山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

クララ(眩草)

2010-06-01 21:52:47 | 双子葉離弁花

確かアニメ「アルプスの少女ハイジ」にこんな名前のお嬢さんが登場していたように記憶しています。

しかしこの植物の名前とそのお嬢さんとは全く関係ありません。(当然のことですが)

クララという名前には、外来種のような響きがありますが、これはれっきとした在来種、

和名は眩草(くららぐさ)を略したもので、根をかむと目が眩むほど苦いことによります。

根は民間薬として使われ、生薬名を苦参(くじん)と呼び、解熱、解毒、抗菌作用があるので、

消炎剤として用いられますが、かなり苦くて飲みづらいそうです。

このクララは、初夏になると川堤の草むらなどで突如、他の草より抜きんでて姿を現すマメ科の多年草で、

成長すると草丈は1.5㍍~2㍍にも達する大型です。


クララ <マメ科 クララ属>






コメント (1)
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