本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

詳細編・濱生マゴチ空前の爆釣!

2012-04-30 01:03:00 | マゴチ
∑(O_O;)∑(O_O;)∑(O_O;)


ショック!!!

3時間かけて書いた編集記事が半分寝ぼけて変なとこ押したら全部消えてもうた~(泣)

もう一度書きます・・・。






と、いうことで以下再度書き直しの詳細編です・・・。




この週末絡みで爆っている大貫沖マゴチです。ウチ●の釣行は今季初となりますが実は
今回、密かに企てているのが「二本竿」です。

濱生丸ではホームページhttp://homepage2.nifty.com/mochi-lucky/saokasira.htmによると二本竿は船長の絶対許可制。望月船長曰く「一本竿を十分面倒見れる人でないと許可しません。」とのこと。果たしてウチ●には許可は下りるのか?


前日の宵の口、望月船長に「明日行きまーす!」のTELをした際、「状況が許せば二本出してイイですか?」と聞くと・・・「やってみれば。」的な返答。一応これで二本竿持参確定。




4月25日(水)、夜勤明けなのに目はランランと輝きつつ6時に八幡橋に到着。
本日は大半右舷の潮なので右に入ろうかな・・・と思っていたが船長「左あいてるよ。」の一言で定位置左舷胴の間に決定。右舷は5人で二本竿の方が多い。左舷は全員で4人だが他の方は皆一本竿の様子。これで一日ウチ●の教育的二本竿教室確定か!?(~_~;)



定刻を若干過ぎて第一鴨下丸は滑るように出港。一路大貫沖を目指します。

船長にいろいろ話を聞いたところ、二本竿を出したからって二倍釣れるってことは無いが、エサの消費は間違いなく二倍になる、とのこと。そりゃそうだ・・・が、昨日のトップはサイマキを50尾使ったってか!(本日の人間様のエサ代の約10倍。)







本日の仕掛け。手持ち用はハリス1.5m。ヒューズあり。
置き竿用はハリス1.7mでヒューズ無し。


道具は置き竿にニットウ江戸前スペシャル2.1&ダイワエスブレイド右巻き。
手持ちはシマノ幻波マゴチ2.1&ダイワニュースマック左巻き。


船長は「幻波の方を置き竿にしたほうがイイんじゃね~か?」というが、いえいえ今日がシェークダウンですから、こっちが手持ちですよ!





7:30過ぎに大貫沖のポイント着。

皆にサイマキ配ったりしていたら船は急旋回して「やってみてー!」のアナウンス。出だしから遅れ気味だ~。


先ずは置き竿をタナ取りしてラークにセット。手持ち用にエサをつけよ・・・


「置き竿ーっ!!」




船長の雄叫びに目をやると早くも置き竿の穂先がグイーンと入ってるではないか!!


「おりゃーっ」とアワすとバッチリ乗った!


速攻で船長のタモに収まったのはぼちぼちのサイズ。これの針をはずしていると・・・今度は竿受けに置いた幻波がアタっているではないか!


引きなりに送り込んで「あちょーっ」とアワすと今度も乗ったー!

こちらは少し小さめだがいきなりのスタートダッシュにアタフタ。



一本目の方の仕掛けを交換したり魚をはずしたりしていると・・・「仕掛けが入ってね~っぞ!!」と船長教育的指導。


「いいとこ入ってんだからドンドン仕掛け入れろよ!」

まわりもアタリがバンバン出始めましたが「ここで手返し良くいかないとボーズだ!」と檄が飛びます。



やっと仕掛けを打ち直して生簀に魚を入れに行くとまた・・・

「アタッテンゾー!」


アワせ損ねたが、段々「底抜け脱線ゲーム」みたいになってきました。(分かるかな~?)



この後も暫くこんな感じで、ウチ●としては驚異の時速3本ペースを維持。(ちなみにN名人は反対側にて超驚異の時速5本ペースを維持していたとは・・・)





そして、本日のクライマックスは9:30に訪れた・・・。


手持ちの穂先に小さくも明確なアタリが・・・。やがて威厳のある引き込みにあわせて十分送り込んで・・・渾身の片手アワセ!


船長の「でかいぞー!」の声と共にフゥワ~・・・っという感触で底を離れたが、異次元の重量感がっ。引き込みと暴れ方が違う!



竿を立てるのが精一杯でリールが巻けない。徐々に竿がのされてゆく・・・。


「ポンピングしろ!50センチづつ巻け!」


船長の声に我に帰りポンピングを始める。

幻波のバットパワーに助けられ魚は徐々に浮いてくる・・・。


水面に見えてきた真っ黒な魚体は十分に60cmはありそうです!

反転も何とかいなして船長の的確なさばきのタモにモンスターは落ちました・・・。










その後後から思えば潮が緩んだんですね~。

アタリは出るんですが、中々グイッと引き込まなくなりました。

引き込みを待つんではなくそ〜っと張っていく(聞く)のが必要になります。アワせどころが微妙になってきました・・・。

10:30以降はスカの連続。(現在8本で左舷ではトップ?)

エサは追加追加でもうすぐ30尾使用の12時頃、魚は追加できずにいると船長「今日はエサもなくなるし十分取ったんで半で上がっていきましょう。」のアナウンス。




結局この日は右舷の日で右舷五人中四人がツ抜け!(凄)

トップは23本で全体でモンスター(60cmアップ)が7本混じる異常な釣れっぷり。

船長曰く、大貫沖としては「記憶にないくらい」の成果となりました。













帰りは絶好の昼寝日和~。



帰路では船長に5月27日のサンスポシロギス大会のことを色々と聞きまして、結局エントリーをお願いしました。
「ウチ●君みたく参加することに意義がある人が出てくるのが大切なんだ。」と船長の微妙なコメントでしたが、やはり型狙いの大会は「もしや?」の夢も見られて楽しそうですね・・・。当日参加の皆様、どうぞよろしく。














結局、自宅での検量では63cm・1.8Kgでした。(自己新)

太っ!








で、もって、現在カラスミ(マゴスミ)仕込み中。ボラ子に比べれば小さいですが、それでもなかなかのタラコ位のサイズの真子がありました。(ふた腹で200gありました。)


カラスミの作り方も調べるといろいろです。血抜きと塩蔵と脱水は基本工程として必須のようですが、酒への漬け込み、塩蔵の期間、塩抜きや圧縮や揉みほぐし、乾燥方法などは千差万別の説明があり、自分で素材にあった手法を試行錯誤していく必要がありそうです・・・。





良い感じのカラスミが自作できたら家飲みもきっと更に楽しくなりますね~。(*´∀`*)


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速報・濱生マゴチ空前の爆釣!

2012-04-26 03:38:00 | マゴチ
大貫沖が熱いことになっています!


先週あたりからの確変の予感がプンプン漂っている4月25日(水)、今季初マゴチがたまたま望月船長曰く「記憶にない」程の最高の日にぶつかりました!




あんまり釣れすぎて12時半に早上がり(餌も底を尽きたし・・・)でした。












午前11時にはカメの中も底が見えないくらい真っ黒!














全体としては3~23尾、内モンスター級(60cmアップ)7尾(最大は67cm)。これだけのマゴチをほぼ午前で仕留めてしまうとは・・・今年の大貫沖はどぉ~なっちゃってるんですか!?


で、ウチ●の成果は???

詳しくは近々詳細版にてアップさせていただきます。

(上の写真は??)








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山本周五郎が書いたSF?

2012-04-13 01:16:00 | 



いよいよ春たけなわになってまいりました。

毎度のことながら年度末・始は忙しい!ということで久々の更新です。

当然ながらこの間道楽は封印(泣)。


本日は非番だったので午後からチビッ子軍団引き連れて近所の川原へ春探しに行ってきました・・・。


本日のお目当てはコレ↓↓↓





ナナホシテントウ。


あっという間に30匹程の収穫(?)。

もうちょっと季節があとだと有能な釣り人花壇http://wind.ap.teacup.com/sho-tairyou/19.htmlの番人になってくれるのですが、本日は遊んでもらったあとはリリース。





最近、大人道楽の方は専ら読書のみなんですが、以前は考えもしなかった「風呂読書」に目覚めてしまいました。


でもって、風呂読みに適した本も物色したりしてまして、この一冊は最近ブックオフで風呂用に購入したもの。↓↓↓





特集本の雑誌2ブックガイド編  平成7年 角川文庫

※「本の雑誌」の特集記事を集めた本。1と3も出てますよ。




湯船に浸かりながらホワ~んとした頭でこの本をパラパラと繰って
いた時のこと。
384ページで目が釘付けに・・・。


「本の雑誌」読者からの投稿記事なのですが、「私の好きなSFはこれだ!」というページで新潮文庫の山本周五郎著「おさん」に収録されている「その木戸を通って」という短編を激賞されている方がいました。


「山本周五郎がSFを?」という方も多いと思いますが、実は氏はコアなSFファンだったのではと思えるエピソードの紹介もされており、私自身永い間不思議な読後感で印象に残っていたその作品の意味が腑に落ちた気がしました。






おさん    山本周五郎 昭和45年 新潮文庫

写真は平成7年第47刷。




この本は会社でのお昼寝用の一冊として購入したものだったのですが、予想以上に面白く、しばしば昼寝しそびれたりしてしまいました。(反省し、その後は江藤淳などが昼寝用。)

「その木戸を通って」は40ページほどの作品です。時代背景は江戸真っ盛り。なのですが、謎の女性がある日突然現れて最後は消えてしまうお話。あえてネタバレはしませんが、とにかく不思議な余韻が残る秀作で何年も記憶に残っていました。

そこへ件の記事を見てSFという解釈も成り立つな~、と妙に感心してしまったのでした。




そういえば山本周五郎と言えば人情物時代小説の大御所としてあまりにも有名ですが、わたしの取っ付きは「青べか物語」でした。


青べか物語 (新潮文庫)
青べか物語 (新潮文庫)山本 周五郎

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浦粕という漁師町(モデルは浦安、というのは有名。)に闖入した主人公(蒸気河岸の先生)は釣りでもしつつ静かな暮らしを思い描いていた・・・が、浦粕の一癖もふた癖もある面々はそれを放ってはおかなかった・・・。



釣り好きなら共感できる先生の心理。

読後の寂寞とした感じは何なんだ?中学校の教科書(だったか?)で魯迅の「故郷」を読んだ時の感覚だ。と、思ったものでした。







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