あ~
明日から連休なのに風邪ひいちゃったよ(´;ω;`)
喉が真っ赤っかです(涙)
頑張って予防してたのに・・・
休みに合わせて風邪をひくのも社畜の得意技ですね!
(釣りはNGかと思いますが、晩酌読書はいたしますよ。)
では、消えちゃう前に12月分の読書メーターを記録しておきます。
2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1286ページ
ナイス数:25ナイス

過酷な画像に目を背けてきた石井光太氏の著作を初読み。イスラームのあちこちの国へ行き、現地の「性」に絡んだ事柄にかなりのところまで足を踏み入れてきた記録。義憤にかられ彼女(彼)等の境遇を何とかしてあげたいと思えど、所詮は行きずりの身。本当に複雑な思いばかりが残る。しかし、作中の「問わず語り」については手法としては宮本常一の「土佐源氏」じゃありませんか!?どこまでが事実なのかは判然としませんが、良い話でした。
読了日:12月20日 著者:石井光太

思えば椎名誠氏が「スーパーエッセイスト」として鮮烈なデビューをしたころ私は確か中学生だったかな?大人になって大怪我をして長期入院、枕頭にはシーナ本。底抜けに能天気な人々に元気づけられ退院。シーナ本乱読、その後読書の楽しみを知り、徐々に椎名さんとは疎遠になっていきました。大変久しぶりに読んだ本書文中からはは未だ衰えぬパワー(少しは衰えたか!?)を感じることができましたが、写真からは寄る年波も見え隠れ・・・。ゴカイの仲間(エラコ)を食う話では、イヤイヤ感が手に取るように分かり笑えました。
読了日:12月15日 著者:椎名誠

縄田一男氏のアンソロジーにあった「ともだち」が佳作だったので、調べたらばこちらの連作のうちの一本でした。深川澪通りの木戸番小屋につつましく暮らしつつも、どこか上品さの漂う笑兵衛、お捨ての夫婦。二人が市井の人々の小さな事件や悩みに寄り添い、助言をし、希望を見出してゆく。爽やかな読後感。巻末では二人が木戸番小屋にたどり着いた経緯も明らかにされ、さあ、準備はできました。これからシリーズの始まりですよ!
読了日:12月10日 著者:北原亞以子

「家族」という関係を改めて見つめ直さねばならぬ重みのある作品。意識せずも互いに呪縛と依存をしあい、心の中の大きな位置を占めるのが「家族」。(ここに介入できず退場していった男親についてはほとんど触れられない。)障害を持った兄との素晴らしい日々、幼子をなくした余りにも大きな喪失感、複雑な感情を抱えた母娘の関係、別れの予感。読み進めていくに従い、私自身の身の回りと対比をすると心は千々に乱れます。家族に対する考え方が母親はここまで違うものなのか、とショックを受けました。合掌。
読了日:12月5日 著者:津島佑子
繁忙期であまり読めなかった。
振り返ってみるとナゼか新潮文庫。風呂には文庫本が便利ですが、不思議と新潮文庫に偏りました。
読書メーター

にほんブログ村