした。


注:決してヘンなお店ではありません。





更に更に次のお店!とどまるところを知らぬ暴走機関車。

若者組(自己申告)は若さゆえハラが減ってラーメン食いに行こうとしたが、どうも歌い足りないヒトビトがいらっしゃるようで・・・じゃ、ま、いいかとシダックス。





しかし、ここで落ちちゃいました(涙)グヤジィ~。


最後は俺のバラードで決めるはずだったのに~。







丁度動き始めた始発に揺られて帰りましたとさ・・・。

(A澤さん、6次会まで行くはずだったんじゃ・・・)





船長、幹事のエイジさん・チャコさん、盛り上げていただきありがとうございました。

また、酔っ払いの戯言にお付き合いくださいました皆様に感謝・感謝!!




とっても楽しかったですよ。

来年もまたヨロシクお願いいたします。good
















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浅場スミイカ最大級・渾身のシャクリ!

2013-12-07 01:38:00 | スミイカ











12月6日(金)



エアポケット的に2連休になったのでちょっとシャクってきました!




濱正カップ以来約ひと月振りですが、今週のもっちゃんブログ見ると、スミイカのサイズが浅場のものとは思えないほどのド迫力。





期待に胸膨らませつつ八幡橋へ・・・。





噂のテンヤ「ステイングレー」もようやくゲット。







若干遅めに到着したのに後から来るわ来るわ・・・

平日というのに総勢13名集まって河岸払い。人気の程が伺えます。





本日、予報は南西強風・・・


13時半まで下潮につき左舷有利の展開!?

席はナゼか左のミヨシに・・・




















さっきまで煙は真っ直ぐだったんですが。


堀割川を出たらすぐこんな感じに。







風が来ないうちに先ずは中の瀬当たりからスタートです!







しばしの沈黙の後、7:30頃初ズコン。

一瞬竿が止められる500グラム級ゲット。デカいわ~。





その後また暫く沈黙のあと8:30頃2ズコン目。





またまたしばらく沈黙・・・左舷の後ろの人々は黙々と上げているようですが・・・






昼前からは洲崎南西風15mの知らせも入り、岸寄りに退避~。







猿島辺りから北上していきます。






















魂のシャクリで怒涛の5連チャン!!!


船長コメント「何かおかしい。こんなはずじゃない。」





って、どんなはずなんですか~!?







どこまで伸ばせるか?


と、意気込んだまま昼が過ぎ、1時・・・2時・・・




その間は思い出したようにぽつら、ぽつら。









左舷は前から1,2,3番目までツ抜けリーチ!









沈黙を破ったのは3番手の初挑戦の方でした。



ウチ●は惜しくもツが抜けませんでした。

グヤジィ~





いつもの倍はシャクッたんだけどなぁ・・・







本日20杯でトップのkさんがおっしゃっていたのではたと気づいたのは・・・


その頑張りが裏目に・・・






「テンヤを着底させるときに意識してそ~っと置かないとね。」





そ~か~、西の岸寄りのイカは「スレてるって」こないだ船長も言ってたっけ。

自分でツ抜け目前になってイカを散らしまくっていたんですねぇ。





勉強になります。



















これから年末繁忙期に入りしばらく釣り封印。


何とかこのイカで正月まで食いつなぎます・・・。

(でも、美味くて正月まで持たないかもね)






防備録。


ライントラブルでかなり時間を割かれてしまったので至急要メンテナンス。

キャストの繰り返しがスムーズにできるように・・・
















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