本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

頑張って・9月読書の記録・・・

2017-11-29 06:08:00 | 










日がな骨太で大きな物語の世界に浸り、日暮れと共に杯を傾ける。

心は世界を飛び回り、まだ見ぬ大物へと思いを馳せ・・・



こういきたいところですが。。



子供たちの大好きなアニメ「スポンジ・ボブ」に登場する気難しくへそ曲がりなキャラクター「イカルド」をご存じですか?

この気持ち、かなり彼の考えにかぶってます(笑)



(プリ画像byGMOより拝借)



静かで文化的な暮らしを夢見るイカルドの日常は、純真だけれど頭は空っぽの「スポンジ・ボブ」やヒトデの「パトリック」に完膚なきまでにメチャクチャにされます。

作品の筋書きは彼のリバタリアニズム的なところを揶揄するような教訓譚とも受け取れますが、私的にはどうしても彼の方に感情移入してしまいます・・・


読書の方も限られたコマ切れ時間や夜中(注・眠くならない時限定。連休二日目とかね。)限定な訳ですが、自由に読めたら今の今の3倍読めると思います(!?)

でも、わが家のボブやパトリックが活躍してるうちは無理だなぁ~。




結果として今月もこんなタイミングで・・・消えてしまった9月分の読書メーターまとめです。






道具づくし (ハヤカワ文庫NF)
道具づくし (ハヤカワ文庫NF)別役 実

早川書房 2001-01-01
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参った。滅多なことでは降参しない私が途中退場させられた稀有な本。今は無きいにしえの道具たちの解説、用例に最初は半信半疑ながら「江戸時代にはそういうこともあったのだろう・・・」と、読み進めていくとまさかまさかの連続。眉に唾を付けながら更読み進めていくと、どうもこれは例の「こびとづかん」に類する読み物であることが判明。アカデミックな文面ではしたない事柄が続けざまに語られるのに遂にギブアップ!
2017/09/01




うさぎとマツコの往復書簡 全身ジレンマ (双葉文庫)
うさぎとマツコの往復書簡 全身ジレンマ (双葉文庫)中村 うさぎ マツコ・デラックス

双葉社 2014-09-11
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サンデー毎日誌の連載から早7~8年が経過しているが、「魂の双子」を公言されている中村うさぎ&マツコ・デラックスお二方の慧眼にはいやはや恐れ入る。うさぎさんが「スカートを履いたオヤジ」と嫌悪感もあらわに切り捨てる小池百合子氏の本質などは今日(2017.10.21衆院選の正に前日。)の私にはまるで予言者のように感じられた。マイノリティであるマツコさんを発見(?)したうさぎさんもまた魂のマイノリティであり、お二人の闘争は更に続いてゆくのでしょう・・・
2017/09/05




空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む角幡 唯介

集英社 2010-11-17
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「どこかに行けばいいという時代はもう終わった。どんなに人が入ったことがない秘境だといっても、そこに行けばすなわちそれが冒険になるという時代では今はない。」衛星携帯電話もグーグル・アースもある今日、冒険家達に伝説となったチベット・ツアンポ―峡谷の通称「空白の五マイル」へ過酷な枷をはめた状態で挑む著者。その結果は・・・この本を書いているのだから、生き延びることはできた。ベユル・ぺマコという理想郷がチベット人の心の中だけにあるように著者にとってその五マイルは空白のまま。冒険は生きることの答までは教えてくれない。
2017/09/05



地図のない場所で眠りたい (講談社文庫)
地図のない場所で眠りたい (講談社文庫)高野 秀行 角幡 唯介

講談社 2016-10-14
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対談本としては異例に面白い!高野秀行さんのファンには大いにおススメ。勿論角幡さんファンにもお勧め。どちらも早大探検部出身の辺境ライター(?失礼)もとい、ノンフィクション作家であるが、朝日新聞記者あがりで精巧な文章を書く角幡さんに対し、売れない時代も経験した先輩の高野さんが著書のイメージとは裏腹に角幡さんの暴走を御しながらうまく纏めたな、との印象を受けました。「探検を知る一冊」と題し作中コラムで紹介されている本の数々も非常に興味深く、探検ノンフィクション好きにはたまらない一冊
2017/09/15





夜を乗り越える(小学館よしもと新書)
夜を乗り越える(小学館よしもと新書)又吉 直樹

小学館 2016-06-01
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「感覚の確認と発見の両方があり、それがせめぎ合っている本が僕は好きです。」そうか、そう言われてみれば正に!(これは発見。)小説であれば主人公に共感を抱ける(これは感覚の確認。)というのは楽しく本を読むうえでは大切。しかし、そればかりでは何か物足りなく薄っぺらな読書に。今まで信じて疑うことのなかった事が批判されたり否定されたりすることによって、なぜ、どのようにしてそう言えるのかを考える。ここで自分の中に新たな視点が生まれる。全冊が「あの夜」を乗り越えることができなかった太宰へのオマージュとなっておりますよ。
2017/09/30
















わ!?小説が一冊もありませんね・・・
そんな気分のひと月だったということです。


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遅ればせながら濱生カップ結果報告

2017-11-10 00:15:00 | マゴチ





2017.11.3(金)


毎年恒例の大会「第八回濱生カップ」に参加!

ご存じのとおり、スミイカ・ハゼ・マゴチを日の出から日没まで狙い、本年のMr.濱生(あ、ミス、もしくはミセス・・・)を決めるガチンコ勝負。

スミイカ10点、ハゼ2点、コチ30点(50㎝以上は全長=点数)ヒラメ15点(去年までは10点だった!?)








重鎮たちも見守る中5:30に抽選開始。









朝は北東風がやや吹くようですが、午後次第に南に変わる予報。

風向きの変わる時間がキーポイント!?

ファーストステージのスミイカ時間は下潮。
後はずっと上潮です。







抽選では8番をひきまして、左トモ側3番目に入れていただきました。
MろうくんとT井さんの間です。

参加者24名。
確実に稼ぎたいスミイカステージにはまずまずのポジション?(名手のブロックを上手くかわせればの話・・・)





スッテ+テンヤ。
スッテは今や貴重なレッドヘッド。








忘れ物取りに・・・等ありましたがいよいよ出港!



中の瀬から攻めますが、すぐに見切って向こう側へ大きく移動。


移動後は左舷絶好調。
(但しウチ●以外。)






ようやく7時台半ばにマイ・チャンス到来。

しかし、良くない潮でオマツリ多発(汗)

スッテもテンヤも反応ありなので、テンヤオンリーにチェンジ。







8時台半ば。
4杯。悪くないですよ!

右舷は沈黙・・・

潮止まり近づき、皆さん静かになった頃、ウチ●に謎のシャクリ切れ発生。

本日ほとんどなかったフグ反応出始めていたのでまさか!?と思ったらそのすぐ後に左舷トモのA木さんのテンヤに巨大なトラフグ!!

ポイントにはなりませんがウラヤマシ~い外道です。





潮止まりになり木更津ハゼへ。

後半ポジションに席替えし(今度は左・後ろから6番目。移動最小限で楽々。ただし中々手ごわい位置です。)
木更津港内にて11:00スタート。



延長までしてもらって5尾・・・

しかもデカいのばかり。

ハゼの活性はかなり低く、アタリもほとんど出ません。
名手達は微かなアタリをとって20尾程とってます。
ウチ●は弛ませ&タイム釣り。

釣れてる人観察・・・エサを大振りにしたら少しアタリ出せるようになりました。
ウチ●は6号オモリでしたが、途中からよくアタリ出してる人はかなり軽めの1.5号!



実は前日エサハゼ釣りに行ったのですが、1尾撃沈。
念のためエサ魚調達しておいて良かった!?











エサにかなり不安を抱えたまま海堡周りへ移動。

ジール2.7に左巻きスマック。



海堡周りの浅場でスタート。

左ミヨシ方面中心にヒラメがパタパタと取り込まれますが、コチは渋い。

アタリが出ません。

一度だけヒラメっぽいアタリあっただけ(すぐ離された)。







マッタリした時間が流れますが、流石のMろうくんは終了間際に奇跡の2本!





その後、富岡沖にてスミイカ。後半戦。



う~ん、潮が流れないですよ。

頑張ってシャクルも集中力も限界が近づいてきます。


転々と場所変えてもブッコミ2杯限定・・・



結局、後半スミイカは追加なしでした・・・






スミイカ釣りでは珍しい感じの画ですね~






結果発表&表彰式





優勝はMろう君。



第6回より返り咲きの勝利!

おめでとうございます。





第2位 kまくん

第3位 Sやくん(コチ52㎝が効きました)









ウチ●19位・・・

去年の17位から微妙な下げ。


ドリンクはウチ●が喜びましたが、カミさんには焼き肉のタレと鍋の元のほうが喜ばれました。








帰宅後にすぐ道具洗いと魚下処理がセオリー。



まだ生きている木更津の綺麗なヒネハゼはお造りに。

本当にプリプリ!

コチよりうまいで~(^^♪







今回も皆様おせわになりました~






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