本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

地ダコを茹でる。

2014-02-25 00:26:00 | 料理










先日のスミイカ釣りの外道です。



300グラム級と可愛いサイズながら、東京湾の地ダコと云えば高級食材。
(今回、下浦沖ね。)

しっかりキープしました。





下処理を施しジップロックで冷凍庫。
(ワタと目玉とトンビを取り除いてそのまま。ヌメリ取らない。)









調理前に暫く自然解凍。




柔らかくなってきたらジップロックから大きめのボウルへ。


粗塩をばさっと掛けて・・・




ゴム手袋はめて、揉みこみます。







とにかく揉みます。




無心で揉みます。


が、久しぶりにタコを揉んでいると、昔、親父と時々行った、鶴見は隠居屋からのタコ釣りのことなんか思い出したりしました。

「東京湾タコだらけ」なんて年もありましたね。














同時進行で寸胴に湯を沸かす。






茶っぱをひと摘み入れると色よく仕上がるんですが・・・



ガビ~ンΣ(゚д゚lll)





茶筒の中空っぽ。



「茶切らしとるやないけ!!」




茶筒のそこに残ってたのをすこ~しだけ入れました(泣)








今回は小型のタコなのでヌル取りは15分位で終了にしました。

流水で塩、ヌルをきれいに流します。

(昔行った走水のボート屋さんでは、洗濯機にタコを入れてグァラングァラン回してましたね~。)




湯が煮えたぎったら、足先からそ~っと良い形になるようにタコを入浴させます。





このサイズでしたら30秒で十分。


茹ですぎ禁物。



ザバ~ッとザルに取ったら、そのまま放置。

自然に冷ます。














タコぶつ。




タコのふくよかな香り・・・アフリカ産とは歯応え、滋味が違います。


惜しむらくは若干塩味が強くなっちゃいまして、サイズに応じて塩の量の加減も必要ありますね。




山葵をちょこんと載せてぱくっとやると・・・


日本酒には堪えられませ~~ん!!














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真夜中のピクニック~1月読書の記録

2014-02-19 23:40:00 | 








「南岸低気圧」ですか!?


今年の流行語大賞に入りそうな勢いですね。







一先ずは今週の南関東、雪予報は消えたようで良かったですが、先週の大雪には度肝を抜かれました。

被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。


私も危うく、一歩間違えば東急東横線の追突事故に巻き込まれるところだったんですが、少し前にスルーしておりました。

JR南武線はあちこちで停止しながら、間一髪自宅最寄駅まで到着することができました。

が、しかし最寄駅から自宅までは「ラッセル」!!

いちばん吹雪いてる時刻だったんです。ヒザくらいまである新雪の中をやっとこさっとこたどり着きました。



我が職場でも二週続きの大雪で、大混乱の様相を呈しておりまして、影響は未だ続いております。

もう勘弁して欲しいなぁ~。





で、唐突に1月読書の足跡です。






2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2081ページ
ナイス数:27ナイス




火宅の人 (上巻) (新潮文庫)火宅の人 (上巻) (新潮文庫)感想


小説とは「作者の奔放な構成力によって、、登場する人物の行動や彼等を取り巻く環境・風土の描写を通じ、非日常的な世界に読者を誘い込むことを目的とする散文学。」(新明解)であるとすれば、これはまさしく「小説」。主人公・桂一雄の己に正直な生き様は、男なら憧れよう。このような夫・父を持ったら家族は大変ではあろうが・・・。すべての問題を放り出して米国へ遁走した一雄に待ち受ける試練や如何に。火宅=煩悩の止む時が無く、安らぎを得ない三界(さんがい・全ての生けるものが過去・現在・未来にわたって次々に生まれ変わるという境遇)

読了日:1月23日 著者:檀一雄




マイルス・デイヴィス完全入門―ジャズのすべてがここにある (ベスト新書)マイルス・デイヴィス完全入門―ジャズのすべてがここにある (ベスト新書)感想


以前読んだ「超ジャズ入門」が中々に面白かったので。著者(スイングジャーナル元編集長)のマイルス心酔ぶりも相当なものです。この本を読んで分かったのは、私が聞きたかったのはジャズより「マイルス」だったのかも・・・ということです。当然CDショップへGO!!

読了日:1月20日 著者:中山康樹




包丁一本がんばったンねん (就職しないで生きるには 2)包丁一本がんばったンねん (就職しないで生きるには 2)感想

好きなことを好きなようにやり、結果として何とかなっている・・・。ひとえに作者の「人間力」が高かったんだと思います。(あと、頭も良い方だなと・・・それを表に出さないのが賢さ。)京都の女性の喋り言葉が好きなんですが、男の京言葉もなかなかよろしいですね。

読了日:1月15日 著者:橋本憲一




神も仏もありませぬ (ちくま文庫)神も仏もありませぬ (ちくま文庫)感想

地に足が着き、一本芯の通った生き方をしているヒトの周りには魅力的な人々が集まるんですね。「山のデパートホソカワ」に出てくるニコニコ堂さんはとっても面白い人ですが、何と、つげ義春「無能の人」のモデルになった人らしい。息子のユウ君(長嶋有)は芥川賞取っちゃうし。「他人のうさぎ」の何と重厚なことよ。こういう体験に基づいたモノを書ける人がこれからの日本にどんどん、殆ど居なくなっていく、という恐ろしい事実。こうだったら良いなぁ、と思うのと正反対の方向に突き進んでいくこの国を見て佐野さんなら何というのか?

読了日:1月12日 著者:佐野洋子




発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)感想

誰でも発達障害的な性質を一部は持っていると思うのが分かり、ちょっと不安になってしまう一冊。明確な線引きは無い、と言っていいのでしょうが、要はバランスが大切。部分が突出しているのは生きにくい。アメリカ人の「好奇心に関与する遺伝子のデータ」が興味深かった。アメリカ人が他国民と比べて図抜けて好奇心が高いらしい。これは米国社会が好奇心やチャレンジ精神旺盛な欧州移民をルーツとしているからではないか、と。だから危険なカーレースや危険なスポーツ、リスクの高い投資、ドキドキさせるようなアクション映画が好きなのね・・・。

読了日:1月8日 著者:星野仁彦




発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子 (光文社新書)発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子 (光文社新書)感想

軽度発達障害と言われるジャンルの研究は最近までこれ程進んでいなかったのか、と驚いた。自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)は近年非常に増加しているように書かれているが、その原因の大部分が不明、であるとも。職場や家庭内の個性的な人々もどこまでがその範疇に含まれるのかがよく分からないが、明確な線引きはないようなので、とにかく包容力のある社会が大切ですね。

読了日:1月6日 著者:磯部潮




女がひとり頬杖をついて女がひとり頬杖をついて感想

「りゅうりぇんれんの物語」50頁という長大な詩。が、しかし、その量を凌ぐ圧倒的な力。最近ちょこちょこ読む佐野洋子さんと茨木のり子さんがオーバーラップするのも、さばけたオバチャン(失礼!)というだけではなく、若い頃の戦争体験が作品の根底に流れているからか。21世紀の日本を舵取りしている連中には、体験のない奴らと体験に蓋をしてしまった奴らしかいないのかな、と憂えるばかり。自分もその一員には違いないのだが、「想像力」はあるよ!「答」という一編がこれ以上ない絶対読んで欲しい作品。

読了日:1月4日 著者:茨木のり子




たそがれ長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)たそがれ長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)感想

やはりハズレ無しの鉄板シリーズ。北原亞以子「ともだち」を読み、これは!と、思い、直ぐ講談社文庫「深川澪通り木戸番小屋」を買っちゃいました。泉鏡花文学賞受賞作と聞き、更にワクワク。書中ベストは流石の山本周五郎「あとのない仮名」。この短編一本で素敵な映画が撮れそうではないですか!僭越ながら、世界のクロサワに様々な短編を注目されていただけありますねぇ。山本周五郎作品を読むとほかの人には書けそうもないこういう作品がゴロゴロあるんですよね。話はそれちゃいましたけど・・・。

読了日:1月2日 著者:池波正太郎,北原亜以子,山本周五郎,藤沢周平,山本一力




読書メーター







週1~2回の自転車通勤は最近挫け気味なんですが、昨夏から始めた深夜帰宅後のウォーキング(名付けて真夜中のピクニック。)は粘り強く続いております。(週1~2ですが。)



真夜中のアナログ野郎の強い味方が「CDウォークマン」。

絶滅危惧種です。




●マダ電気他数店見たんですが、殆ど売り場の隅っこに追いやられてホコリをかぶっています。

●ンキホーテで見つけて気に入ったのはやはり元祖ソニー製でした。




これをウエストバックに入れてジャジーな曲や昔のロック、etcを聴きながら歩きます。



興に乗り始めると走ったりもします。


あまり走るとCDが音飛びしますが、これによってオーバーペースに「待った」がかかり、丁度よいペースメーカになっていますね。




最近のお気に入りは「ポール・ハードキャッスル」と「ジプシーキングス」・・・。













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シロギスの火取り

2014-02-16 23:15:00 | 料理








脂ののった時期のシロギスが食べたい!





その気持ちが先ずあって。

(そしてもちろん、もっと数が取れるように上手になりたい、というのが次に。)




突撃釣行した先日のシロギス半日船。

その後、大変な天候のサイクルになっちゃいまして、無理にでも行っといてヨカッタ。
(渋~い時期に入って来ちゃったようですし。)








かろうじて確保した23尾↓↓↓


















皮下の脂ののった所も余すとこなく堪能するためには・・・




やはり「火取り」かな。














青魚と違ってあっさりした脂なので、湯霜降りの方が良いかもしれませんが、極力水(湯)に当てたくないんですよね。旨みが抜けちゃいそうで。




中型揃いの釣果の中から大きめの(20センチ)抜き出して、冊取り。

皮目をトーチで炙ります。




シロギスの皮が思いの外しっかりしていて、焼き目を付けようとするとつい身の方まで火が通っちゃいますので注意しながら。





氷水でサッと粗熱を取り、ペーパーで水分を拭き取ります。






これは上品な、繊細な味わいの一品になりました。


(オカズじゃありませんよ。あくまでも日本酒のお供!)










オカズはこちら↓↓↓






シロギスの天麩羅





「コツのいらない●ぷら粉」を使用しているのに微妙な仕上がりになっています。

最後にかき揚げを作るんですが、サクッと軽く仕上げるために薄く粉を溶いたらシロギスの唐揚げ風天ぷらになってしまいました(汗)

身から過剰に水分が逃げていってしまったような・・・美味いことは間違いないんですが、衣がしっかりついていれば、もっと身がホワ~っと仕上げられたのかなと・・・。








併せて冷凍スミイカも一杯捌いて天麩羅に。


こちらも、もちろん絶品。


(舜殺。写真撮れず。)







捌くのは大変だけど、倍くらいないと食べごたえが・・・

風干しも作りたかった。








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ヤリイカは子持ちでした。

2014-02-13 01:00:00 | 料理











先日のスミイカ釣りは本命もさることながら、ウレシイ外道(ヤリイカ)が混じりました。

(専門に狙ったことはないんですが、以前はムギイカやマルイカ釣りの外道で捕ったことあり。)




冷凍室にネタが入っているとシアワセ。。







贅沢なもので高級ネタのスミイカも食べ付けてくると、家族からは「また!?」的な反応が出るようになります。





そんな時に出したヤリイカの刺身。


「もっと捕ってきて~~」と絶大なラブコール。

でも、それは無理なのよ~














カサゴも既に唐揚げで頭からバリバリ食べてしまいましたが、画的にイマイチだったのでアップはなし・・・。








で、今回はヤリイカ(大)と(中)を使い炒め物を作ってみました。









以前、確か「つり情報」に載っていたレシピを参考にし、その後適当に作っています。


「ヤリイカのオイスターソース炒め」





ショウガを油で炒めてスナップとイカ以外の具材を投入。
(今回はキクラゲ、スナップエンドウ、ニンジン、シメジ、イカ。)



あ、ニンジンとエンドウは少しだけレンチンしてあります。





火が通ったらイカとスナップ、調味料を投入。

(オイスターソース1、醤油・酒各0.5、砂糖適量)


チャッと炒めたらごま油をスイッと回しかけて完成!








おやっ、気付かなかったけど子持ちだよ!!


当然取り合いになりました・・・配分はひと切れだけでした(涙)

(子持ちヤリイカ、本当に旨いですねぇ~)
















先日の雪にはやられました。






気づいたら会社のベランダにある室外機の上、目測で50センチ以上は積もってます。




バイクで通勤してます。


電車も止まりましたので当然帰れず。
(去年は翌日休みだったので、呑んだ挙句に3時間掛けて歩いて帰りましたが・・・)




翌日の仕事に備えてホテル泊になりましたY(>_<、)Y


飲んだくれながらソチ・上村愛子の滑りを生中継で見ることができました(残念)




とっても記憶に残る日になったと思います・・・















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シロギス大名釣り

2014-02-08 01:43:00 | シロギス







念願叶ってシロギス釣りへ!






条件さえよければまだまだ好釣果が望めそうなシロギス。


半ば強引に出撃してきました。



と、言っても交渉の結果、頑張って半日船・・・ですが。







2月7日(金)、近所にキス半日船あったので、久しぶりに川崎「つり幸」へ。



5時にTELにて出船の確認したら「出るよ~」との答え。

よし、と頑張ってバイクで駆けつける。




6時に着いたら「お客さ~ん、ゴメンやっぱ出ない」と!?




ウ:「電話で確認したんですが・・・」

店:「間違えちゃいました。」

ウ:「残念だけど出直してきます。」





バイクに戻ってiモード見ながら「かめだや辺り行ってみるか・・・帰って寝るか」と考えていたら・・・





オッチャン追いかけてきて「お客さ~ん、せっかく来てもらったんでやっぱ出すよぉ」だって。


ウ:「でも、一人じゃ悪いですよ。」


店:「大丈夫、大丈夫」






という訳で、本当の大名釣り(1名様!)出船確定。


一応、左のミヨシに座ります。関係ないけどね。















確か朝一はメバル・カサゴの表示だったような・・・

トイレが見切れていて失礼します(笑)
















予想以上に海は良くありません。


湾奥からだと中の瀬も遠いね。(小一時間)

※その後、コメント欄にご指摘があり、小柴沖と訂正させていただきます。(汗)










冷たい風がビュービュー、船はバッタンバッタン。

プチ時化状態。立っていられません。





船長の合図で30mダチから開始。


置き竿(同突き1本針)+手持ち(テンビン)で始めるも、風とウネリで程なく同突き一本に集中することにしました。


底ダチも取りづらいような感じで、アタリも出ません。




手はかじかんでくるし、まるで我慢大会。



「魚居るんかいな!?」



と、思った頃にようやく1尾めゲット。




9時代半ばになって下潮が効き始めたのか、アタリが出せるようになってきました。


でも、余計なアタリは無く、1尾1尾が貴重です。




サメは連続ヒット。









あとはホントぽつらぽつら・・・














実釣11時までの3時間で23尾でした。


サイズは16~20センチの中型揃いでした。


何せ一名なので自分がどれだけ頑張ったのか分からない。

あとでHP見たら、近くで操ってたBT屋が27~38尾、NG丸が50尾。

実釣時間を考えたらまあ、こんなもんでしょう・・・。













帰ってからの始末も午前船なら楽々!!


ひと眠りしてから捌きにかかります。






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