確かアニメ「アルプスの少女ハイジ」にこんな名前のお嬢さんが登場していたように記憶しています。
しかしこの植物の名前とそのお嬢さんとは全く関係ありません。(当然のことですが)
クララという名前には、外来種のような響きがありますが、これはれっきとした在来種、
和名は眩草(くららぐさ)を略したもので、根をかむと目が眩むほど苦いことによります。
根は民間薬として使われ、生薬名を苦参(くじん)と呼び、解熱、解毒、抗菌作用があるので、
消炎剤として用いられますが、かなり苦くて飲みづらいそうです。
このクララは、初夏になると川堤の草むらなどで突如、他の草より抜きんでて姿を現すマメ科の多年草で、
成長すると草丈は1.5㍍~2㍍にも達する大型です。
クララ <マメ科 クララ属>