昨日、2021年1月21日という日は、おそらく「歴史的な日」として語り繋がれることになりますが、
皆さんもいろいろな思いで、この日の出来事を見守ったことと思います。
そう、「再生と決意の日」と、就任演説で語ったバイデン米大統領の就任の日でした。
民主党のジョー・バイデン氏は第46代大統領に就任し、その就任演説で、「これはアメリカの日です。これは民主主義の日、歴史と希望の日です。再生と決意の日です」と述べ、今から国民が団結して「自分たちがなれると分かっている国、そうならなくてはならない国」を目指そうと呼びかけました。

また、就任式ではロサンゼルス出身の作家アマンダ・ゴーマンさん(23)が、この日のために書いた「私たちが登る丘」という詩を披露しました。今月6日の議会襲撃でアメリカの民主主義が奪われそうになったと言及しつつ、新大統領が重視する国民の融和と団結を強調しました。
ゴーマン氏は19歳の時にアメリカ初の青年桂冠詩人に選ばれたとのことですが、「光は常にある。それを見つめるだけの勇気さえあれば。光になるという勇気さえあれば」に人を動かす言霊を感じました。
私は、「見つめるだけの勇気」を「閉ざすものを切り裂く勇気」と読み替えてみました。

なお、カマラ・ハリス氏は、アメリカ初の女性でアフリカ系・アジア系の副大統領になりました。バイデン新大統領はホワイトハウスに入ると早速、執務室に入り、パリ協定復帰や連邦施設でのマスク義務化など、トランプ政権の様々な政策を覆す17の大統領令に署名しました。
私達は、品位を失った政治や、「真実」に背を向けた政治からの回復を期待したいと思います。

また、もう一つの「歴史的な日」に触れたいと思います。
核兵器の開発、保有、使用を禁じる核兵器禁止条約が、22日発効しました。
核兵器禁止条約は、核兵器の使用は非人道的で国際法に反するとして開発、製造、保有、使用を禁じるもので、122の国と地域が賛成して2017年に国連で採択されました。

条約には核保有国や核抑止力に依存する日本などが参加しておらず、この「発効」が核軍縮の機運を高めることにつながるかが焦点です。
松井広島市長が語った、「被爆者をはじめ、広島の心を共有する多くの市民が待ち望んでいた条約が発効した。史上初めて、核兵器が全面的に禁止されるべき対象だと明確にする根本規範が出来上がった。広島市としても被爆の実相を多くの人に知ってもらう活動を続け、条約をより実効性の高いものにしていくため取り組みたい」との言葉に籠められた思いを、私達も自らの思いとして受け止めたいと思います。

一方、東京を含む1都3県に緊急事態宣言が出てから2週間が経過しましたが、この効果は依然見えてきません。東京では10日連続で新規感染者が1000人を超え、全国の死者は過去最多の108人となりました。さらに、沖縄県は、緊急事態宣言の対象地域に指定するよう政府に要請しました。

私も、リモートでこなせない業務ゆえ週二回ほど、通勤を余儀なくされていますが、電車も少し乗客は減ったものの、依然混雑し、街中の人出もそう大幅に減少・改善されているようには見えません。日常の生活では、極力外出は避け三密はもとより、できうる限りの感染症対策を行っていますが、周辺での感染者数は依然高いレベルで推移していると感じます。

こんな日々の中でも、散歩やジョギングの遊歩道の周辺には、熱海桜、菜の花、ヒマラヤ雪ノ下等、春の兆しをまとう花々が咲き、季節の移ろいは着実に進んでいると感じます。
また、散歩の帰り道、海を見つめて動かないアオサギの、哲学者めいた眼差しに惹かれシャッターを切りましたが、表情の描写の難しさを感じました。そんな日々の徒然に詠んだ短歌を掲載したいと思います。



☆陽だまりにほのかに香る菜の花は 黄の輝きに浅き春つげ
☆年越えて なお残りたる冬もみじ 新型コロナ荒びをよそに
☆心字池 映る裸婦像寒々し 枯れ葉舞い降りころもと為せり
☆葉を落とす並木のもとをマスクして うつむき急ぐリモート無き社へ
☆リモートも ままにならない仕事ゆえ 怖さをあれど通い続ける
☆帰省(くる)なよと さらり明るく言いたるも 寂しくさらに悲しみも増す

☆新しきウイルスなれど人の世の 隙間、弱点 狙い突き来る
☆越え来る山坂あまた あるものの 越すに越されぬ荒ぶウイルス
☆ウイルスも鬼滅の刃で切り刻み 滅ぼさるるを 切に願いて
☆宣言が虚しく響く交差点 見上げる事なき人々の群れ
☆対立を煽り壊れたかの国に 修復誓うバイデンは就く
☆常にある 光を閉ざす ものあまた 切り裂く勇気ゴーマン謳う
皆さんもいろいろな思いで、この日の出来事を見守ったことと思います。
そう、「再生と決意の日」と、就任演説で語ったバイデン米大統領の就任の日でした。
民主党のジョー・バイデン氏は第46代大統領に就任し、その就任演説で、「これはアメリカの日です。これは民主主義の日、歴史と希望の日です。再生と決意の日です」と述べ、今から国民が団結して「自分たちがなれると分かっている国、そうならなくてはならない国」を目指そうと呼びかけました。

また、就任式ではロサンゼルス出身の作家アマンダ・ゴーマンさん(23)が、この日のために書いた「私たちが登る丘」という詩を披露しました。今月6日の議会襲撃でアメリカの民主主義が奪われそうになったと言及しつつ、新大統領が重視する国民の融和と団結を強調しました。
ゴーマン氏は19歳の時にアメリカ初の青年桂冠詩人に選ばれたとのことですが、「光は常にある。それを見つめるだけの勇気さえあれば。光になるという勇気さえあれば」に人を動かす言霊を感じました。
私は、「見つめるだけの勇気」を「閉ざすものを切り裂く勇気」と読み替えてみました。

なお、カマラ・ハリス氏は、アメリカ初の女性でアフリカ系・アジア系の副大統領になりました。バイデン新大統領はホワイトハウスに入ると早速、執務室に入り、パリ協定復帰や連邦施設でのマスク義務化など、トランプ政権の様々な政策を覆す17の大統領令に署名しました。
私達は、品位を失った政治や、「真実」に背を向けた政治からの回復を期待したいと思います。

また、もう一つの「歴史的な日」に触れたいと思います。
核兵器の開発、保有、使用を禁じる核兵器禁止条約が、22日発効しました。
核兵器禁止条約は、核兵器の使用は非人道的で国際法に反するとして開発、製造、保有、使用を禁じるもので、122の国と地域が賛成して2017年に国連で採択されました。

条約には核保有国や核抑止力に依存する日本などが参加しておらず、この「発効」が核軍縮の機運を高めることにつながるかが焦点です。
松井広島市長が語った、「被爆者をはじめ、広島の心を共有する多くの市民が待ち望んでいた条約が発効した。史上初めて、核兵器が全面的に禁止されるべき対象だと明確にする根本規範が出来上がった。広島市としても被爆の実相を多くの人に知ってもらう活動を続け、条約をより実効性の高いものにしていくため取り組みたい」との言葉に籠められた思いを、私達も自らの思いとして受け止めたいと思います。

一方、東京を含む1都3県に緊急事態宣言が出てから2週間が経過しましたが、この効果は依然見えてきません。東京では10日連続で新規感染者が1000人を超え、全国の死者は過去最多の108人となりました。さらに、沖縄県は、緊急事態宣言の対象地域に指定するよう政府に要請しました。

私も、リモートでこなせない業務ゆえ週二回ほど、通勤を余儀なくされていますが、電車も少し乗客は減ったものの、依然混雑し、街中の人出もそう大幅に減少・改善されているようには見えません。日常の生活では、極力外出は避け三密はもとより、できうる限りの感染症対策を行っていますが、周辺での感染者数は依然高いレベルで推移していると感じます。

こんな日々の中でも、散歩やジョギングの遊歩道の周辺には、熱海桜、菜の花、ヒマラヤ雪ノ下等、春の兆しをまとう花々が咲き、季節の移ろいは着実に進んでいると感じます。
また、散歩の帰り道、海を見つめて動かないアオサギの、哲学者めいた眼差しに惹かれシャッターを切りましたが、表情の描写の難しさを感じました。そんな日々の徒然に詠んだ短歌を掲載したいと思います。



☆陽だまりにほのかに香る菜の花は 黄の輝きに浅き春つげ
☆年越えて なお残りたる冬もみじ 新型コロナ荒びをよそに
☆心字池 映る裸婦像寒々し 枯れ葉舞い降りころもと為せり
☆葉を落とす並木のもとをマスクして うつむき急ぐリモート無き社へ
☆リモートも ままにならない仕事ゆえ 怖さをあれど通い続ける
☆帰省(くる)なよと さらり明るく言いたるも 寂しくさらに悲しみも増す

☆新しきウイルスなれど人の世の 隙間、弱点 狙い突き来る
☆越え来る山坂あまた あるものの 越すに越されぬ荒ぶウイルス
☆ウイルスも鬼滅の刃で切り刻み 滅ぼさるるを 切に願いて
☆宣言が虚しく響く交差点 見上げる事なき人々の群れ
☆対立を煽り壊れたかの国に 修復誓うバイデンは就く
☆常にある 光を閉ざす ものあまた 切り裂く勇気ゴーマン謳う

見事に世相がわかる表現に
変えられましたね。
より一層深みと広がりを感じます。
偉そうに感想を書きまして
申し訳ございません(笑)
「新しきウィルスなれど、、、」
本当にほんとにこの通りだと思います。
「新しきウィルスなれど人の世の 隙間 弱点
傲慢を突き」はいかがでしょう。私は
人間が傲慢に生きてきたことへの
警告ではないだろうかと常々思っています。
すみません。
ご自身が詠われている意図や詠い方とは
違うかもしれませんのに
勝手に人様のお歌を添削する様なことをして
ほんとに申し訳ございませんm(_ _)m
いつも鋭い指摘と、温かな示唆を頂きありがとうございます。
「新しきウィルスなれど人の世の 隙間、弱点、傲慢を突き」
まさに、アッコさんが添削された表現のほうが、歌の深みが増し、
主張がより鮮明に表出されていると考えます。
言うまでもありませんが、地球上では私達人類はウイルスに比べ
遥かに新参者でもありますね。その人類が我が物顔にのさばり
先住者である生きとし生けるものたちを、破滅に追いやってきた
事実は否定出来ませんね。最もウイルスは人の進化に大きな役割を
果たしたともいわれておりますが…。
おっしゃる通り、現在のパンデミックは、その傲慢さに対する、
創造主からの警告とのご指摘は、まったくその通りとも思っています。
私自身、自らの日常の在り方を省みながら、新型コロナ感染症にも
対応して行きたいと思います。
アッコさんにはいつも学ばせて頂いています。
これからも宜しくお願い致します。
いつもながらの心打たれ、思いが広がる表現での
世相診断・・・感服です。
トランプの表現に比べ、品位と知性溢れる言葉と
表情で語りかけるバイデンに世界平和と人々が
豊かな心になるような政策の実行を期待したいで
すね。
今回アップされた花々のどれにもその色や姿から
夢や希望が溢れているような気がします。
突然ですが写真を見て思いました。
私達二人は「アオサギ」が大好きでよく見に行く
のです。
幸い近く(車で10~15分ぐらい)のところへ
行き、ダイサギ、チュウサギ、コサギなどの
シラサギ類とアオサギを時間を忘れるくらに・・・
ポエットMさんの「哲学者めいた眼差し・・」は
まさにそのとおりですね。
我が家では「孤高の人」に例え孤高の人を見に
行こう・・・が合図となっています。
じっとしている姿にも大きな翼を広げゆっくりと
飛ぶ姿にも憧れのような気持を抱くことがあります。
いつも心温まるコメントを頂きありがとうございます。
おっしゃるように、ジョー・バイデン氏の就任演説は「アメリカの再生」と、
「希望」を感じさせるものでしたね。諸々困難もあるでしょうが見守って
参りたいと思います。
fumiel-shimaさんご夫妻は、「アオサギ」が大好きでよく見に行かれるとのこと。
確かに、海を見つめながら微動だにせずにいるアオサギには「孤高の人」の、
妥協を寄せ付けない厳しさと、潔さも感じますね。
今度は翼を広げて、ゆったりと飛ぶ姿も撮影できればと思います。
これからも宜しくお願い致します。
それでも木々は前に進んで花を咲かせていますね
季節は春へ
我慢した分、良いことがありますよね
草花も
寒さに耐えて、花を咲かせています
私達も色々なことに我慢し耐えていますから、、
コメント頂きありがとうございます。
おっしゃるように、新型コロナウイルスの感染は若干は減ったようにも
見えますが、依然高止まりの様相と感じます。私達も自らできる
感染症対策を粛々とやっていくしかなさそうですね。
おっしゃるように草木は冬の寒さに耐えながらも、季節の移ろいを
感じ取り熱海桜や、河津さくら等が咲き初めていますね。
「我慢した分いいことがありますように」を祈りたいと思います。