四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

染井吉野咲く

2022年03月26日 20時13分07秒 | 日々の歩み
 ロシアによるウクライナ侵略から既に一か月が経過しましたが、未だ激しい戦闘が
続いています。ロシア国防省は25日、ウクライナにおける「軍事作戦」の第一段階は
ほぼ完了したとし、ウクライナ東部ドンバス地域の完全「解放」に焦点を当てると
表明しました。

     「散り時を前にした 河津桜」

ロシア国防省の発表は、ロシアがウクライナの激しい抵抗に直面する中、より限定された
目標に切り替えている可能性を示唆してといると伝えられています。
また、ウクライナの戦闘でこれまでにロシア軍の死者は1351人、負傷者は3825人に
なったと発表し、その上で、プーチン大統領が設定した目標を達成するまで、「作戦」は
続けられると報道しています。

     「ボケの花」

 このような状況の中で、ウクライナのゼレンスキー大統領が23日、日本の国会で
オンライン形式での演説を行いました。その中で、
 「私たちはどんな侵略行為に対しても予防的に機能し、役に立つ、新たなツールや
  新たな保障体制が必要です。その発展のため、日本のリーダシップが不可欠です。
  ウクライナのため、世界のため、私からのお願いです。世界が再び、平和で安定した
  明日が訪れ、次世代の将来に自信を持てるようにしてください。
  日本の皆さん!私たちが力を合わせれば、想像以上に多くのことを成し遂げられます」
と訴えました。

     「ミモザ」

 ウクライナの情勢は、一刻の猶予もありません。前のブログにも記しましたが、今こそ、
国連が原点に還り戦禍を止める具体的な行動を起こすべき時と考えます。
安保理等々の存在もありますが、その機能不全を取り除くべく、世界の英知を結集する
時であり、それに向けてのリーダーシップを日本は果たすべきと考えます。
 連日の、ロシアによるウクライナ侵略で、命を落とす子供たちを含む、多くの無辜の民の
悲惨な状況に胸が痛みます。一日も早い停戦を願わずにはいられません。



 なお、今年のソメイヨシノの開花は、西日本では平年並かやや早く、東日本と北日本では
平年より早くなる地点が多くなるとのこと。福岡で全国に先駆け3月16日に開花しましたが、
ここ横須賀でも東京都と同様にソメイヨシノは3月21日に開花しました。
 そんな中、令和4年1月から実施されていたまん延防止等重点措置は、同年3月21日をもって
全ての都道府県で終了しました。私たちは引き続きコロナ感染症の基本的対策は継続したいと
思っています。

     「咲き初める 染井吉野」

 梅や河津桜の開花に続き、待ちに待たれた染井吉野も平年より早く咲き初めていますが、
ウクライナの現況を想うと春爛漫を手放しで喜んでいられません。

こんな思いを前回に続き「社会詠」も交えて詠んでみました。抒情詩には程遠いものですが、
今のやむにやまれぬ思いを込めました。
 ☆花びらを散らし散らして密やかに 梅は春呼び幕を閉じゆく
 ☆花に酔い華に疲れしときあれば コロナの鬱もひと時忘れ
 ☆春と言う姿をまとい花開く 待ちに待たれる 染井吉野咲く

 ☆暴虐のロシアに対峙しウクライナ 自由の旗を高く掲げて
 ☆暴虐と殺戮日々に繰り返す ロシアのフェーク民も見抜きて
 ☆核さえも もてあそびたる プーチンの行きつく先に地球破壊も
 ☆命をも賭して叫びしジャーナリスト その訴えを心に刻む
 ☆暴君の蛮行いかに止めるかに 今こそ示さん世界の英知
 ☆英知もて なお止められぬ暴君の 暴虐の果て地球滅びぬ
 ☆手を腰に戦車を止めておみな立ち 戦争Noに 母の想いも




 この弥生の季節、散策した遊歩道、公園、三浦海岸周辺に咲いた花、また、
まん延防止等重点措置の終了時、次男家族と千葉の道の駅、アウトレット等を
巡った際の景観等々を、デジイチ・スケッチしました。
それらの花と、景観の写真を中心に掲載させて頂きました。

     「千葉道の駅 とみうら」

コメント (17)
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