5月は久し振りにまともな(?)コチ釣りに行けて・・・
良かった・・・けれども、早く主戦場は東京湾西側に~
料理編などもたまにはアップしようと思いつつ、写真がマトモに撮れないガラケー画像で構成されている本ブログ故、中々料理更新実現せず。
(遂にカミさん主導でスマホ化計画もチラホラ!?)
そんな中、読書のみは淡々と、そしてほぼ何時でも何処でもできる趣味の王道なんですが、読書メーター3周年の節目に合わせて年間100冊を青息吐息で達成した反動が。
5月は低調となりました本読みの記録です・・・
2015年5月の読書メーター読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1630ページ
ナイス数:50ナイス
深海魚の
感想
青林工藝社刊。この本も暫く「ブ」の棚で「買って!」オーラを発していました。(作者・勝又進のことは存じませんでした)手に取りパラパラと繰ってみると「つげ義春インスパイアか?」の第一印象。原発労働者を描いた表題作「深海魚」と「デビルフィッシュ」が3.11以降俄かに注目を浴びて日の目を見た、というところのようですが、一連の河童・狸を描いた作品が更に良かった。端境にある少年の目を通してみるあちら側とこちら側の物語。いくつかの自伝的作品も良かったが、解説を読んで初めて得心。こちらは少し難解でした。「赤い雪」要チェック。
読了日:5月30日 著者:
勝又進
はたらきたい。の
感想
ほぼ日刊イトイ新聞刊。人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で好評を博した「ほぼ日の就職論」という企画の書籍化。「いかにして働くか」を5人の各界の先達から対談という形式で引き出してゆく。読み終わったら娘にあげよう、と思って購入したが、う~ん、正直なところ今ひとつ響いてくるものが無かった・・・。「一緒に仕事したい人に」とか「あなたにとって最も大切なものは?」など、抽象度が高かったり、どこまで本音を曝け出すのが許されるのか難しかったり。唯一、みうらじゅんのコラム「みうらじゅんに聞け」は良かった。真理を突いています。
読了日:5月25日 著者:
ほぼ日刊イトイ新聞
これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)の
感想
共通善=普遍的な善 に基づく続く政治を行っている為政者が今の日本にどれだけいるのか?1968年の民主党の大統領候補指名を目指していたロバート・F・ケネディによる発言がP.409~P.410に引用されているが、非常に心に残る言葉。ケネディはこの演説から3ヶ月経たずに暗殺されることになるが、公の場でこれだけ「正義」なことを言える人はもう出てこない。当時の自己満足と物質への執着に彼が向けた道徳的批判は、そのまま現代日本への批判にも聞こえる・・・
読了日:5月20日 著者:
マイケルサンデル
ホーキングの最新宇宙論―ブラックホールからベビーユニバースへの
感想
日本放送出版協会刊。「最新」ではなくなってしまったが、読了。「この本に収められた講演と論文は、宇宙がある法則のもとに支配されているとの確信のもとに書かれています。・・・そう遠くない将来に、完全に理解できるであろうと思っています。」S.w.ホーキング。虚数、虚時間、全く想定外の考え方に面食らう。もはや哲学の世界。「過去に行くタイムマシンは作れない。」すると、未来へ行くタイムマシンは・・・!?カバーを外すと・・・自室にてお茶目に微笑む博士。壁にはアインシュタインとモンローのピンナップ。何とも言えずいい味出してます。
読了日:5月15日 著者:
佐藤勝彦,スティーヴン・W・ホーキング,StephenW.Hawking川崎山王町 小嵐家の台所―都会でできる田舎暮らしの
感想
島田雅彦、中島義道、小嵐九八郎・・・地元の型破りだった学校の諸先輩方。こちらは再読(再々?)の図書館本。堂々と普通のヒトは書けないことを色々書いた瞠目すべき本。様々な酒を手作りする方法、近所で激ウマの野草(雑草?)を手に入れる事、目から鱗の天然フグ入手法等々。ドクダミについての記述「これほどうまいものを見つけるのは、たぶん世界中を歩いてもなかなか見つけだせまい。」但し、調理法については非常にシビアなものである、と。あのドクダミが!?要検証!!
読了日:5月10日 著者:
小嵐九八郎
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法の
感想
ダイヤモンドzai誌等のコラムで親しんだ橘玲氏の著書。相変わらず秀逸なのはタイトル。タイトルに惹かれて手にした読者は終章(P.253~P.261)のみ読めばよろしいかと・・・。そこに至るまでは、まあトリビアとしてはアリなのかと思います。zaiオンラインで氏のコラムを購読していますが、そのバイタリティーには感服して常に興味深く拝見させていただいております。
読了日:5月5日 著者:
橘玲
読書メーター
15年振りにバイク(ほぼ専ら通勤用。)を買い替えたっていうのもチョット影響しています。。
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