本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

サンスポ大会はお祭り騒ぎ!

2012-05-28 02:27:00 | シロギス
平成24年5月27日(日)ついに「サンスポ横羽シロギス大会」当日です。



6時半の座席抽選に向け5時45分鴨下丸へ到着。(興奮のせいか、夜勤明けなのに目は蘭々と輝いて?おります・・・。)


スクラッチで引き当てた座席は「左舷胴の間・18番」です。オハコの左胴の間です。デキスギデス。



鴨下丸からは1号船~4号船まで、参戦。堀割川は朝も早よからお祭り騒ぎ~。
(本日は望月船長操船の3号船にてエントリーです。)











26人乗ってます。









本日の課題はこれ。↓↓↓




大会協賛のマルキュー株式会社製 LIVE BITE「特鮮 海づりイソメ」。
各人に4色セットで配布され、競技開始から1時間はこの人工エサの使用が義務付けられています・・・。


どう使用するのか、果たして釣れるのか・・・!?






河岸払い後、湾内で待機。8時半の競技開始で各船はそれぞれ目指すポインへ走ります。



半分に切ったライブバイトを針へのチョン掛け。しっぽはハサミで切り込みを入れ、ヒラヒラでアピール向上?を狙います・・・。



そして競技開始!!



最初のポイントではしばし沈黙が続きますが、その後、周りではポツーリ・・・ポツーリといった具合でキスが上がります。しかし、席番18付近は音無の構え・・・。


この1時間の最多尾数者には「LIVE BITE賞」が送られるそうですが、とうとうこの間「ボウズ!」待てど誘えどダメでした・・・。




9:30、気を取り直して青イソエサタイム開始です。



(メ・ん・)?エサタイムはアタリバリバリかと思いきや、なかなかアタリが出ません、出せません・・・。(やっとキタ━━━(゚∀゚)━━━!!と、思ったらカタクチイワシ。)


潮は無い状態でひったくっていくようなアタリはまずありません・・・。



やっと検量最低ラインの5尾が揃ったのも11時代半ば。
(型は特大もない代わりにピンもなく20センチ前後が揃っているが・・・。)


但し、同じ左舷胴の間でも高校生エキスパート2名はバリバリ釣っているのでこれは明確に腕の差です。







結局、14時のタイムアップまでに辛くもツ抜けの11尾。

名々に配られた検量用の袋に5尾を選んで入れるのだが、どれもどんぐりの背比べで・・・。









本牧港で行われた表彰式はお祭りムードでした。


心地よい疲労感(徒労感?)。結局、3号船からの最高位は総合4位入賞の女性でした。



ライバル宣言したイト●君には数では12対11の近差で敗れ、重量では340対350の10グラム差で勝利。望月船長からは「君たちのは低レベルの争いだな~。」とお褒めの言葉?。ひとまずは目標の「他人に迷惑をかけない」は達成したと思うので、まあ めでたし、めでたし、ということで。






帰宅後、キスをさばいたら胃袋の中からライブバイトが出てきてビックリ。ちゃんと食ってるんだ!ライブバイトでボウズはやはりウデか・・・。






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サンスポ大会試し釣り

2012-05-25 01:01:00 | シロギス

カラスミ作り第三弾の前に・・・




5月24日(木)、サンスポ横羽シロギス大会に向け、濱生丸・望月船長よりリサーチ船を出すとのことで、急遽参加させていただきました。(一応、キスビギナー代表、ということで・・・)






そもそも、ここ最近(胴突き仕掛け流行以降。)シロギス船でまともに釣ったことがなかったので、先ずは道具の調達から・・・。








竿は去年エサハゼ釣り用に買ったダイワのキスvを使用。

リールは以前から持っていたスピニングには2号のPEが巻いてある・・・現在の主流からは随分太い。

ということで、とりあえずお買い得品が売ってたので買っちゃいました。(オクマ。)※PE0.8号100m巻いたらそちらの方がよっぽど高かった。





仕掛けも久しぶりにこのサイズのを巻いてったらいや~目が疲れました。





で、本日は望月船長のポイントの引き出しの中から数々の場所を試し釣り!!









「小せ~な~」を連発されてしまいました・・・。




見かねた船長やエキスパートの皆さんから「当日は教えね~ぞ、自分で考えんだぞ。」と断り付きでイロイロと教えていただきました。



本大会は5尾の総重量で争われる大会なので、徹底した型狙いなのです。
えっ、そうなの??、という自分の中の常識とは違ったことを色々と教えてもらい、今日混ぜていただいてよかったな~とつくづく思いました。(皆様アリガトウゴザイマス。)















シロギスがこんなに難しいとは!

コチより全く思うようになりません・・・。

まあ、当日の目標は「他人に迷惑をかけない」にしておきます・・・。




(N名人からは「俺の1/4よりは釣ったじゃねーか。」とお褒めの言葉!?)



家族の天ぷら丁度1回分程でした・・・。









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カラスミ(マゴスミ)作りに挑戦2 育成編

2012-05-19 04:10:00 | 料理


カラスミ作りその②です。

前回、塩蔵→焼酎漬け込み→揉みほぐし、の工程を経てトレーへ乗せられたマゴスミ君達。


今回はコレにおもしを載せて加圧します。








トレーをもう一枚重ね、その上に重しを載せます。(この加圧の具合により出来上がりの状態も変わってくる、との意見あり。今回はご覧のとおり約1キログラム、としっかりめに加圧。)

この状態で冷蔵庫に1日間。






翌日。

状況確認し、特に異常なし。↓





こんな感じに色・形共に少しはカラスミらしい雰囲気も漂ってきました・・・。

これを裏返しし、もう一日同様に加圧冷蔵します。









その翌日。


うまい具合に花曇り。風もそよそよと吹き、絶好の干し日和。








冷蔵庫から取り出し、ハエよけ・猫よけ対策をし、風干しにします。(竹ざるの上にステンメッシュのザルがあればかぶせておきます。)



おっと、子供が興味津々・ 狙っている!


子  「お父さん、めんたいこ作ってるの?」

ウチ●「さわるな~!めんたいこじゃないよ。カ・ ラ・ ス・ ミ。」


フ~っ・・・何するか気が気じゃありません・・・。









で、一日干し上げた状態がコレ。



結構いい感じになってきました?




後は様子を見ながら冷蔵庫干しと風干を繰り返し行なっていきます。





引っ張りすぎ、と言われてもなかなか出来ないので仕方ありませんです。・・・・。その3へ続く。





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カラスミ(マゴスミ)作りに挑戦

2012-05-13 01:31:00 | 料理


酒徒ならば垂涎のアテ・・・「からすみ」。


マゴチ釣りで充実した真子が手に入ったときは「これでカラスミ作れないかな~?」、と考えることしきり。(毎回煮付けも飽きるし・・・。)


昨年までは何度か「からすみもどき」も作ってみたんですが、中々今ひとつカラスミっぽくならない。

そこで、先日の釣行の獲物をさばいた際に、中々の真子が手に入ったので一先ず今回はカラスミ作成法をよく研究してカラスミ(マゴスミ)作りにチャレンジしてみようと思いました。



カラスミ自体は居酒屋等ではたま~に口に入ることもあるんですが、何せ高級品。量もあまり多くないし、もちろんスライスされた状態で出てくる。(丸のままの実物は自宅では一度だけ到来物で・・・。)


味の記憶さえ不確かながら、そこは憧れとチャレンジ精神で補ってみよう!







先ずはインターネットで調べてみて分かったのは・・・


①料亭、居酒屋等でも通の集う(と思われる)店は結構自作しているようだ。

②作り方は各人原則的に共通する手順は多いが、特に各工程にかける時間はかなりの開きがある。

③やはり「ボラ子」が様々な理由からベストだが、なにより素材からして「高価」である。

④上記③を踏まえた上で、ボラ子以外のカラスミもあり。(そもそも、カラスミの起源はボラ子以外との諸説ある様子。実際に現在もその他の魚の真子製のカラスミも作られている様子。)



ざっとこんなところ・・・。

↓↓↓基本項目は以下の記事に簡記。
http://wind.ap.teacup.com/sho-tairyou/73.html


この間ひとまず今回のマゴチの真子(ふた腹で約200g)は濃いめの海水程度の塩水に漬け込んでチルド保存してました・・・(二日間)。




昨年つくった「もどき」の一番ダメだった点は「塩辛い」、この一点につきました。なにせマゴチの真子は大きくてもたらこサイズ(もちろんスケトウの。)。塩をする工程では十分気をつけないと去年の二の舞になりかねない・・・。




塩水から引き上げたところで「血抜き」をしました。

薄皮に包まれた真子の中には多数の血管が走っています。この中にある血をしっかり抜いておかないと後々臭いや色等で問題が起きやすいようです。



最初に私が参考にした本には「爪楊枝で血管に穴を開けて十円玉でしごき出す。」とあったんです。・・・が、これにはどんな根拠があるのかは不明でした。最初は針の金気を嫌うのか?とか、十円玉の銅イオンが云々・・・等根拠があるのかな?と思って先ずは爪楊枝で表皮に穴を開けようとしたところ・・・なかなか開きません。針でスッと開けないと真子を崩してしまいかねませんのできっと針で開けたほうがよいと思います。

穴さえ開けてしまえば後は丁寧に血管に沿って先の丸いヘラ状のもので血をしごき出すのみ。(名店の製法も特に10円玉使っている様子なし・・。)


水で汚れを洗い流し、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。


そして塩蔵します。↓↓↓







右のが63cmの魚体からのもの。左のが50cmからの。やはり食べ頃サイズの魚体の方が真子のコンディションも良いです。



この写真とった後はもちろん上から塩をフリフリ。塩蔵の期間は人により1日~1週間とかなりの開きがある様子。今回は塩水に2日間漬けといたこともあり、短めの1日塩蔵でいってみます。





翌日。

塩をよく洗い流して酒に漬け込みます。日本酒に漬けたり、焼酎に漬けたり、水で薄めてあったり、とこれも人により様々。

今回は焼酎でいってみます。但し、乙類はストックしてなかったので、甲類(宝焼酎)でガマン。







ただいま漬け込み中。(ご覧のとおり、大きいほうの真子は少しフニヤッとしていたせいもあり、血抜きが今ひとつうまくいきませんでした・・・)





そして2日間漬け込んで塩気を抜きます。
引き上げ前にしっかり揉んでよくほぐします。





引き上げてよく拭き上げたところ。色が少し濃い目になっています。触った感じもかなり弾力が出てきました。





両方とも拭き上げてステンレストレーに並べたところです。





下の大きい方は指で押したあとがくっきり残っていますね。触った感じはかなり中身が濃厚になってきたな~という雰囲気です。


色、形はカラスミに一歩近づいたかな・・・という気もします。




そしてこのあといよいよ「加圧」しながらの冷蔵なのですが・・・、





すみませんが「挑戦②」につづく。と、言うことで宜しくお願いします。






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車海老の味噌漬けより上物?サイマキ塩麹漬け

2012-05-07 01:15:00 | 料理


先日のコチ釣りで持ち帰ったモノのうちで、最も好評だったのがサイマキでした(ちょっと複雑・・・。)


初挑戦の二本竿でサイマキ餌を大量に消費。何せアワセ損ねが何度もあり、コチにアマガミされたサイマキは例え生きていても即交換!なのですから・・・。

この日使ったサイマキはちょうど30尾。

サカナは8尾だったので、イカに進呈した2尾を除いた20尾をお持ち帰りしました。
(サイマキを持ち帰るためにはよーく冷やしておかないと傷んでしまうので、船上にクーラーボックスを持ち込んでます。ちなみにハゼ餌の時期は持ち込みません・・・。)




持ち帰ったサイマキは小さくともさすがは車海老。まだまだ活きているのもいます。
天ぷらにするにはチョット小振りなので本日は「サイマキの塩麹漬け」にしてみました。


●ボウルに放ったサイマキを流水で洗い汚れを落とします。

●キッチンペーパーで水気をよく拭き取りタッパーに塩麹をよく塗りまぶしたサイマキを並べて漬け込みます。

●あとは好みの漬け具合で取り出し、焦がさないように気をつけながら焼く。



と、言う手順で作ったのがコレ。↓↓↓







ある程度しっかりとした味付けにしたかったのですが様子見していたところ、2日間経過時点で一部サイマキの頭が黒っぽくなり始めたので急いで引き上げ。軽く塩麹を拭き落とします。

フライパンにクッキングシートを引いて弱火で焦がさないように注意しながら焼きます。

しばらくすると、エビ味噌とエビガラの焼けるこうばしい音と香りが漂ってきます・・・。更に塩麹のふくよかな香りがコラボレートされてえも言われぬ良い匂い・・・( ^ω^)・・・。


頭からバリバリっといける最高の一品になりました!







今回は脇役になってしまいましたが、大漁だったマゴチは自宅に持ち帰った分はすぐに解体。薄造りになった分以外は冷凍保存。


冷凍する際は刺身用の下身と唐揚げ用の上身に分けておきます。上身には腹骨がアクロバティックに入っていますが、大人用はそのまんまいっちゃいます。

で、上身には塩コショウと小麦粉を叩いておきジップロック&フリーズ。





お好きなときに手軽にカラッと極上常備菜(ツマミ?)になります。




調子に乗って揚げすぎちゃったんですが・・・。


一晩冷蔵庫で過ごしたコイツは身が締まってまんま鶏唐のようになっていました。(コレはコレでなかなかいける・・・。)






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