山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

イシモチソウ(石持草)

2009-06-15 22:27:37 | 双子葉離弁花

昨日の記事と同じ、金勝アルプスの落ち谷渓流沿いで見つけました。

これもモウセンゴケ属の食虫植物で、イシモチソウと言います。

補虫装置の茎葉は三日月形で、表面と縁に線毛が密生し、粘液を出して虫を捉えます。

漢字で書くと「石持ち草」ですが、粘液の粘性が強く、小石でもくっついて持ち上がるところから

この名前があります。

ところで、このイシモチソウ白い花が咲いていますが、花粉は昆虫によって媒介される虫媒花、

花粉を運ばせておいて、後はその虫まで食べてしまうとは・・・

これは本当に「虫のいい話」ですね。


イシモチソウ<モウセンゴケ科 モウセンゴケ属>




やはり食虫植物・・・犠牲者がいますね~ぇ




コメント (4)
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