ハゼランは以前から農道近くでよく見かける植物でしたが、中々同定には至りませんでした。
おそらく帰化植物にちがいないだろうと思っていましたが、昨年スベリヒユについて調べていたところ
偶然に同じ科の項目に掲載されているのを見つけました。
スベリヒユ科と言うと、少し馴染みが薄いと思いますが、園芸植物のマツバボタンなどもこの仲間です。
話を戻しますが、このハゼラン、やはり帰化植物で、原産地は熱帯アメリカ、いつの頃か分かりませんが、
栽培用に導入されたものが野生化したそうです。
この葉は少し多肉質で、食用としてはサラダなどに使えますが、導入時の目的が食用なのか、観賞用
なのかは、はっきりしません。
花は強い日差しを避け、午後3時前後に開くことからサンジバナ(三時花)の別名があり、
生えている場所も木の陰などで、ある程度直射日光が制限されたような場所が多いようです。
ハゼラン <スベリヒユ科 ハゼラン属>