本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

庭でカニ捕り。

2012-07-30 00:44:00 | 自然(動・植物)



毎年夏になると我が家の庭(と、言うか駐車場?)に決まって出没するヤツがいる・・・。



子供と水遊びしてたりすると視界の端に何者かが「サササ~ッ・・・」と通り過ぎてピンと来ることが多いのです。
(屋内だったらゴキさん。)










それはコイツ↓↓↓









カニ。





このくらいがアベレージサイズかな。


小豆大位~結構立派なのまで、一シーズンに何度か出没しビックリさせてくれます。




住み始めて間もないころは「なんで?なんで?\(◎o◎)/」といったところでした。

確かに河原まで徒歩1~2分程度なんですが、カニの足ではこんなところまでヨウキタナ~と言わざるを得ません。



どこかに知られざる水脈でもあるのか?ドブは無いし・・・?


それにしても毎年恒例となり、仮説として考えたのはこんなところか・・・?



①勿論河原ではカニは大量に繁殖している。出発点はもちろんココ。

②カニが旅にでたくなる気象条件の日・・・(気温、雨、月の満ち欠けetc・・・)フラ~っと旅に出る。

③「ずいぶん遠くまで来ちまったな~。」と思った頃にはすでに遅し。帰り道がわからない。

④「ひとまず植木鉢の影にでも隠れとこ・・・湿り気はあるし水も定期的に降ってくる。ミミズやナメクジもおるしエサには困らん。」


こんな行きあたりばったりなカニが河原からかなりの遠方まで大量に分布しているのでは!?







一週間ほど逗留していただき子供のよき遊び相手に~。





本日「もうおウチに返してあげようね。」に皆さん同意してくれたので、久しぶりの生まれ故郷にめでたくお帰りいただきました・・・。










「アレニミエルハナツカシノワガヤ・・・。」
















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語彙・読解力検定の結果

2012-07-24 01:13:00 | 語彙・読解力検定





語彙・読解力検定。



前回は何とか準二級に合格し溜飲を下げたところですが、今回(2012年第1回)受験したのは「二級」。

実力からして合格の瀬戸際かな~!?という感じもありあり・・・・。




テキストブック購入して一応勉強してみたものの、カタカナや漢語由来の語彙はかなりのレベル。このあたりからの出題が多かったらキビシイかな~と思っていたが、本番ではそれほどココらは出なかったのでヨカッタ・・・・。


新聞語彙は毎日マメに新聞を読んでいれば結構何とかなるかな。







と、言うわけでいよいよ待っていました「受験結果」が郵送されてきました。






今回は結構ドキドキしながら開封しました・・・。




























良かった~。

何とかなりました。ε-(´∀`*)ホッ









ギリギリだったら次は余程修行せねば無理かな?とも思っていましたが、何とか次もマジメにやればいけるかも!?位の結果でした。



またガンバります。←宣言しておかないとサボってしまいそうですから・・・。












話はかわりまして・・・。




我が家の上の姉さんは高校受験のまさに分かれ目の夏休み・・・。


ここでひと踏ん張りできれば何かが変わる可能性も。





し、しかし、やりたいことがたくさんあるのに時間の使い方もはた目で見るとヤキモキするくらいのペース。
(自分を振り返るとどうだったのか、と言われると強くは言えないのですが・・・。)



最近は生活時間のスレ違いもあり、あまり会話もなくなってきてしまいましたが、共通の話題があると何とか話には乗ってきますね。


この姉さん、小学校の頃はかなりの読書家だったのですが(主に青い鳥文庫。)、中学校に入ったら携帯一辺倒になってしまいました。



夏休みの宿題に「読書感想文」が出た、とのことで「本を買ってくれ」とのこと。(ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を所望。)





キャロルもよいが、こちらの方が面白そうだぞ・・・、と、薦めたのがこれ↓








「船乗りクプクプの冒険」 
 北 杜夫 集英社文庫 2009 改訂新版第2刷








先日、「どくとるマンボウ」こと北 杜夫氏が亡くなられた際に購入・積ん読してあったもの。


「面白そうだから読んだらいいよ。」と渡しました。





併せてもう一冊。



↓↓↓











「凍りのくじら」 
 辻村 深月 講談社文庫 2010年第8刷



藤子・F・不二雄氏へのオマージュ・・・。







どちらの本も未読ですが、積ん読本の中から姉さん向けかな~?と思ったのを2冊ピックアップして渡しました。




「つまらなかったらすぐやめたら良い。時間の無駄だから。」と言ったが、何とか感想文までたどり着けるかな~!?



しかし、偶然にもどちらも海つながり・・・。海への飢餓感?やはり月一釣行は少なすぎです・・・。






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6月の読書メーターから・・・

2012-07-15 03:39:00 | 

6月の読書メーターから




雨の夜はグラスを傾けながらの読書が尚のこと合うようで・・・。


釣りのプランや準備をするほどのエネルギーが残ってないときにも語りかけてくれる「本」がある・・・。






「積ん読本」の中から背表紙の「気」に触れた本をピックアップして独り頁を繰るのも日々のササヤカな愉しみ。






遅ればせながら・・・そんな6月に読んだ本のまとめです。(読書メーターより。)

↓↓↓




6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1480ページ
ナイス数:3ナイス


アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)
以前雑誌で、車谷長吉氏がこんなコメントをしていた・・・野坂昭如のファンで著書を収集しているが、現在も刊行されている野坂昭如著作が非常に少なく残念。新刊で手に入るのは「アメリカひじき・火垂るの墓」のみだと。 これを思い出し、積ん読の中から新潮文庫版を読んだ。良かった。 同時代の設定のある大江健三郎の作品群と比較しても私的にはずっと伝わってくるものがあった。(併録の「プア・ボーイ」がさらに秀逸。)「独特の文体」とのコメントが多数寄せられているが、私は本作を読み泉鏡花を思い出し、現在「歌行燈・高野聖」再読中。
読了日:06月21日 著者:野坂 昭如




人生これでいいのだ!! (集英社文庫)人生これでいいのだ!! (集英社文庫)
あやかりたいです。人生いろいろあっても「これでいいのだ。」です。やはり原体験と幼少期の愛情、これが大切なんですね~。パパ最高。(最近、元祖天才バカボンの再放送を見たんですが、エンディングテーマ「ねえ、パパあそぼうよー・・・」というあの曲良いですねぇ。)
読了日:06月18日 著者:赤塚 不二夫




語彙・読解力検定公式テキスト 合格力養成BOOK 2級語彙・読解力検定公式テキスト 合格力養成BOOK 2級
1200円はチョット高いけど、読んどかなきゃやはり試験のアウトラインが分かりませんよ。何せ主催者が作ってるんですから・・・。表紙のピカピカや赤いプラ板はいらないからもう少し安くして。掲載されている問題から出題傾向を推し量ることは可能だが、実際にこの中からそのまま出題された問題は殆どありませんでした。
読了日:06月16日 著者:朝日新聞社,ベネッセコーポレーション




走ル走ル
読みやすかったです。登場人物が少ない話はシンプルで良い。 ほかの方のレビューを見ると、賛否が明確に別れているようです。もちろんこの小説を支持しない方のおっしゃっていることも十分理解できるのですが、私は支持する派の方とお友達になれそうな気がします・・・。 思い立ったが吉日。
読了日:06月13日 著者:羽田 圭介




灘の男灘の男
「粋で、いなせで、権太くれ。それが灘の男や。」車谷長吉の新境地「聞き書き小説」三連作!とコシマキにある。作者がそれぞれ魅力的な対象に向かい合い引き出し、そして書き留めた作品。 朝日新聞の「be」に連載されている人生相談、「悩みのるつぼ」の回答者としてもご活躍の作者の、人と対峙する姿勢が伺えます。「悩みのるつぼ」の回答も毎回ズバリ名言です! 子供の子供の世代ぐらいになったら、どんな写真や映像よりも「聞き書き」がリアルな「時代」を伝えられると思います。映像には臭いや手触り、気配などは残りませんから・・・。
読了日:06月09日 著者:車谷 長吉




虹よ消えるな虹よ消えるな
予備知識なしに最初の1、2ページをめくった時点でインスピレーション買いし、読了。インターネットで調べたら・・・なるほど、小川国夫とはそのような作家だったのか、と遅ればせながら納得。 2008年に80歳で亡くなられているとのことですが、なるほど、この人ァバイク乗りだわ。 若き日にバイクでヨーロッパを旅した際の出来事について書いた第二章は特に強く印象に残るものでした。(他、過ぎし日の交々を記したエッセイも素敵です。)
読了日:06月05日 著者:小川 国夫




4時のオヤツ (新潮文庫)4時のオヤツ (新潮文庫)
読了日:06月04日 著者:杉浦 日向子




二つ枕 (ちくま文庫)二つ枕 (ちくま文庫)
北方謙三をもって、「俺が一番弟子、宮部みゆきが二番弟子。」と言わせた著者、杉浦日向子の名作。リアリティのあるセリフの一つ一つが、耳元で囁かれたら・・・と想像するだけでゾク~ッときそうな妖艶さ。 著書「江戸へようこそ」を読んでから取り掛かるとなおよろし。
読了日:06月02日 著者:杉浦 日向子




キリン The Happy Ridder Speedway(3) (YKコミックス)キリン The Happy Ridder Speedway(3) (YKコミックス)
ネギってリンなの?
読了日:06月01日 著者:東本昌平




2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター








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濱生丸マゴチ道場@大貫沖(追記あり)

2012-07-08 03:06:00 | マゴチ


平成24年7月6日(金)


梅雨真っ盛りの曇天に、現在潮回りも大きくモンスタークラス絶好調の大貫沖を攻めに濱生丸から出漁です!




いつものごとく夜勤明けだけれど、先日より午前船・午後船の二部制スタートしたために十分睡眠とっての出漁です。これで集中力も持続可能!?




ハゼ釣りする時間にはさすがに到着できずに正午頃乗船・・・。


午前から通しの方がハゼ釣りしています。


「どうですか?」

「ダメです。」※その後、小1尾ゲットした様子。


堀割川のハゼはもう少しかも・・・です。












望月船長操船の第一鴨下丸は一路大貫沖を目指します。


時折ポツリポツリとくる雨に皆さんキャビンに退避。日が差さないと沖は案外涼しいのです。この時期カッパはまだあったほうがよいですね・・・。









「指写ってますけど・・・」



この日の釣り座は右舷大ドモ。

午後はずっと上げ潮。風は弱いが場所により南東か南西か。席は悪くないはず・・・。


先日味をしめた二本竿。右舷は3名。もちろん出しますとも。
(左舷も2名ですが。)


ただし、前回とは逆にニットウを右巻きエスブレイドセットし置き竿に。幻波マゴチをスマック左巻きセットし手持ち用にしました。(手持ち竿に集中しスーパーモンスターゲットの皮算用。)













餌は手持ちはサイマキ、置き竿はハゼでチャレンジ。
(エビは喰いは良いが消耗がかなりが激しいとのこと。チビ太が多いのかな?現在、ハゼ餌もしっかり入荷しているので希望によりどちらでチャレンジも可能です。)



30分程の航行で大貫沖に到着。


水深は10メートル程。「やってみて。ここは大きく流していきますよ。」と船長の声に置き竿、手持ち、両仕掛け投入しスタート。抜かりはないですよ。(今のところ。)




10分経過・・・。





20分経過・・・。




30分経過・・・。





船内ではやっとポツーリポツリとアタリが出始めました。


程なくウチ●の竿にもやっとアタリが(手持ちの方に)!!





「クッ・・・クッ」とまさに本命アタック。

グイーンと引き込み待つが中々竿先が入らない・・・。




待ちきれずに聞きあげてみると中途半端な重み・・・。



「ままよ!」とアワすと見事にスカっと尻もち。

あらら~。








気を取り直して速やかに続行するとほどなく次のアタリが・・・。


しかし、これも同様に「スカっと」空振り。






ここでついにM船長の教育的指導・・・。

(自分の忘備録としてここに書き留めておきます。あくまで教育的指導は知識としては分かったつもりでも実行に移すのは場数とセンスが重要!?)



「流れのある時は聞くな!送れ!!」

※考えてみればナルホド・・・なのですが、視界に目標物のない時は流れはそんなでもないと思ってたら「流れてる」と船長に言われて気づいたり、逆に流れはどうかな~と思ってたら「潮ない」といわれたり・・・。流れ具合は竿先に伝わる抵抗感で感じられるときもあるが正直よくわからないときもあります。まあ、望月船長の場合、結構アナウンスしてくれる場合も多いですがね。



「ウイ~す。」


程なく次のアタリ(船長の「置き竿~っ!!」の雄叫びで気づく・・・。Σ(゚д゚lll))でこれを実行します。


「クン・・・クン・・・」の後、魚に違和感を与えないようにそ~っと竿掛けから竿を外し、竿先を送り込みます。



十分すぎるくらい送り込むと、徐々に重量感を感じ・・・魚がしっかりエサをくわえ込んだのを確信し・・・


「ギュッ」と渾身の片手アワセ!!




「乗ったーっ!!」





これは中々の重量感ですよ!


魚の引きに合わせ、いなしとポンピングで無理せず巻き上げます。




あがってきたのはナイスサイズ!




船長のタモとりであがったのはのちの検量で56センチ1.2キロの美しい魚体でした(^Д^)。





この時点で時刻は3時過ぎ。



しかし、このあとは場所により全く流れなかったり急激に二枚潮だったりでに徐々にアタリも減ってしまい・・・


場所によっては魚が小さいのか、アタってもエビが魚の口に入りきってないようなアタリがポチポチ。(重量感のない引き込みに合わすとエビだけもっていかれる・・・。)

まあ、サイマキは12~13cm程あるし、35センチ以下のコチの口には結構キビシイかも・・・です。





手持ちと置き竿両方に一生懸命目配りしているんですが、手持ちにアタルと・・・竿先に集中・・・知らないうちに置き竿にもアタり・・・船長の「置き竿~!」の怒声にあたふたするうちアブハチ取らずに・・・何度かこのドツボのパターン繰り返し。







追加なしのまま4時半に「遠いんでこの流しで上がってきます・・・。」のアナウンス。





結局、追加無しのまま沖上がりに。







帰途ではM船長からのコメント・・・


「悪い二本竿の見本だな。」

「バラすべくしてバラしてる。」



いや、まったくもってそのとおり・・・。




逆に聞きました。



「二本竿は広く探れるようにできるだけ離して置きたいんですが、両方しっかり見ているつもりでも、見てないときに限ってアタるんですよ・・・。」




「ダメだめ。両方見てるようじゃ。」


「9割は置き竿に視線集中しなきゃ。手持ちは見ないでもアタりゃ分るだろ?」






確かにそうかもしれないが、手持ちにアタったらやはりどうしても置き竿見続ける自信はナイ・・・です。





何とかボウズは免れたが本日午後船はトップ4本、スソ1本(2名)で全員マゴチゲットできました。



型モノが1本というのは半日ではまあ悪くない・・・と、負け惜しみをいっておきます・・・(笑)  (~_~;)。


(乗船時にMさんからブログみてますよ~、のお声掛け。アリガトウございます。とても励みになりますネ。)





















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マンボウの刺身

2012-07-01 01:40:00 | 外で飲食



これは・・・






あくまでもイメージなのですが・・・。
(写真はコンニャク刺し。)





20年来「食べてみたいな~。」と思っていたマンボウの刺身(広義での・・・)が偶然口に入りました。









マンボウの刺身 房州西岬浜物語 1993新樹社 岩本 隼



この本を読んで以来、房州の漁師町の自然とマンボウの刺身の不思議な魅力に憧憬を抱いてきました・・・。(時々思い出すくらいかも、ですが。)









先日の出張帰りにまた五反田の大将のところへふらっと・・・。



↓こちらです。
http://omatsuriho.exblog.jp/17704779/







先ずはビールにて水分補給。


続いて本日は以前から気になっていた「吟醸セット」を注文。
店主厳選の吟醸酒6銘柄をリーズナブルなお値段で一杯ずつ試せます。

自分のお気に入りを発見したい私には願ったり叶ったり。





と、思っていたら・・・どれも美味しく、良い気分。大将の説明も右から左・・・


ウ~ン、こりゃまいった。とりあえず下の写真が当日の6銘柄です。ハイ。
















手前は何と「イシナギの南蛮漬け」です。
(もちろん天然の釣りもの。)

これはビールにも最高ですが、日本酒にも最強タッグです!




そして「お刺身何がありますか~?」と聞くと何と・・・

「マンボウの胃袋ありますよ~。」との答え。\(◎o◎)/




まさか、東京でお目にかかれるとは思ってもいませんでした。
(そのせい、というわけではないんですが写真撮影も失念。是非上記URLをクリックしてみてください。マンボウ画像あり!)




「胃袋」と言ってもアンモニア臭など全く無く、綺麗な透明感のあるものでした。
味と食感はウ~ン、青柳を限りなく儚い感じにしたような・・・といったところかな。

涼し気な一品でした。


チャンスがあれば今度はぜひ正身の肝和え(手でちぎって食べるらしい!?)にチャレンジしてみたいです。






本日も海の恵みに乾杯!!
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